サイレントアサシン99F - シーバスルアー:ミノー

サイレントアサシン99F

 29,2012 16:01
名称:サイレントアサシン99F
通称:アサシン99
メーカー:シマノ 製品サイト
カテゴリー:フローティングミノー


フィールド:サーフ ◎
       港湾  △
       漁港  △
       河口  △
       河川  △
       干潟  ◎
       磯    △
ライバル:R-50

KIMG0085.jpg

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評価

物議を醸すルアーです。

結論からいうと

自分はこの手のルアーが大嫌いです。


論理的に思考してみましょう。
例えば・・・
純正フックがあまりにも酷くて(具体例を出すとワンダーとかw)購入後ただちにカルティバやガマカツのフックに交換をしなければならないルアーはどうでしょうか?
あるいは、アイに直結するとまったく泳がなくなり、最初から付いてないスプリットリングの装着をしなければならないルアーはどうでしょうか?
もうちょっと思考を発展させて、自分で塗装・コテーィング、果てはヤスリでの研磨してバランス取りなどの「仕上げ調整」をしなければならないルアーはどうでしょうか?

完成した製品にお金を出させておいて、更に労力や別の資材を要求するなんて、いったい何時の時代のモノづくりの考えなんでしょう?いや、どこの国のモノづくりの姿勢なんでしょう?
少なくとも、衰えたといえ、日本のモノづくりの姿勢ではありませんね。

このルアーはそういう性質のルアーです。
ラパラCD9のリップを削って板鉛をフックに巻いてチューニングとかいう愛嬌のあるレベルではありません。

一言でいうと

「工業製品として失格なくらい脆弱すぎる」

のです。

写真の99は「3個目」ですが、おそらく「最後の」、でもあるでしょう。
みてわかる通り、リップがオリジナルですw
アクリル削りだしのオリジナルリップを瞬間接着剤でつけてます。
2代目は非常に巧くいって正規品と変わらない動きをしたのですが、これはちょっと失敗作で、ウルトラローリング仕様になっちゃいました^p^

てめーのキャストが下手なだけだろうがバーカ!

と言われたらそれまでですが、それならそれでパッケージに

「超ウルトラセンシティブルアーで、絶対にミスキャストしないプロ以外の使用は自己責任でお願いします」

なんて一言あればいいと思います。

いや、プロだって普通にミスするでしょうし、「油圧電動式サイレントアサシン専用精密キャスティング機器以外の使用で壊れた場合は自己責任でお願いします」という文句が必要ですね。

というか、ミスキャスト以前に、ルアーを手から落としたらリップが割れるんです
橋桁に当てたとか、磯に打ち付けたとか、そんな必要すらありません。

リップだけではありません。ボディも限りなく薄くしてあるため、簡単にクラックが入ります。もうそうなったら手の施しようがありません。
(ちなみに砕けた中身を見ましたが、AR-Cシステムを搭載するため、あるいは浮力を得るために外殻を薄くしたわけではないようです。K-TENラボの二宮氏のコラムだったか、外殻の厚みで動きが変わるという記載を読んだことがあるので、外殻を薄くする以外に動きを調整することができなかったのでしょう)

百聞は一見にしかず、タックルベリーでサイレントアサシン99を売ってるの見たことがないことが脆弱さの証明でしょう
(もし仮に売ってたとしても買うわけありませんがw)

世の中には金箔や銀箔を施したハンドメンドのトラウトルアーとか、釣具なのか芸術品なのかわからないようなルアーもあります。そういうルアーに対してああだこうだいうのはナンセンスの極みでしょう。
しかし実売1500円台のルアーとして、東証1部上場の精密部品を製造する企業の製品として、サイレントアサシン99Fは明らかに客をバカにしたウンコ製品です。
障害物がある場所では使わないと徹底すれば、その限りではありません。
実に素晴らしい、「傑作ルアー」といっても差し支えのないルアーだと思います。
しかし、どこの世界に所謂「ストラクチャー狙い」厳禁の小型ミノーがあるでしょうか?

^p^・・・あっX-80SW・・・

120mmじゃないと届かないのに120mmだと食いつかない、そういう場面(川、河口、サーフ問わず)で思いつく最初の選択肢になるほど本当はいいルアーなのに残念です。

飛距離 ★★★★☆
間違いなくクラス最強どころか、120mmクラスと比べても「よく飛ぶ」部類のルアーです


キャスタビリティー ★★★★★
お手軽に飛距離が出せて、尚且つ、8割の力でも十分飛ぶので疲れずにキャストを続けることができます
  飛行姿勢 ★★★★★
   非常にいい姿勢で飛びます。
   飛行軌道は放物線・ライナーどちらでもOK
  風の影響 ★★★★
   140Fにくらべてサイドの面積が小さいせいか、横風に意外なほど影響されません
   また、逆風下でもライナーを意識すれば他のルアーより間違いなく好結果を出せます


アクション ★★★★
姉妹品の140Fとよく似たローリング主体のアクションです。
フラッシングが効いているのか、ただ巻で十分ヒットします。
正直、カラーラインナップを見てどうしても信じられなかったのですが、多分、サイドとベリー・バックのコントラストで勝負してるんだと思います。


値段 ★
一度リップ修復までの労働時間を計算したら大損で、早くゴミ箱に捨てて新しいのを買いにいったほうがマシとわかりました^p^
ちなみに実売は1500円くらいと思います。


ユーティリティ ★★★
ありますがないです。
何かぶつかるモノがあるフィールドでは使用が極端に制限されます。
あなたがビルゲイツやウォーレンバフェットやアラブの石油王なら気にせず使用できるでしょう。
ぼらおさんがそれくらいお金持ちで、サイレントアサシンを使ってシーバス釣りをするならば、
①まずユンボやブルドーザーを用いて、大量の99Fでポイント近辺を埋め立てます。
②次に99Fを空気圧で射出する装置を作り、追い詰めたシーバスに対して射撃を開始します(勿論重視するのは時間あたりの投射重量で、何平方メートルにつき毎分何個のサイレントアサシンが必要なのか、最適な式を見つける必要がありますね)
③およそ一坪くらいまでに追い詰めたら、抵当な棒と紐に最後の99を結びつけてギャング釣りで引っ掛けブッコ抜きます


総評 ★
    (★★★★もし障害物がないところ限定ならば)

便宜上アマゾンリンクをしてますが、これにお金をだすくらいならば、尖閣諸島寄付とか東日本大震災義援金とかにお金を出すほうがはるかに有意義ではないでしょうか。
↓↓↓↓



    
 
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Comment 4

2015.11.18
Wed
20:25

 #-

URL

まぁ、言わせておけばいいか。

編集 | 返信 | 
2016.09.20
Tue
21:55

石鯛 #-

URL

AR-Cを搭載した新型の評価を聞きたい。

編集 | 返信 | 
2016.09.20
Tue
22:06

石鯛 #y8j/9w2E

URL

新アサシンAR-Cの評価をお願いします。

ぼらおさんが保有しているスタスイのほとんどがAR-C搭載ですよね。このアサシンだってシマノのHPではリップを強化した+AR-C搭載したと言っているしこれは・・・ぼらおさんインプレの必要あるんじゃないですか?ひょっとしたら”10センチスタスイの再来”かもしれない。ぜひ取り上げてほしいです。自分はそのインプレ参考にしますからwww

編集 | 返信 | 
2016.10.03
Mon
15:34

ぼらお #-

URL

Re: タイトルなし

> AR-Cを搭載した新型の評価を聞きたい。

ボディが発泡で、リップが強化されたヤツですね?

もしかしたら買ってみるかもしれません。

お楽しみに!

編集 | 返信 | 

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