相手のレベルが明確に判明するまで「ここは良く釣れるよ」的な話を信用しない - 初心者に読んでほしい思考・行動

相手のレベルが明確に判明するまで「ここは良く釣れるよ」的な話を信用しない

 21,2017 13:29
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悪気は無いのだ思います。


が、何時の頃からか、自分は釣り場で出会った人が話してくれる


「ここは釣れる・釣れない」


「あそこがいい・悪い」



この類の話をあまりアテにしなくなりました。


現場で会う人すべてを法螺吹きだと疑っているわけではありません(苦笑)


ただ、そういう話の八割方は、自分と相手の“基準”が違うために噛み合ってないことに気がついたからです。





その方はルアーには不慣れでしたが、釣り歴自体は長いようでした。
餌で釣れない自分の横で人がルアーでポンポン釣った光景を見てルアーを始めたという、典型的なオジサマアングラーでした。

会話を交える度にその方から

「○○(具体的な釣り場)は良く釣れる」

「あそこはよく通ってる・・・かなり釣ってるよ、あそこで」

というような話が出てきましたが、どうもその方の「良く釣れた」の基準は、フッコ数匹程度のこと指すようでした。
また、記憶に残るようなサイズが1匹釣れただけで、その釣り場は「聖地」として氏の中に刻まれているようでした。

当然、氏の「記憶に残るようなサイズ」とは80up90upのことではなく、70前後の平均的なスズキサイズの事を指します。
自分はこのオジサマアングラーのことを笑っているわけでもなく、非難しているわけでもありません。
むしろ、その純粋に釣りを楽しんでいる雰囲気がとても羨ましかったです。
大変気さくな人柄で、1匹釣ると(おそらく)奥様に電話して「釣ったどぉ~!」的な報告をするのが微笑ましかったですね。

ところが・・・

場所の釣れる釣れないの話においては、誠実な氏がいう「よく釣れる場所」が、自分(ぼらお)には「あまり釣れない場所」であったとしても、なんら不思議ではないのです。

自分の基準で「よく釣れる場所」を定義すると・・・サイズを問わない数釣りならツ抜けしたことがシーズン中複数回、サイズ狙いならスズキサイズのマルチヒットがシーズン中複数回した場所です。

両者の「よく釣れる」の定義に相違があるために認識が噛み合わないのです。


その逆のパターンもあります。

ちょっと癖のある場所ですが、攻め方(ルアーで底を取るのが苦手だったようで、底を取る前に巻き始めるか、確実に取ろうとして根掛かりするか・・・底を取らねば釣りにならないというパターンで大苦戦しているようでした)とタイミングを知っていれば誰でも釣れる場所を、氏は釣れない場所だと認識していました。
今の時期はそこがいいですよというと、少し訝しげに首を傾け、同意しかねるという顔つきになったことを覚えています。

両者の「技量・経験」に差がありすぎるために認識が噛み合わないのです。
氏の名誉のために言っておくと、自分が氏の得意なフカセ釣りをした場合、立場が完全に逆転することになるでしょう。



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また、釣り場の出会いあるあるですが、遠い昔の爆釣体験をまるで昨日のことのように話す御仁もいらっしゃいます(苦笑)

・・・おい、ジジイ、それ高度成長期とか石油ショックの頃の思い出話じゃねーのか?みたいな

シーバス釣りの戦略は「連続性」や「規則性」がとても大切です。
昨日起きたことは今日も起こり得ることです。信用できます。
去年起きたことは今年も起こり得ることです。信用できます。

一昨年起きたけど、去年は起きなかった、今年は・・・?

これはどうでしょうか?
起こるかもしれないし、起こらないかもしれない。
who knows?
と、いうヤツです。
もしかしたら隔年パターンが成立しているのかもしれません。
もしかしたら一昨年だけのただのマグレだったのかもしれません。
ま、この「真実を知りたい」的な釣りは個人的には好きなんですが、言えることは一つ・・・

シーバスは情報の断絶があれば何一つ確定していない

ということ。

こういう釣りなのに、遥か昔・・・それが数年前のことでも、いや、数日前のことでも途中に断絶があればシーバス界においてはそれは「遥か昔の情報」といえます・・・の事を多くの人に吹聴してまわるようなアングラーがいて、その話をアテにするのは如何なものか、ということになりますよね。

しかも困ったことに、遥か昔のことを楽しそうに喋る人に限って、その過去の体験からそこは今でも釣れるいい場所だと真に思って悪気が無いものだから余計にタチが悪い・・・



このようにして「よく釣れるの定義」および「情報の鮮度に対するスタンス」が人によって違うことから、一つの結論が導き出されます。

相手の“釣りの程度”がどれくらいのものか輪郭がハッキリするまで、相手から教えてもらう「よく釣れる話」はホドホドに聞くことにしましょう、と。



また、これらの要素とは別に見過ごすことのできない、釣り人の心理的要素があります。


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見栄っ張りなど、様々な理由からでるウソ


出会ったばかりの人、それも、おそらく二度と会うことがないであろう人にウソをついて何の得があるんだろうと、常識的に考えてあり得ないことだと、我々フツーの感覚の持ち主は思い込みがちですが、釣り場には確かにいます。

ある種の虚言癖の持ち主が。

その釣りのこと、その釣り場のことをすべて把握している「ヌシ」を演じようとする人

その釣り座、その足場が欲しくて「もっといい場所がある」的な虚偽の情報を伝えてくる人

なんの理由も無しに、ただ会話がしたくてインスタントな会話を成立させるために嘘をつく人

その嘘の殆どは可愛げのあるものですが・・・・中には物理的に通行不可能な場所、条件によっては危険な立ち位置を「あそこは良いよ」なんて事を言う人もいるので、話が怪しげな方向性になってきたら眉に唾をつけて聴くことにしましょう。

実体験ですが・・・・波が被って危険な場所をいい足場だと勧められたことがありますし、荒れた海とその釣り場の危険性に対する理解が欠けていることが明確であるにも関わらず、その釣りのベテランを演じようとして支離滅裂な話をしてくる人に会ったこともあります。
駐車違反としてビシバシ取り締まられるスペースに車を駐めても問題ないと言う人もいました。

内海の釣りだと不正確な情報が「危険な嘘」に変化することは少なかろうと思いますが、危険なウェーディングポイントの話を確かな知識のないまましているようなケースもありえるでしょう。

魚の釣れた釣れなかったに関するウソなら可愛いものですが、中には安全性に関わる、真実ではない情報を喋ってくる人がいるということを、頭の片隅にとどめておきましょう。

悪意のあるなしではなく、自分の身を守るのは自分だけである、ということですね。


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Comment 3

2017.03.21
Tue
16:34

遼紀 #-

URL

私も今の場所へ引っ越してきた時にそんなやつと出会いました、はじめは聞いていたのですが、2回3回と話すうちに胡散臭くなってきました。
「ここのサーフの根掛かりする場所は全部覚えている」
「橋の上から70くらいのシーバス釣ったけど途中でライン切れてバラした」工事の船が入っていたんですけどね・・・
「昔はよく磯ヒラいってよく釣った」ライジャケ持ってないし着たこともないです・・・
と、要はホラ吹きなんですよね。
そのくせいいタックル持ってました、リフレックスレオザにバンキッシュ。
現在私はUCにセルテなので余裕で勝てますけどねww

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2017.03.21
Tue
20:31

新潟の人 #-

URL

何処の釣り場にもお喋りで、釣り場通気取りの自称ヌシはいますね。
私の釣り場にもいますが、何年か前に、魚を掛けてやり取りをしているのに、ベラベラと話しかけて来たり、頼んでもないのに私のベストからネットを外し、タモ入れをしようとしたので「邪魔なんだよオメェ!どっか行けや!」と怒鳴りつけたら、それ以来、私には話しかけなくなりましたw
ちなみに私は非常に温厚な人間です。

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2017.03.23
Thu
23:19

くろこげ #jjTL4YWY

URL

ソーラス条約

関門遠征して、コウイカが良く釣れると教えてもらったポイントは、ことごとくフェンスで立ち入り禁止。
フェンスがない場所も、信じらんないことにスナメリが群れていてさっぱりでした。スナメリなんて初めて見た・・・

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