ショアラインシャイナーZバーティス120F - シーバスルアー:ミノー

ショアラインシャイナーZバーティス120F

 07,2012 19:29
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ショアラインシャイナーZバーティス120F(Z120F/SLSZ120F

メーカー:ダイワ
カテゴリー:リップレスフローティングミノー
スペック:全長120mm 重量19g フックサイズ#5


評価

まず目につくのが名称。
「Z」という文字を冠してるあたり、「これ以上のSLSはない!」だろうという開発陣の心意気が垣間見れる気がします。
「Z」であり、「オメガ」なんですね・・・といいたいところですが、「ショアラインシャイナーZ120F」は早くもマイナーチェンジが施され、ダイワの節操の無さが全面に出てしまったルアーとなりました。
因みにZ120FとZバーティス120Fの違いは


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ウェイトが動くか動かないかで、ルアーの本質にはあまり変わりありません。
HGSが追加されたことにより、泳ぎ出しが良くなり、かつてはロッドアクションを入れるのがタブーであったのがそうでなくなり、また、望まれぬウェイト移動がなくなりました。

このルアーのポイントは「前任者のR-50を遥かに凌ぐ飛距離・キャスタビリティの向上」と、明確な「リップレス化(もといリップ一体化)によるオートマチックな食わせのアクション」。
そのどちらも高いレベルで実現化できております。
この製品が意識してるルアーは釣果においてはサスケ裂波シリーズであり、飛距離に関してはサイレントアサシンシリーズ。
当初はZ120F/S~140F/Sくらいの展開だと思われていましたが、オリジナルサイズであるZ120Fが商業的成功を収めたためか、予想以上に派生品の展開が多く出ています。
この記事では一番最初に出た「Z120F」のみを扱います。





適性

サーフ    ★★★★
内湾干潟   ★★★
河川/河口  ★★★★
磯       ★★★★★
港湾     ★★

サーフでよし、河川でよし、磯でよし。
特に磯ではそのキャスタビリティーの高さが光る。


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キャスティング

飛距離 ★★★★★
飛行姿勢 ★★★★
キャスタビリティー ★★★★★

公称飛距離66.5m
バットにウェイトを「乗せる」キャストではなく、「はじき出す」ようなキャストに向いています。
タラシを長くして乗せようとすると挙動が定まりにくいので、もっと優しく力を抜いて投げましょう。
このルアーこそが軽いキャストで毎回50m先を狙えるという意味で、本当の「R-50」なのかもしれません。
このルアーであるならば逆風の磯でも高いレベルのキャスティングが可能です。


レンジ

パッケージには30cmから120cmと、なんとも役に立たない情報がのってますが1m以上潜らせるにはティップを水につけて鬼の早巻きをしないと無理でしょう。
実際は裂波120とほぼ同じか若干上・・・水深のある河川や磯では同じ感覚で使えます。
が、ドシャローの干潟やサーフで丁寧なレンジを刻んでいるとZ120Fのほうが微妙に上だということがわかります。
(裂波でボトムノックを起こす場所でZ120Fは起こさず巻ける)
裂波のイメージが80~100cmとしたら、Z120Fは70~90cmみたいなイメージ。


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アクション・使い方

アクション ★★★★★
タイトなウォブンロールで、アクション自体は控え目な「食わせ系のアクション」といってもいいでしょう。
オーソドックスな120mmフローティングミノーの一つの完成形です。




以前の「Z120F」は“HGS”なる機構がなかったために重心ウェイトの動きに制限がなさすぎて、トゥイッチやストップアンドゴーなどの使い手が作るアクションが不得意でした。
「立ち上がりが悪いルアー」だったわけです。
が、タダ巻きの泳ぎ自体は上質であり、「Zバーティス120F」のマイナーチェンジでHGS機構が追加されたことによって弱点を克服しています。


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#4が限界のルアーだと磯ヒラに向かないんじゃないかと思われがちですが、実はフックアイの間隔が狭いために多くのフックポイントが綺麗に貫通することが多く、ST46#3が2個程度の磯ヒラルアーよりは磯ヒラ適性があります。
意外と知られていないことですが、このショアラインシャイナーZシリーズはノーマルタイプでも外殻の強さがある程度確保されており、多少のぶつけは平気です。
ここがサイレントアサシンシリーズとの決定的な違い。
ルアーメーカーとして、まだダイワはシマノより上・・・それがハッキリわかるルアーです、Z120F。
端的にこのルアーの完成度の高さを表すならば、Z120バーティスFはサスケ裂波120の域と同じである。
ということです。


フックチューン

デフォルトで#5、ヒラスズキチューンで#4
磯ヒラをしない限りはデフォルトの#5でOKです


ルアーの入手

値段 ★★★★
安定供給 ★★★★

「格安」とはいいませんが、通常価格でも中々競争力がありますし、ダイワの協賛があるセールの場合、このクラスのルアーにしては相当魅力的ですね。


総評

最終評価 ★★★★★
文句なしの優良ルアー。
磯ヒラではPE2号タックルで扱ってもトラブルフリー(ここは明らかに裂波120より上)だし、川鱸では8.6ftの一般的なL~MLパワーのシーバスロッドでも普通に投げることが可能。
そして良く飛び、そこそこ頑丈であり、よく釣れる!
普遍性を備えたルアーであるといえるでしょう。


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あ、「普遍性があるルアー」という表現は、自分の中ではルアーに対する最大級の賛辞です。
全てがそこに詰まっている。
どう取り出すかは、使い手次第。

因みに好きなカラーは“不夜城”と“背黒フラッシュ”・・・ああ、“カタクチレッドベリー”も好きかも・・・
いや、まてよ・・・







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