独断と偏見による県別ヒラスズキ戦闘力ランキング - ヒラスズキを極める

独断と偏見による県別ヒラスズキ戦闘力ランキング

 05,2017 10:15
hirasuz.jpg


この記事は主観嫉妬不正確な情報により構成されています。

なお、この「ヒラスズキを極める」シリーズは今後、別ブログに移転するか、限定公開というかたちで進んでいくと思います。
(この記事はシリーズを始めるにあたっての“キッカケ”です)





ヒラスズキ戦闘力


Aランク (地図上赤色)
鹿児島 100
宮崎 95
高知 95
和歌山 90

Bランク (地図上紫色)
長崎 85
島根 85
千葉 85
徳島 80
山口 80
三重 75

Cランク (地図上黄色)
静岡 70
熊本 70
愛媛 65
大分 65
佐賀 65

Dランク (地図上緑色)
神奈川 55
福岡 55
東京 55
兵庫 50
島根 50

Eランク (地図上水色)
京都 40
福井 35
愛知 30
茨城 25

Fランク (地図上無着色)
その他全て 0


“聖地”は4県

聖地の定義:県全域の磯・河・浜で普通にヒラスズキが釣れ、ヒラスズキ釣りの難易度・敷居が低い
こうしてみると、やはりヒラスズキは黒潮の申し子。
暖流が直撃する地域は非常に釣りやすいらしい。
そういう地域ではマルスズキがむしろ少数派で、ヒラスズキが多数派として浜や河川を支配しているケースが普通にある。
他の地域でも荒れた後の浜でヒラスズキが釣れることは珍しくないが、聖地4県では“普通に”浜や河にヒラスズキが入ってきて、“普通に”ヒラスズキゲームが成立するというのがミソ。
鹿児島は青物狙いのメッカでマルだろうがヒラだろうが「スズキごとき」を真剣に狙っている人が少ないという恐ろしい土地。
宮崎は南は磯・河・浜と三拍子揃っており、中央は河と浜、そして北になると普通の磯と、バリエーションがとても豊か。
高知は浜と河だけで十分ヒラスズキが成立するのであえて磯に行くのがバカらしいと考える人も存在する。
この中では和歌山が特に異色で、海岸にそそぐ河の数が多く、しかも殆どの河に堰が存在せずしかも海岸から僅かな距離で山奥に入ってしまうことから、「山ヒラスズキ」というジャンルの釣りがあるらしい。


kurosio.jpg


ポテンシャルが高いヒラスズキ6県

この中では内湾部以外、本土離島全域で狙える長崎が群を抜いてる感がありますが、東西に広大で磯が多くかつ人が少なく「人本位で釣りやすい」島根と、黒潮直撃の千葉のポテンシャルは長崎と同等かな、と判断しました。
千葉はヒラスズキ最北の地というハンデがあるようにみえますが、実は黒潮のアタリ具合は“聖地”並に強いようです。
流石に水温は聖地ほど高くなく、しかも【関東=釣り人口密度高】ということで採取圧力が高い模様。
徳島は実は「磯・浜・河」と三拍子揃っているらしいですが、エリアが限定的で「縮小版高知」といった趣。
三重も同じく「縮小版和歌山」といった感じですが、三重はリアス式海岸という特徴から(いい磯が星の数ほどあれども)、陸っぱりからのアクセスが非常に限られている模様・・・辺鄙すぎて道路がリアス式海岸の岬先端の近くまで通っていないことがgoogle earthから確認できます。
この問題(ヒラスズキに向く磯はあるけど自力でのアクセスが非常に難しい)は山口の山陰側にも共通しており、山口はその面積の割には実は人が進入できる釣り場はあまり多くない模様・・・ただし、福岡を迂回した対馬海流が再び接岸するのでポテンシャルは高い。尚、山口の瀬戸内側にヒラスズキはいません。


kurosio2.jpg


普通のヒラスズキ県

天草の熊本に伊豆の静岡。
釣れる場所は県内の一部だが、その一部のポテンシャルが非常に高い県。
大分は佐賀関以南、愛媛は佐田岬以南で「普通の磯ヒラ」が可能。
佐賀は北部の離島および玄界灘側の内湾でない海域ならチャンスがある。
ヒラスズキするならこのCランク以上の県に住みたい。


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意外?実は厳しいヒラスズキ県

福岡は対馬海流がちょうど陸地からソレてしまう箇所にあたるので、実はヒラスズキ狙いにはかなり厳しい県。
一部の地磯と離島で狙えないこともないが、生息数が少なく、しかも採取圧力が高い。福岡は実はオフショアの県。
これと同じ問題を抱えるのが鳥取。
対馬海流が隠岐の方へ上がって離れてしまうことと、島根にあれだけあった磯が鳥取になると急に消滅してしまう・・・さすがは砂丘県(苦笑)・・・のでかなり苦しい。
島根の「オコボレ」を浜で貰ったり、数少ない地磯で釣れたりするこはあるが、隣県に比べるとあまりも少ない。
東京は実は隠れた「ヒラスズキ大県」で、伊豆諸島は磯も当然のことながら、実は「聖地」の条件である浜ヒラスズキが成立する。
が、アクセスが限定的であり、本土でのヒラスズキが壊滅的なことからDランク。
神奈川はアクセス良好な磯が三浦半島にあるが、どうやら福岡の地磯と似て採取圧力が高いらしく、釣れるヒラスズキアベレージがかなり小さい。
兵庫の日本海側のヒラスズキはイレギュラーな存在(釣れないことはないらしいが、対馬海流の恵みがここにいたって完全に消滅しており、かなり厳しい)・・・じゃあどこで釣れるのかというと、淡路で徳島と和歌山のオコボレ・・・それも限定的。


DSCN4089.jpg


ヒラスズキ難民県

事実上、これらの県でのヒラスズキ狙いは不可。
ただし、例外的な存在として釣れることもあるらしい。

「難民県」の中では京都北部の地磯が地形を見る限り一番マシか。
若狭湾に入ると潮は緩むらしく、京都と福井のこの海域は限りなくアウト。
福井北で「若干の可能性」を含みつつ、石川で完全に終了。
日本海側のヒラスズキ生息域の東端はどうも福井のようですが、実際に釣りとして成立している東端は島根でしょう。
太平洋側も事情は同じで、潮が鈍る伊勢湾にヒラスズキは殆ど存在せず、渥美半島の外側から遠州灘の東に掛けてはひたすら広大な浜が続くので磯ヒラは絶望的。この浜でヒラスズキが釣れることもあるようですが、ゲームとしては成立していない模様です。
よって愛知と静岡の大部分はヒラスズキ難民県。
黒潮は伊豆・三浦半島・房総半島をかすめてヒラスズキを陸に届けたあと、二度と日本には戻ってきません。
つまり茨城にはイレギュラーなヒラスズキが(ごく稀に)来ることがありうる、というだけ。


DSCN3843.jpg


無ヒラスズキ県

全国47の当道府県の内、真面目にヒラスズキ釣りが可能なのは20県、釣りがコンスタントに成立するCランク以上の自治体は17県。
意外と少ないですよね。
その無ヒラスズキ県の中でもっとも興味深いのが沖縄です。
ヒラスズキが暖かい海域の魚というなら、日本で一番暖かい海域である沖縄にヒラスズキはおらんの?という疑問が湧くのも至極当然でしょう。

突然ですが・・・「分布境界線」・・・という言葉があります。

分布境界線とは、個々の生物種の分布域の範囲を区切る線であるが、特に、生物地理学において、多くの生物の分布の境界になっている、生物相の異なる区域の境界線のことを指すwikipediaより

日本には北海道と青森の間に「ブラキストン線」とよばれる有名な分布境界線があります。
北海道と本州の動植物の生態はかなり違いますよね?
これは津軽海峡が本州と北海道を物理的に分け隔てているために、自然と津軽海峡が「分布境界線」となっているからです。
ちなみにマルスズキは稀に北海道まで“流れ”がやってくることもあるようですが、ブラキストン線がマルスズキの分布境界線である、すなわち青森がマルスズキ生息域の北限であると言ってもいいようです。
この場合は津軽海峡という物理的な構造が分布境界線になっているのではなく、水温や餌となる生物の分布や生存競合異種との関係がそうさせているのでしょう。

一方の南では「渡瀬線」または「トカラギャップ」と呼ばれる分布境界線が存在します。
トカラ列島の悪石島と小宝島付近を走る線で、このあたりで陸上の生態系がガラリと変わるようですが、海はこの“線”でドラスティックに変わるのではなく、この“海域”が曖昧な境界となっているようです。

この渡瀬線より180km北に位置する種子島はヒラスズキとアカメが住む島として知られています。
お隣の屋久島にもヒラスズキは普通にいるみたいです。

もしかしたらこの屋久島がヒラスズキ生息域の南限かもしれません。

もしかしたらその南の口之島が南限かもしれません。

もしかしたら中之島かもしれません。

もしかしたら諏訪之瀬島かも

もしかしたら悪石島・・・

一つ言えることは、「生息域」の定義である種族の再生産・・・つまり交配によってその地域に根付いて生きているのは奄美大島の北の海域が限界であろうということで、ヒラスズキは鹿児島までの魚であって沖縄の魚ではないらしいのです。

本来生息しない海域に例外的な回遊で魚が周ってくるということはありえますが、静岡ではぐれ回遊アカメが捕獲されたからといって静岡がアカメの生息域であるという構図が成り立たないように、仮に石川や福島でヒラスズキが獲れたからといって石川がヒラスズキ県に認定されることはないのと同じですね。

福島で獲れたら・・・・なんか、こう、アレの影響っぽいですよね、アレ。


DSCN3612.jpg


ヒラスズキには正しいウェア・ギアを













Comment 11

2017.05.05
Fri
16:09

名無しアングラー #-

URL

静岡県ですが、遠州灘の御前崎周辺は広くは無いですが磯場があり、ヒラスズキを専門に狙うアングラーもいるようです
自分で行ってみたことがないので伝聞ですがご参考までに

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2017.05.05
Fri
17:46

P #-

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「そうじゃない、〇〇ではヒラスズキが普通に釣れる」等々の書き込みによって記事も洗練されていくかもしれませんし、これからもこのコーナーが楽しみです。

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2017.05.05
Fri
18:52

万年初心者 #-

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愛知、伊良湖では秋晩秋限定?でヒラスズキ釣れますよ!ホント狭いですが毎年出てます

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2017.05.05
Fri
19:52

遼紀 #-

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確かに我が和歌山は年中釣れるし川の中でも釣れるし。
河口に至っては稚鮎で爆釣しますし。
ただ人が多いのがネック。

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2017.05.05
Fri
20:43

フランク三浦 #T.wUx6P.

URL

宮崎の日南海岸は磯ヒラのメッカというイメージがあるみたいですけどむしろ魚影が薄いですよ。
鹿児島との県境が魚影濃いですね。

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2017.05.06
Sat
00:58

キヨ #-

URL

京都

京都の状況に同意します。京都で真面目にヒラスズキを狙っている人は聞いたことがありません。丹後半島最北部にはおられるかも?

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2017.05.06
Sat
21:16

太平洋 #mQop/nM.

URL

福島在住ですが、原発以前からヒラスズキは一応釣れます(時期限定ですが)。

入れ食いになる場合もありますが、サイズは小さい(アベレージが40絡まり)ですので、死滅回遊魚的な存在ですかね…?

一応釣れると言うことで(笑)
確かに、ゲームとしては無理ですね。

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2017.05.06
Sat
22:01

太平洋 #mQop/nM.

URL

そういえば原発の影響で何か変わったかと言えば…特にありません(笑)

震災の年と翌年は津波の影響で、河口の間口が広がって爆釣したり。
津波の影響で、立ち入禁止区域で釣りができ爆釣したり(笑)
釣り人全員ではありませんが、スズキ、ヒラメ、青物等、釣った魚は普通に食べてます。

奇形の魚など見たことないし、巨大化した魚など…逆に巨大化しないかな~みたいな(笑)

私も好きでこういう目に合った訳ではありませんから…まぁ、しょうがないですよね。

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2017.05.08
Mon
08:59

ルア男 #-

URL

高知ですが確かに釣れるのはヒラスズキばっかりです。特に東部はマルはほぼ釣れません。これからの5月6月は夜のサーフとか河口で釣りやすいですよ。ただし目の赤い奴も時々食って来るので太めのフックを推奨します。

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2017.05.15
Mon
22:08

ミナミ #-

URL

徳島在住の者です。いつもブログ楽しく拝見しております。
徳島はどちらかというとヒラスズキは厳し目(釣れないことはない)という印象です。
ヒラスズキ狙いの超ドメジャーポイントが県南のサーフという、鳥取と似たような感じで「高知(室戸)のおこぼれ」という印象が強いです。

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2017.05.16
Tue
22:06

オムそばうまし #-

URL

千葉県民です。
サーフィンやってるので海が荒れたらウエェットスーツ着てヒラスズキやってますが
釣れたためしがないです。
俺の周りでは釣れた釣れたと、情報が飛び交っているのですが・・・。
はやくヒラスズキ童貞卒業したいです。

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