バリスティック ヒラ 11MH TZ/NANO セカンドインプレッション③ - シーバスロッド

バリスティック ヒラ 11MH TZ/NANO セカンドインプレッション③

 21,2017 11:30
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前回の記事からちょっと間が空きましたが、続き。


今回のテーマは・・・





“ぶっちゃけ


UC11 2S






バリスティック HIRA 11MH TZ/NANO


どっちがおおすすめなん?”





・・・という話。





いきなりですが、結論言ってもエエですか?













自分が好きなのはUC11ですが

人に勧めたいのはバリヒラ11MHです














何故か



UC11はその“過激さ”からして、、決して少なくない割合の磯ヒラアングラーにとってオーバースペックなロッドと成り得るからです。

例えば、逆風15mの中でミノーを使うことを許すそのキャスタビリティの高さ・・・

自分にとっては有り難い性質ですが、よく考えると磯ヒラといえども、それくらいのエクストリームコンディションでやる人って少数派なんですよね。

例えば、魚を素早く制御下におく事ができる、その速攻性・・・

でも、フッキングでモタついてしまったり、「もう少し緩めた柔なファイトのほうがいいんじゃないか」と疑ってしまう人は、この特性は不要なんですよね。


要するに、七~八割方の磯ヒラアングラーにはUC11は過激であり、過剰なんです。


性格や好みや腕の程度をよく知る人にはUC11を勧めることができますが、あまり知らない人(特に初心者)にUC11を勧めることはまずないでしょう・・・UC11がどんなロッドであるかを語るかまでは、しますが。


そこのところ、バリヒラ11MHは万人向けのテイストであり、ティップのノリのよさといい、タメの効きといい、ガイドラッピングの質といい、“純粋ヒラスズキロッド”というパッケージでみると(リールシートまわりやガイド口径の問題はあれど)非常によくまとまっているな、と感じます。



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あ、パワーでいえばUC11 2Sとバリヒラ11MHTZNANOの間にはそこまで大きな差はないっすよ?
念のため。


LUREMAX表記でいえばバリヒラが50g UC11が60gでかなり差があるような感じがしてますが、実際のところ、バリヒラは50g+のアダージョ125ヘビーをビビることなくシャキッと振り抜くことが可能で、自分の感覚的にはMAX55~60gといったところ。

UC11はパリっとした乾いた硬さがあり、バリヒラ11MHはもうすこし粘るような芯の強さがあります。

どちらの感触も好きなのですが、この記事はバリヒラの記事なのでその「粘る芯」について少し語ると・・・
「汎用ロッド」であるオシアARC1006で(多分ランカー相手に)何もできずにぶっちぎられた経験はあります。
「専用ロッド」であるバリヒラ11MHはランカーをしっかり抑えきって完勝・・・ただ硬いだけのバット硬いが曲がり粘るバットの差を痛感しましたね・・・
やっぱりソコが違うのです。


UC11のほうが大物志向が強いですが、かといってバリヒラ11MHが40cm前後のヒラセイゴでもウェウカムみたいなヤワなロッドというわけではありません。
磯ヒラのアベレージが50に届くか届かないかのような地域では11MHはオーバースペックです。
107MHを推奨。

バラしやすい傾向があるのはUC11ですが、面白いことにUC11でバラすと「何故バレたのか」がすごく客観的にわかる気がします。


あ、フッキング甘かったな・・・とか

あ、ブランクを信じて速攻せずに遊んでしまったのがいかんかったな・・・とか

あ、フックの強度が足りんかった(ルアー/フック選択が間違ってた)な・・・とか


そして敗因を分析したあとのUC11は、強い。

一方のバリヒラでバラすと「ウキー!ムキー!」みたいに、とにかく悔しく無念で「客観的な分析」なんて出来ない猿に退化する感じ(笑)


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・・・というわけで、ブログという不特定多数に向けて発信するメディア上では、どうしてもUC11よりバリヒラを勧めることになってしまいますね。

個人的には、これから本気で磯ヒラに挑戦しようとする磯ヒラ入門者、それと、「とりあえず最初の一本」から卒業して磯ヒラを本格化させようとする磯ヒラ初心者に特におすすめです。

実売6万するロッドですが、それくらいの価値はあります。

もちろん中級者上級者にもアリもアリ・・・バリバリ本格派のロッドですが、ヒラスズキの一匹一匹が貴重である人にこそ、このロッドの真価が発揮されるのではないかと思います。






弾いていたのが乗るようになり


バラしていたのが獲れるようになり


ブッチぎらていたのが抑えこめるようになり


足もとで逃げられていた悔しい一匹が嬉しい一匹に変わる


完全無欠ではないけれど、欠点を補うに有り余る美点があるロッドである






・・・アリじゃないですか?




アリでしょう!



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