フックの向き - 初心者のためのフック講座

フックの向き

 04,2016 12:49
DSCN3714.jpg



フックなんてルアーに装着されていれば後はどうでもいいダロ・・・?



たしかに、そう言えなくもないですが、実はフックには正しく装着されるべき「向き」があるということ、知ってました?



なぜフックは正しい向きに装着せねばならぬのか

実釣上において


「フックの向きが正しいから爆釣した」

「フックの向きが正しくないから釣れなかった」


こういうあからさまな差は出ることは滅多にありませんが、ルアーというものは(特にそれがまっとうなルアーであればあるほど)殆どの場合、「想定された使い方」・・・つまりは適切な設定下で使ってこそ、そのポテンシャルが最大限に有効化されます。

フックの向きの如何によってルアーの水噛みが多少変わってアクションが変質したり、フック絡みが増えたり、吸い込みの良さが少し劣ってフッキング率に僅かながらでも悪影響があったりするならば、「正しい向き」にして少しでも釣れる確率を上げてやろうとするのが釣師心というもの。

フックを正しい向きに装着する理由の一つがこれです。

「釣れる確率を少しでも上げてやる」という考えを実行しているワケです。

フックの向き一つで少しでも上がるものなら、当然そうしますよね。


あとから矯正するよりは初心者の間にフックの向きに関して習慣化するほうが楽

ソルトルアーフィッシングを続けていれば必ず矯正することになります。

シーバスをやっているといつか「フックの本体絡み」や「フックのライン絡み」・・・つまりは「エビる」ことを減らすことの大切さに気がつくことになるでしょう。

フックの正しい向きは「エビ絡み」を減らす上で非常に大切な要素です。


また、青物用の大型サーフェイスプラグは、フックの要素を一つ変えるだけ(サイズ・重量・向き)でその操作性やアクションが変化します。

それを一度でも体験すると「正しいフックの運用方法」という概念が植え付けられることになって、結局はシーバスにもその体験を輸入すことになることが予見できます。


つまり、善は急げということです。




2フックの場合

正しい向きはこうなります。

※注※
ただし、世の中にはこのようなフックの向きに絶対にならないフックが存在します・・・特に格安系のフック。
アイの向きに対して軸がこのような向きに接合されていないものが存在します。
ここではST-46やがまかつのSPMHのような「代表的なフック」のことだと理解してください。


DSCN3707.jpg


フロント:1本が前方、2本が後方
リア:1本が後方、2本が前方


よく違いがわからない・・・?


そういう時は、このような定義付けをすることによってもっと簡単に考えることが可能になります。



このようにトレブルフックは3本の鋼線から構成されています


DSCN3718_20161204113807c8e.jpg


よく観察するとアイと一体となっている一番長い軸があって、他の短い2軸はそれに接合されていることがわかるでしょう。

仮にアイを構成する一番長い軸を「親軸」、従属的な短い軸を「子軸」とすると・・・


DSCN3718a.jpg


フロントは親軸が前向き

リアは親軸が後向き



DSCN3717a.jpg


シンプルですね。


DSCN3718.jpg



3フックの場合

フロントとリアの向きは2フックの場合とまったく同じ。
では真ん中のフックはというと・・・


DSCN3708.jpg


フロントと同じ向きです。


前向き・前向き・後向き


これが3フックルアーの正しい向きです。

大多数の3フックルアーは、そのフックアイの間隔がこのようになっており・・・


【フロントフック】-----長い-----【ミドルフック】---短い---【リアフック】



ここでミドルフックの向きを正しい向きとは逆、つまり親軸を後向きするとエビ絡みが多発することになります。



もう一度わかりやすく

2フックのルアーをゴムで巻くと必ずこうなります
逆向きで装着するとスプリットリングが捻れてドーナツの輪が見えることになります。



DSCN3713.jpg



3フックのルアーをゴムで巻くと・・・



DSCN3712.jpg



こうならないルアーはフックの装着向きが違っているということです。



真上からみてみましょう。



DSCN3715b.jpg



フック交換・装着の際は常に「向き」を意識してください。

意識しなければ1/2の確率で逆向きに装着されることになります。

それが癖になるまで、習慣化されるまで頑張りましょう。


ルアーをエビらせてしまうことによる1キャストの損失というのは、1キャスト分の肉体的な疲労を損したとか、1キャスト分の時間を損したという単純な問題ではありません。


その不気味な物体(エビったルアー)が水中を我が物顔で突き進んだということはアングラーが思っている以上に、魚に警戒心を与えてしまうものです。


ルアーが100個くらい溜まってからフックの向きに対する意識が芽生えて、100個のルアーを点検しはじめるより、今、手元にあるその1個のルアーから始めるほうがずぅーっと楽です。


正しいフックの向きは正しいキャストに繋がり、正しいキャストは正しいアクションと正しいフッキングに繋がっています。


もしいままで意識していなかったならば、ぜひ今日から始めましょう!


DSCN3711.jpg











関連記事


Comment 4

2016.12.04
Sun
13:43

PE #-

URL

初コメ失礼します。

ソルトを始めて4年経ちますが、フックの向きについて1年前にようやく気づきました(^^ゞ

気づいてからは、おっしゃる通りエビのトラブルが交換後も激減しましたし、フックの自由度からフッキングも少なからず上がったような気がします!!

これからも記事を楽しみにさせて頂きます(^^)

編集 | 返信 | 
2016.12.04
Sun
22:08

あ #-

URL

フック

以前どこかで読んだのですが、フロント、ミドルの前側が一本リアの前側が二本なのは根掛かりのしづらさが関係しているようです。
また、サーフヒラメは噛みつきバイト等に合わせてフックの向きを変えてみるとかもあったような

編集 | 返信 | 
2016.12.05
Mon
01:40

ツルヲ #wn1Thk0A

URL

10年くらい釣りしてるのに・・・

まったく意識してなかった(´;ω;`)

悔い改めます・・・

そしてヒラメが釣りたいです!

編集 | 返信 | 
2016.12.08
Thu
00:23

ぼらお信者 #-

URL

フック交換する時に何も考えず
元々フックと同じ向きになるよう
交換フック付けてました。
フックの向きにも意味があったのですね。

編集 | 返信 | 

Latest Posts