アダージョ125ヘビー - シーバスルアー:シンペン

アダージョ125ヘビー

 22,2017 11:03
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アダージョ125ヘビー

メーカー:DUEL
カテゴリー:ヘビーシンペン 青物兼ヒラスズキ用ジグミノー

評価

今を遡ること10年以上も前・・・スライドベイトヘビーワンというルアーが「ヘビーシンペン」というジャンルを確立しました。
いや、正確にはショア・オフショア用のナブラ撃ち用ジグミノーとして産まれたのです。
・・・が、やがて先達のアングラーが「これ、大河川とか浜とか磯で使えるよね?」ってことに気がついたことで・・・ヘビーシンペンは当初想定されたフィールドから抜け出し、徐々にその活躍の場を広げていき、今に至ります。

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未だにアダージョ105ヘビーやブルスコV90を青物用プラグコーナーに陳列している釣具屋が存在しますが、そういう由来があったわけですね。

今現在、アダージョ105ヘビーのようなヘビーシンペンを青物用ナブラ撃ちルアーとして扱っている人はオフショアマンくらいで、一般のショアアングラーはサーフ用ルアーか磯ヒラ用ルアーとして認識していると思います。

では、このアダージョ125ヘビーはというと・・・






適性

サーフ    ★★★
内湾干潟   ★
河川/河口  ★★
磯       ★★★★★
港湾     ★

純然たる磯ルアーですが、サーフに中~大型青物が回ってくるような地域ではアリだと思います。
大河川遠投で使えないの?
と思われるかもしれませんが、お答えします・・・ロッドの制約上、現実的には使えないと思います。


キャスティング

飛距離 ★★★★★
飛行姿勢 ★★★
キャスタビリティー ★★★

もちろん固定重心。
このルアーはメインラインが細めでPE2号・・・普通なら3号くらいのタックルバランスでの使用を想定されていると思います。
つまりロッドもそれくらいのパワー・・・ショアジギング/キャスティングロッドのMHクラスか、Hパワークラスのヒラスズキロッドが推奨されます(ちなみにミュートスアキュラ100Hでもベリーを綺麗に曲げて快適に投げることができます)。

MHクラスのサーフロッドとかヒラスズキロッドでも投げられないことはないですが、ロッドになるべく負荷を掛けないよう、恐る恐るの山なり軌道でのキャストとなるはずなので、それらのロッドでアダージョ125ヘビーのキャスタビリティーを語るのはナンセンスではないかと思います。

あ、肝心の重量を書くのを忘れてました・・・装着するリングとフックによって重量が大きく変わるルアーですが、50gプラスマイナス2g程度だと思ってください。

また、シルエットが大きく、重心がボディ前後に長く広がっているので、アダージョ105ヘビーと違って飛行姿勢のコントロールにユーザー側の技量が求められます。

ロッドやキャスティングとの相性があるので「飛ばすにはこうしろ」的な話は割愛・・・・正しいタックルと正しい投げ方が合わさった時は、逆風下のタフコンディションでも中々の飛距離を叩き出せます・・・・とだけいっておきましょう(笑)


DSCN4211.jpg


レンジ

どうアクションさせるか、アングラーの意図で変わってきます。
青物だと表層早巻き~スキッピングの超高速。
ヒラスズキだとサラシの中をスローに巻いてやや下の層。
イメージ的にはこういう感じですが、完璧な2wayアクションおよび2wayレンジが成立しています。


アクション・使い方

アクション ★★★★★

アダージョ125ヘビーはもともとオフショアキャスティング用のルアー・・・マグロも視野にいれて作られたんだとか。
ですが、ショアでもバリバリに使えます。

青物を意識した高速巻きでも、ウォブリングがワイルドになりすぎてアクションが破綻してしまうようなことにならず、タイトでキレのある動きのまま。
基本、タダ巻きでいいのでダイペンやジグの操作に疲れた時の救世主ですが、ヒラロッドのHやジギング/キャスティングのMHといった青物狙い・・・・ライト気味な青物タックルでも問題なく扱えることと、射程がそこそこありしかもタダ巻きのアクションが普通にいいので、これを主軸に据えるのもアリでしょう。
スキッピングさせてもいいし、ロッドアクションを入れてもいい。

そんな青物狙いのルアーだったら、ヒラスズキ狙いでスローに巻いたら全然動かないんじゃないかといえば・・・・普通にヘビーシンペンの脱力アクションします。
サラシを通せば普通に食ってきます(おヒラ様の気分的な問題でそのサイズ感に問題がなければ・・・)。


フックチューン

この手の「青物・ヒラスズキ両用ジグミノー(ヘビーシンペン)」を3種持ってますが、ハッキリ言って、一番好きです・・・アダージョ125ヘビー。

何故かといえば前述のように速く巻いても遅く巻いても釣れるアクションが出るということと・・・


DSCN4213.jpg


フックチューンの許容範囲の広さ。

ベゼルはST66#1で細軸化は可能だけれども大型化は多分厳しい
フラペンブルーランナーはST66#2でボディサイズ的の都合から大型化は不可・・・ST56#2にする細軸化は青物に不安
アダージョは・・・自由

いや、言葉遊びじゃなくて、本当に自由。
なんでもOK・・・ヒラスズキ狙いならST56#1あたりで。

ただし、デフォルトで付いているダサイ大型スプリットリングはサビるのが早すぎる(それだけならまだしも、フックにもその錆が移る)ので購入後に即捨てましょう。

「100LB強化パワースプリットリング」・・・?

ものはいいようで「低品質大型スプリットリング」と呼ぶのが正しいんじゃないですか・・・


さておき、この三者を比較してみると

               飛距離  スローリトリーブ ファストリトリーブ フックチューン
アダージョ125ヘビー    ◯      ◯          ◯        ◯
コンタクト ベゼル48     △      ◯          ☓        ○
フラペンブルーランナー   ◯      ◯          △        ☓

死角がないのではアダージョだけ。

他のルアーはこれから先、余程の成功体験(これだから釣れた価値ある一匹・・・みたいなw)がない限り、ルアー喪失しても再補充に至らないでしょう。


ルアーの入手

値段  ★★★★★
安定供給 ★★★

青物用ルアーとしては破格の安さ!!
お買い求めは青物コーナーにて!
フックは別売り・スプリットリングも事実上別売り


総評

最終評価 ★★★★☆

よく考えると、アダージョ125ヘビーは青物専門の人にはあまり訴求力がないルアーかもしれませんね。
ジグでもトップ系でもない、タダ巻き系の青物ルアーって、「釣ってやった感」・・・つまりは「海から誘い出した感」が乏しいのではないかと思うんですよ。
でも、磯ヒラ族の「不意の青に備えるため」とか、ヒラ青二兎追い族の「どっちでも釣れればいい」みたいな、ちょっと節操のない、不純な気持ちで海に通うアングラーにとってはすっごく優しいルアーですね(笑)

尚、親戚のアダージョ125(ノーマル)は28gという普通の重量(シーバスプラグとしたらかなり重いほうか)で、大河川遠投なんかのシチュエーションなんかに向いています。

ヘビーとノーマルではカラーラインナップが違う上に、重量が露骨すぎるほど違うので間違えることはないと思いますが・・・一応、ボディの上の刻印で見分けられることを記しておきます。

DSCN4215.jpg





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Comment 2

2017.02.22
Wed
19:17

遼紀 #-

URL

125をキャストするとラインが切れそうで怖いですね。
私はせいぜい105までです。

編集 | 返信 | 
2017.02.25
Sat
11:10

ぼらお #-

URL

Re: タイトルなし

> 125をキャストするとラインが切れそうで怖いですね。
> 私はせいぜい105までです。

125はロッドを選びますねー

ゆっくり巻いた時のアクションは正統派のヒラスズキルアーで青物兼用ロッドにはうってつけ。

編集 | 返信 | 

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