ステルス爆撃機の真実 - 日記・雑記

ステルス爆撃機の真実

 27,2016 10:51
stealth.jpg

画像出典


あ、もしかして、間違ってミリタリー系ブログを開いてしまったと思いました?


釣りにおけるステルス爆撃機といえば、あれですよ、あれ。


大きくて、平べったくて、がある、あれ。


ウェーディング中のアングラーにとって最恐最悪の敵・・・アカエイ。

おそらくですが、自分は今年、博多湾か博多湾近郊で、もっとも多くアカエイとニアミスしたアングラーだと思います。

途中までニアミスをカウントしていましたが、あまりも多すぎて数えるのをやめました。


実は黙っていましたが、今年1回・・・踏みました。


踏みましたが、運良く刺されませんでした。

エイを踏んだのはこれで2回目で、悪運の強さからか、刺されたことはまだありません。


刺されたことはないとはいえ、エイ被害について少し調べてそれがどういうものかある程度の知識を蓄えていると、踏んだ瞬間に感じる「厚いゴムマットのようなものが震え暴れる感覚」(踏んだことがある人はおわかりでしょうw)は本当にゾッとします。


さてイキナリですが


・・・知っていますか?


エイ被害を防ぐと言われている予防策がそれほど信頼性の高いものではないという事実を。






DSCN3233.jpg



この記事を読んでいたら共感度MAX。


やっぱり、よくアカエイと遭遇している人は観察眼が違うな~といたく感心させられました。


詳しくはリンク先の記事を読んで頂くとして、自分が特に強調したいのはこの部分です。




以下引用

経験から言うと

すり足でも、動かないエイが居る事。

若くは、地面を足で叩いた振動でも

動かないエイが居ます。

エイを踏まずにウェーディングを

されるなら、エイ スティック

又は、棒で突っつきながらの歩行をお勧め致します。


引用終わり






すり足で動かないエイ・・・確かに居ます。

また、有名プロが「数歩歩く度に強く地面を踏むと振動でエイが逃げる」(定期的に地面を蹴って人間の存在をエイに知らせるという意味)という主旨のエイ対策を述べたことがありますが、これも不完全です。いや、不十分不確定すぎて推奨しません(むしろアクシデンタルにエイを強く攻撃してしまう可能性があって危険)。



誤解なきよう言っておきますが、アカエイは臆病です。

その雄大な図体にしてはありえないほど臆病だと思います。

ビビリ野郎です。

人間とエイが邂逅したならば、十中八九、なにもせずともエイが逃げていきます。

こっちに気がついていならば光を照射してやりましょう。脱兎の如く逃げていくはずです。

エイが着底した状態ではなく遊泳中の状態であって、透明度の高い水であるならば99%無害でしょう。






・・・が、中には人間に対する注意力が散漫・無頓着(捕食あるいは交配などの理由で)になっているエイも居ます・・・観察して得たエイの行動生態を一つ抽出し、それを普遍的な法則として理解するのはとても危険なことです






それから、混同してはいけないのが、着底しているエイと遊泳中のエイの違いです。

危険度でいえば




着底中>>>>>>>>>>>>>>>遊泳中





冗談抜きにこれくらいの差があります。

夜のエイは光の照射を嫌いますが、確実に逃げ出すとは限りません。

自分の知る限りでは逆にその場で砂を被って隠れようとする個体も少なからず存在します。


踏むのではなく、すり足の軽い接触ならば、その場で暴れて刺そうとはせずに逃げていく・・・と言われてますが、確実に逃げ出すとは限りません。

軽い接触であるが故に、光の照射と同じ理屈でその場で砂を被って隠れようとする、あるいはじっとして危機が去るのを待とうとする個体も存在するということです。
そういう個体に気が付かずにその場に留まって釣りをしたり、「ここにはエイが居ない」という思い込みをしてスリ足をやめたりすると・・・



DSCN1818.jpg



ビッグワンのチャンスがそこらじゅうに転がっているのが秋の本シーズン。

ウェーディングで狙えば完全陸っぱりより更にそのチャンスが増します。

チャンスも増えますし、それに加えて「水面に近い目線で攻略する」という楽しさもありますよね。


・・・・が、


中には、そこエイの巣じゃなかろうとかいうくらいエイ密度が高い場所へなんの対策もなくザブザブと進んでいく人がいます。

また、水際からほんの数歩でウェーディング不可となる水位・・・つまりはカケアガリになっている場所(つまりはそこが狙い目!)で、入水する理由がまったくないのにおそらくは「ウェーダーを着てるから」というだけで入水する人がいます。

なんか、こう、そこに山があるから、みたいな理由で(苦笑)


いや、実はそこは地雷原なんですけどね。


そこに地雷があるから、みたいな理由でカンボジアの地雷原を歩いてみたいという人はいないはず。

よって彼らはエイの危険性を正しく理解していないか、エイの存在を正しく認識していないか、またはその両方だということが察せられます。

多分、知ったらンな事できませんよ・・・





・ ・ ・

・ ・








ところで、上で述べたリンク先に何が一番共感したかというとですね・・・





エイステッキ(あるいはウェーディングステッキ)というアイテムの重要性です。




自分の知る限りでは、ウェーディングステッキこそがエイ対策におけるかなめです(ウェーディングステッキさえあれば100%安全という意味ではないです)。


ですが現状、ウェーディングステッキの使用率・普及率はびっくりするほど低いですね。

ウェーディング人口の1%くらいでしょうか・・・?




エイ被害を防ぐためには様々な要素があって、様々な段階があります。


エイに関する知識

エイ被害に対する感情

歩き方(すり足が100%ではないといっても有効であることには違いないです)

ライトの使用法(照射が100%ではないといっても有効であることには違いないです)

水質の見極め(水底が見えないくらいの濁りだと本当に注意してください)

エイガードのような物理的な防御策

etc.

知識が「エイがそこにいるかもしれない」という行動を取らせ

歩き方やライトの使用方法が大多数のエイとの物理接触を遠ざけ

エイガードが最後の壁となるでしょう


ですが、その中間、歩き方やライトの防御策をすり抜けた個体から身を守るためには、ウェーディングステッキは超有効です。


エイガードがパッシブ防御とするならばエイスタッフはアクティブ防御。

エイガードは踏んでしまった後に「頼む・・・貫通しないでくれ」と願うだけのものですが、エイスタッフはそれより前の段階で講じることができる対策です。

砂に潜った個体であれ、図々しく逃げ出さずに泳いでいる個体であれ、物理的に棒で突っつかれて逃げ出さないエイは自分が知る限りいません。


wadingstick.jpg


エイのみならず、海底の急激な地形の変化の探知にも使えますし、体重を預けることができるくらい丈夫なものだとしたら、段差のあるポイントからの安全な入水/離脱が可能になります。

自分は好みから「折り畳み収納が可能」「軽い」「強い」と三拍子揃ったカーボン製の高級エイスタッフを使用していますが、以前は廃ロッドのバット側をエイスタッフとして再利用していました。

そういう「タダの棒」の使用でも安全度が飛躍的に向上するのを知っていたので、ウェーディングステッキを欠かせないものとしていますが・・・・どうでしょう?




知識



歩き方








あなたはどこまで揃えていますか?





















あ、超重要なことですが、刺されなくてもエイを踏んだらパニックで転倒してしまうという可能性があります。

可能性があるどころか、実際、かなり高いだろうと思われます。

刺されて痛みを感じているならば尚のことでしょう。

ウェーディングする際は、ライフジャケットを着用しウェーダーの腰ベルトとライジャケの股ヒモ(もしくはそれに相当するもの)をしっかり締めましょう。


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Comment 8

2016.10.27
Thu
23:16

TEY #-

URL

エイ駆除

賛否両論はあると思いますが、エイは釣れる分に関しては駆除の方向で考えたらいいんではないでしょうか?  ますます増えているように感じるこの頃…  増えすぎは海の中の生態系がおかしくなっているということだと思いますし…ダメでしょうか?
確かになかなか食べもしない生き物の殺生というのは精神衛生上やりにくいところもありますが。近くの海ではエイがサーフや河口を荒らしてアサリがほとんどいなくなりました。ですから危険なだけではなく、生態系の管理ということで。

編集 | 返信 | 
2016.10.28
Fri
06:27

ぼらお #-

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Re: エイ駆除

> 賛否両論はあると思いますが、エイは釣れる分に関しては駆除の方向で考えたらいいんではないでしょうか?  ますます増えているように感じるこの頃…  増えすぎは海の中の生態系がおかしくなっているということだと思いますし…ダメでしょうか?
> 確かになかなか食べもしない生き物の殺生というのは精神衛生上やりにくいところもありますが。近くの海ではエイがサーフや河口を荒らしてアサリがほとんどいなくなりました。ですから危険なだけではなく、生態系の管理ということで。

アサリが主要産物となっている地域では自然保護が云々以前に、経済的損失を理由にエイを駆除していますね。
もちろん、エイを殺すだけではなく、捨て値で出荷しているみたいですが・・・

釣った魚は釣った人のモノであり、その処遇に関しては決める権利があるという前提からすると、残虐や危険な方法(陸に完全放置など)でない限りリリースしようが棘を除去しようが〆てしまおうが自由だと思います。

編集 | 返信 | 
2016.10.28
Fri
10:53

say #-

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適切な処理で美味しく食べられるみたいですアカエイ。
時間がたつとアンモニア臭が出るのが敬遠される原因ですが、
新鮮なうちは臭みは無いそうです。

編集 | 返信 | 
2016.10.28
Fri
15:59

ぼらお #-

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Re: タイトルなし

> 適切な処理で美味しく食べられるみたいですアカエイ。
> 時間がたつとアンモニア臭が出るのが敬遠される原因ですが、
> 新鮮なうちは臭みは無いそうです。

美味しいですよ、アカエイ。

ただし、やっぱり水質に影響されるので、シーバスの外道としてくるやつよりは漁師さんに駆逐されたブツのほうが質がよろしかろうと思われます。

瀬戸内のほうでは普通の食材ですし、九州は福岡の行橋以南の地域から大分にかけて常食されています。

お勧めは

①新鮮なアカエイのヒレを茹でて下ごしらえします。
茹でる際は煮崩れしないよう、ヒレはクッキングペーパーなどで包みましょう
軟骨が柔らかくなって食べられるようになるまで茹でます。

②十分に茹でたヒレをキッチンタオルなどで水分を拭き取り、バターとたっぷりの酢でソテーします
ソテーしている間、ヒレはどんどん水分を吸うので油加減と水(酢)加減が大事です
何も加えてやらないとパサパサに焼きあがってしまいます

③焼きあがったらバジルペーストやイタリア料理でいうサルサヴェルデをソースに、それにケッパーのピクルスとイタリアンパセリを付け合せにしてどうぞ!

これ、フレンチの王道メニューですぞ

編集 | 返信 | 
2016.10.29
Sat
17:57

 #-

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自分はステッキ代わりに500円ぐらいで売ってる魚突きヤスを使ってます。
安いし、地面に刺しておけるし、ステルスが掛かった時のランディングツールとしても優秀ですよ。先端は5本だと間に小石が挟まるので、3本がオススメです。

編集 | 返信 | 
2016.10.29
Sat
23:34

くろこげ #jjTL4YWY

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To ぼらおさん

新宮漁港や須崎埠頭西だとアカエイが好きな常連さんが引き取ってくれます。

引きが楽しいトビエイは引き取ってくれませぬ。臭いそうで。
南方で釣れる青い水玉柄のエイも、臭くて駄目。

編集 | 返信 | 
2016.11.04
Fri
17:44

ぼらお #-

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Re: タイトルなし

> 自分はステッキ代わりに500円ぐらいで売ってる魚突きヤスを使ってます。
> 安いし、地面に刺しておけるし、ステルスが掛かった時のランディングツールとしても優秀ですよ。先端は5本だと間に小石が挟まるので、3本がオススメです。

ナイスアイディア!

編集 | 返信 | 
2016.11.04
Fri
17:47

ぼらお #-

URL

Re: To ぼらおさん

> 新宮漁港や須崎埠頭西だとアカエイが好きな常連さんが引き取ってくれます。
>
> 引きが楽しいトビエイは引き取ってくれませぬ。臭いそうで。
> 南方で釣れる青い水玉柄のエイも、臭くて駄目。

へー!
トビエイは臭いんですか・・・勉強になります・・・


アカエイは結構好きです。

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