PEラインのトラブル・・・ライン自体を疑う前に確認すべき14のこと 爆発団子前編 - 初心者のためのシーバスライン

PEラインのトラブル・・・ライン自体を疑う前に確認すべき14のこと 爆発団子前編

 10,2017 07:35
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このPE、クソPEじゃねぇか!?

と、決めつける前にすべきこと。


ライントラブルは二種類に分類できます。

一つは“高切れ”や“ラインブレイク”と称される、予期せぬPEライン本線の破断。

一つは“エアノット”や“結びコブ”と称される、PEラインが勝手に結び絡まって団子になる現象。


ここでは後者を取り扱います。





①ラインを巻きすぎている

ラインを巻きすぎていると、ライン放出時(すなわちキャスト時)に下で眠っているラインがスプールエッジに抑えられることなく引っ張り出されてしまい、団子になってしまったり、スプール内でラインが大爆発を起こしてしまうことがよくあります。


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↑巻きすぎ注意!


このトラブルの派生型として、スプールの巻きが順テーパーになっている場合があります。
一般的に順テーパーの巻きは150mも200mも飛ばす、飛距離命の投げ釣り用のリール以外にはあまり適さないとされています。
よほどの拘りがある人以外は、メーカーの設定通りにダイワは逆テーパー・シマノは正テーパーで巻きましょう(リールに付属しているワッシャーで調整できますし、釣具屋に持っていけば設定してくれます)。

②ラインローラーが固着している

イキナリ核心から入りたいと思います・・・

ズバリ

エアノットの原因の七~八割方は、ラインローラーの不具合による糸ヨレにあるものと思われます。

道具をマメに洗浄・点検・メンテしている人はすぐに気がつくことですが、固着したラインローラーに気が付かないまま使い続けている人は実は結構な割合で存在します。

ダイワのマグシールドラインローラーでラインローラーが固着した場合に考えられる理由は
1.ラインローラーに強烈な負荷を掛けた根掛かり回収
2.マグオイルの蒸発
3.マグシールドの不具合

おそらく90:9:1くらいの比率になると思います。
1は言わずもがなユーザーの自己責任
2は使用時間にもよりますが、ダイワは1年に1回の定期メンテ出しを推奨しているのでその辺の見極めが大切
3はリールの責任です


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最近のシマノはラインローラーの不具合が多発しているそうですが、最近シマノリールを買ったことがないので深くは立ち入りません。
仮にダイワの非マグシールドラインローラー機とシマノの健全なラインローラーを搭載した機種でラインローラーの固着があったとしたら、それは「潮ガミ」(海水の侵入によるボールベアリングの動作不能)か、先に述べたラインローラーに強烈な負荷を掛けた根掛かり回収によるボールベアリングの破損です。
どちらの場合でもラインローラーを分解してパーツクリーナーで内部を洗浄し、新しいボールベアリングに交換しましょう。


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③糸ヨレを放置している

②でも触れていることですが、念のため。

糸ヨレが溜まったPEラインはトンデモナイ挙動をみせることがあります。

糸ヨレはPEの敵です・・・そういう性質のモノです。
これを予防するためには健全なラインローラーを維持することと、定期的なPEラインの先端カット(結束部分から1~2m程度)を施すことが望ましいです。
釣行毎に先端カットを施すならば万全といえます。
PEライン先端を目視チェックしてキズが入っていなければ使い続けたい場合でも、糸ヨレの進行具合によってはキズの有無は関係なく先端カットをしたほうがライントラブルを防ぐという観点からは好ましいでしょう。


④巻きが緩すぎる

新しいPEをリールに巻き取る際には一定のテンションが必要です。
スプールの中でフワフワしているPEを使うのは積み上げた卵の上で寝ているも同然の危険性が。

高速リサイクラーのようにテンションを任意で設定できる器具があれば便利ですが



↑自分も使っています


無ければテンションを掛けながらリールに巻き取る工夫が必要です。

⑤巻きがキツすぎる

PEを巻き取った際に掛けたテンションがキツすぎるのも問題です。
折角キツくスプールに巻いたラインですが、実釣時にそのような強いテンションが掛かるはずもなく、キャストを繰り返す度に徐々にスプール内で膨らんでしまい、①の「巻きすぎ」と同じ症状が発生する可能性があります。
何事も適度に・・・が、大切です。


⑥太いPEに軽いルアーの組み合わせ(+硬いロッドに強い風)

太いPEに軽いルアーだと、ラインに適度なテンションが掛かりにくくいです。
何度もいいますが、PEラインの取り扱いにはテンション必要。
また、風が強く吹いている時に軽いルアーを使ったりすることや、軽いルアーに硬いロッドの組み合わせも団子の大好物。
PEの扱いに慣れ、キャスティングの技術が向上すると幾らかマシになりますが

硬いロッドに太いPEラインに軽いルアーを爆風の中で使用・・・それもロッドアクションを多用


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なんてことは避けるに越したことはありません。

お勧めのPEラインは?

G-SOUL x8 UPGRADE
2013年9月からPEラインの主軸として使い続けています
安く・強く・長持ち
シーバスでは1号を特に愛用

0.8号・・・フィネスな釣りに
1号・・・シーバス全般に
1.2号・・・サーフや大物狙いに
1.5号・・・磯ヒラに
2号・・・磯ヒラやショアジギに



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