ぼくのmidノット ver.2017 - シーバスライン

ぼくのmidノット ver.2017

 25,2017 10:15
DSCN4242.jpg



『こんにちは。
毎回楽しく拝見しております。
ぼらおさんはPEとスペーサーはどのようなノットでつないでますか?
参考にしたいのでよろしくお願いします。 』



というコメントを頂いたので


「おっしゃ、簡単な記事にしたるわい」


と、思ったのですが・・・


写真を撮ろうとすると結束部位のピントがどうしても合わずに大苦戦しました(笑)


カメラに疎いのでどのようにしたら撮れるのかわからず途方に暮れること数十分・・・近くにルアーを置いてそっちに合わせて、そこからすこしずらして撮るというセコイ技を考えついてどうにか撮れました。





※注※
この記事に出てくる結束写真は撮影用に丁寧に結束したわけではなく、すでに使用済みものばかりです。
釣行前に家で準備する際に結束したものや、現場で急遽結束したもの、これから廃棄する予定のもの、自分で納得してるもの、そうでないもの、色々混ざっています。



file no.1 ナイロン50lb+PE6号


ショックリーダーのナイロン50lbとスペーサーにPE6号を結束したものです。
これはたしか家で準備したもので、ミッドノットの特徴である折り返しの編みが均一になって、なかなか良くできていると思います。


DSCN4239.jpg


自己採点するなら・・・85点


DSCN4239a.jpg


編み込み部位が1cm強、ハーフヒッチが6~7mm程度、ショックリーダーの切断部分からスペーサーを守るための軽い保護のため+スッポ抜け防止のハーフヒッチが4mmくらい・・・全て合計で25mmないと思います。
もちろん、この結束部位はロッドのガイド全てを通過しますが、問題は一切ありません。

※※もっと編みを長くすれば強度もフィニッシュも安定しますが、現在は編みを短くすることによって得られるメリットのほうが大きいと解釈しているので敢えてそうしていません※※



file no.2 PE6号+PE4号


これは釣行中にジグが根掛かりしたので事前に準備していた「リーダーとPE6号スペーサーのセット」とメインラインのPE4号を現場で結束したものです。


DSCN4242_20170224185006f85.jpg


うーん・・・45点
まず折り返しの編みが均一ではないので結束部位がヨレてしまっている上に、最後の仕上げである軽いハーフヒッチをPE同士ならしなくてもいいかという理由でサボったため、メインラインの撚りがかなり危うい状態になってますね。


DSCN4243a.jpg


リーダーとスペーサーの結束の出来がいいので、リーダーがフロロだったら↑ここを切ってメインラインとスペーサーを再結束して使い続けるのもアリかもしれません。

が、リーダーがナイロンなのできっと吸水劣化していることでしょう・・・青物用のラインシステムでそんな不安要素を抱えたくないので、メインラインの先端から目視点検し、安全マージンを取って先端カットして全て一からやり直します。


file no.3 フロロ30lb+PE4号


これはヒラスズキ専用のラインシステムのリーダーとスペーサーのもの。
先程の青物用システムより結束部位は小さく、20mm以下に納まっています。

DSCN4245.jpg


自己採点で・・・70点

折り返しの編みが途中から不均一になっているので、結束強度の理論値を求められるようシーンには危うさを感じますが、ヒラスズキにはこの程度で問題ないでしょう・・・それよりハーフヒッチの処理がとても丁寧にコンパクトにされていて、ヒラスズキロッドのガイド口径を問わず、とても抜けがいいように出来ています(自画自賛)。


DSCN4247a.jpg


オシアARC1006のような、ロングリーダーの使用がまるで考えられていないロッドで4mのリーダー長を確保できているという結果が全て。
フロロだからあまり劣化は気にしなくていいし、青物用じゃなくてヒラ用だし、リーダーもスペーサーも傷がみられないので普通なら再利用します(今回はとある実験のためにカット)。

ちなみにこのスペーサーPE4号はどこから来ているのかというと・・・ソルティガ4500Hに巻いている青物用メインラインの余りから(笑)



file no.4 PE4号+PE1.5号


ヒラスズキ用ラインのスペーサーとメインラインの結束部位。


DSCN4250.jpg


自己採点で・・・60点
上のリーダーとスペーサーの結束より折り返しの編みが(途中まで)綺麗に来てますが、それが惜しいというか、逆にここまでやっているなら最後まで手を抜くなよ、と作業したヤツ・・・つまりは自分に言いたい。
ハーフヒッチの処理も手抜きが見受けられますが、まぁ破綻はないので及第点。


DSCN4248.jpg


ミッドノットはPRノットと違ってボビンやノッター等の器具に頼らないのでどうしても強度が安定しないと言われていますが、自分でこうやって写真で確認してみると・・・・確かにそうだと、同意せざるを得ませんね。

精進あるのみ・・・




ふとこの結束をみていると、果たしてどれくらいまでのヒラスズキのブッコ抜きに耐えらるのか興味が沸いてきたので、家にあったウェイトをリフトして実験してみることに。


まずはリーダーをカットして、メインラインとスペーサーだけにします。

ユニチカのショアゲームPE X8 1.5号の強度は30lb・・・約15kgとしたら、結束部位の強度はその70%・・・つまり10.5kgはないと合格とはいえません。


↓実験後の写真↓

DSCN4251.jpg

DSCN4252.jpg

↑これで大体10.5kgでしょう↑


一体どれくらいで破断するものか調べるために徐々にペットボトル(500ml)を入れていく実験です。



まずは70%・・・10.5kgをリフトしてみると・・・うん、余裕。


じゃあウェイトを増やしていこうか・・・としたところでブチッ!!


えっ!?


と思ったら、カゴの取手に結んだスペーサーのほうが擦り切れてしまいました・・・太いPEだから適当にダブルクリンチでいいやと思ったらダメらしい。

摩擦系で結び直すか、それとも短いショックリーダーをスペーサーPEの先に結んでショックリーダーでカゴを結ぶか・・・まぁ今回は10.5kgしっかり出てるのが確認できたので今回はもういいや(いつか結束強度記事を書くことがあったら厳密な実験をしたいと思います)。




ちなみにこのヒラ用システムで根掛かりしてラインブレイクしたらどこから切れて戻ってくるかというと・・・・


スペーサーとメインライン・・・つまりPE同士の結束の確率がもっとも高く、体感では5割以上・・・これはこれでいいです。意図してそう設計しています。
次にリーダーが途中でプッツンして戻ってくるのが2~3割・・・これはリーダーが擦れて大幅に強度が下がったためと思われます。
次にメインラインが切れてしまうわけですが、この事態を避けたくてスペーサーとメインラインの結束部位が切れて欲しいんですね。
スナップが破断してラインシステムが無事で戻ってくるのは1割以下です。











あああ、なんか、こう、すっごく誤解されそうな内容の記事になってるかもしれないから、出来のいい結束を持ってこよう!
(リーダーとスペーサーの結束は10パターンくらい常に空スプール等に用意している)か??


あ、いや、ここは気合いれて完璧な結束を作って披露してやろう!


んで完璧な角度から撮影して誰からも文句言われないようにしよう!


あ、いや、でも、やっつけ記事のはずがどんどん違う方向になってきてる・・・




ちゃんちゃん!






後記



この記事を掲載後に新たに結束して撮影


DSCN4255.jpg


フロロ30lbとスペーサーPE4号・・・スペーサーの色は違いますが、ピンクのPEとまったく同じ構成です。
結束部分の「ネジレ」「ヨレ」をなくしたいので、折り返しの編みをできるだけ均一にします・・・
そのために編みを長くし、ハーフヒッチを減らしてみました。

これでもまだ折り返しの編みに乱れがありますね。

ハーフヒッチ含めて全長17mm
保護の軽いハーフヒッチを入れて全長20mm

実釣時にここから破断することはまずないと思います。

自己採点で・・・90点





これはそのスペーサーとメインラインの結束です


DSCN4260b.jpg


「これぞミッドノットだ!」といえる出来栄えで、自己採点は・・・95点

ネジレが皆無だということが、上のほうのピンクバージョンと比べて明らかですね。
コンパクトにできており、保護のハーフヒッチいれて13mm、結束本体は10mmです。
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Comment 2

2017.02.25
Sat
16:54

遼紀 #-

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私はFGノットですね。
やはりウェーディングで立ったまま出来るのが利点です。
津留崎さんは歩きながらFG組んでますけどその領域まで逝きたいもんです。

編集 | 返信 | 
2017.02.25
Sat
17:57

matt #-

URL

こんにちは。
今回は記事にして頂きありがとうございます。
midノットで結ばれているんですね。
参考になりました。

編集 | 返信 | 

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