アイマ サスケ120剛力 - シーバスルアー:ミノー

アイマ サスケ120剛力

 15,2017 13:33
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サスケ120剛力

メーカー:アイマ
カテゴリー:フローティングミノー
スペック:全長120mm 重量19~20g フックサイズ#3


評価

実は古く、実は新しいルアー。

詳しくは下記の大型サスケの歴史を参照されたし

・サスケSF120技力・・・2002年誕生フローティング、3フック仕様で現行の裂波120の原型で内部に貫通ワイヤーが存在していたが改良型である裂波120が出たために廃盤
・サスケSF120剛力・・・2002年誕生フローティング、2フック仕様だが3フックバージョンの「技力」を支持する声が多かったために廃盤
・サスケSF140・・・2004年誕生フローティング、SF120技力のサイズアップバージョンで裂波140の原型、廃盤
・サスケ裂波120・・・2004年誕生フローティング、SF120技力の貫通ワイヤーを撤廃しリニューアルした現行品
・サスケ裂波140・・・2008年誕生フローティング、SF140をリニューアルした現行品
・サスケ105・・・2009年誕生フローティング、裂波120のダウンサイジングモデルで高い万能性を持つが何故かこのルアーには「裂波」という名が冠されていない
・サスケ烈風140・・・2009年誕生シンキング、裂波140のシンキングバージョン・・・ちなみに烈風シリーズは逆風下の磯ヒラのために開発された
・サスケ烈風120・・・2010年誕生シンキング、裂波120のシンキングバージョンで裂波120の固定鉛ウェイトを1g増やして、アクションがもっとタイトに、レンジがすこし下に、そして射程が少し伸びることになった
・サスケ130剛力・・・2012年誕生フローティング、ジャンプライズのロウディ130Fを急遽パクったファットミノー
・サスケ120剛力・・・2013年誕生フローティング、SF120剛力の貫通ワイヤーを撤廃しファットボディー化してリニューアル&リバイバル





適性

サーフ    ★★★☆
内湾干潟   ★★★☆
河川/河口  ★★★★
磯       ★★★★★
港湾     ★★

アイマは「秋~冬の川の大型狙い」での投入を想定しているようですが、個人的には磯のほうがよく合うルアーだと思います。
ちなみにこのルアーを拾ったのは川(苦笑)


キャスティング

飛距離 ★★★★
飛行姿勢 ★★★★
キャスタビリティー ★★★★☆


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裂波120とくらべてファットな体型なので飛距離が大幅に伸びているとかはありませんが、19~20gという重量のせいか、PE1.5号を基軸として編成したタックルでもPE2号を基軸として編成したタックルでも、どちらでも余裕をもって使えます。
磯で裂波120は2号タックルだとちょと厳しい日がありますよね。
河川だとそれほどの違いを感じないと思いますが、磯では結構重要なこと。


レンジ


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上:裂波120
下:剛力120



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剛力のほうが微妙にリップ幅が広く、また水を掴むためにエグれている様子が伝わるでしょうか?

イマドキの120mmクラスの2フックアイミノーは


「大型フックを搭載できる=磯ヒラで使われる可能性がある=高い足場から使われる可能性がある」


こういう考えから、ルアーが釣り座に近寄ってきても重心が勝手に後方に移動することがない、マグネット式の重心ウェイトを採用することが多いのですが・・・


古き良き剛力120はフツーのタングステン球(x3)です(笑)


オリジナルの2002年版のサスケSF120剛力のリップがこのような形をしていたのかどうか、自分には確かめようがありませんが、おそらくはマグネット式ではないデメリットを少しでも解消するためのリバイバル時に施された工夫ではないかな、と思います。

よって、裂波120よりほんの気持ち、潜ります。

シャロー河川での使用には注意。


アクション・使い方

アクション ★★★★★

基本、タダ巻き。

ただし、裂波120に比べてかなりワイドなローリングが入っているので、川で使う場合は好き嫌いがハッキリ分かれるアクションだと思います。





正直、アクションがかなり大袈裟になっているので裂波120との類似性はほとんど無い。

磯で使う場合には、この大袈裟な感じが逆に他のルアーのアクションと差別化できていると思うんですけどね。
ちなみに一度だけ、この剛力120に狂ったように磯ヒラのバイトが続いた事がありました。


嗚呼、思い出しただけでもたまらん・・・(笑)


フックチューン

デフォルトはST-46#3ですが、ST-46#2に替えても何も問題ありません。
ST-56#2やST-46#1へのチューンは未だ未経験ですが、ST-56#2はほぼ間違いなく許容範囲内でしょう。



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ルアーの入手

値段 ★★★★
安定供給 ★★

恐らくもっとも不人気・・・というか認識されていない・・・“不認知”なサスケなのではなかろうかと思います。
剛力といえば剛力130を思い浮かべる人が多いのでしょう。
剛力130はロウディー130のブームになかなか上手に便乗できたと思いますね(苦笑)

剛力130より1年以上後のリリースとなってしまった上に、その中途半端なスペックがなかなか理解されなかったのでしょう。
そのお陰で(特に通販は)他のサスケとくらべて若干安い。
ただ、出回っている弾数が少ないということは中古で目にすることも少ないということで・・・・


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同クラスのライバルはこんな感じ。
なかなか甲乙つけがたいのですが、ライバルの陣容からこのルアーのレベルの高さを察してください。


総評

最終評価 ★★★★

「sasuke 120裂波の3フックでは心もとない。
sasuke 130剛力のボリュームでは食わせ切れない」
そんな時のベストチョイス。


アイマの言い分はこうですが、これは別の読み方をすると「帯に短し襷に長し」になるんですよね。

実際、そう解釈されてしまってイマイチな売れ行きなんでしょう(苦笑)

自分が思うに、このルアーはハッキリ磯用だと割り切って設計・営業したほうが良かった。
河川のランカーハンティングにフッコがよく食いついてくるこのサイズのルアーを積極的に使うというのは、現在では主流のスタイルではありません。
逆に磯では食い渋り時の、剛力120くらいの「程よいサイズのミノー」が人気なので、磯を前面に出したほうがよかったのではないかな、と。

そもそもこのルアーは廃番の旧剛力とほとんど無関係のはず・・・イチから設計しなおしているはずで、「サスケ120剛力」という昔の名前とブランド力を借りなかったほうがイロイロと自由度が高まって良かったのかもしれません。

しかしどういうワケか昔の名前とブランド力を借りてしまい、磯より川での使用を第一の想定としたため、マグネット式重心ユニットの採用は見送られたのでは・・・マグネット式の安定性より流れの中で威力を発揮するタングステン球のランダム性が選ばれたのではなかろうか・・・・と、勝手に想像すると「惜しいナ」という感情が沸いてくるのデス(笑)


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ま、そういうのは抜きにして、普通にいいルアーです。

120mmクラスのフローティングミノーで、1.5号タックルでも2号タックルでも使えて、そこそこのサイズのフックを搭載できるルアーを探しているなら、十分に検討の余地アリ。
お勧めします。











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