ダイワ ショアラインシャイナーR120F (旧名:ショアラインシャイナーR-50 LD-FG) - シーバスルアー:ミノー

ダイワ ショアラインシャイナーR120F (旧名:ショアラインシャイナーR-50 LD-FG)

 23,2017 16:13
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ショアラインシャイナーR120F

メーカー:ダイワ
カテゴリー:フローティングミノー
スペック:全長120mm 重量15.5g フックサイズ#4

評価

この記事は2012年6月1日に「ショアラインシャイナーR-50」のインプレとして書かれたものです。
大幅に加筆・削除・修正を入れています。


誕生年は、なんと1991年
1991年といえば・・・ピュアなぼくちんはまだあんな事やこんな事を覚えていない、汚れなき存在でしたナ・・・

発売当時の名前は“ショアラインシャイナーR-50”で、オールドアメリカンルアーな雰囲気(K-TENやマリア・ザ・ファーストのパクリともいう)が漂うショアラインシャイナーR-55に遅れること数ヶ月、リアル志向のルアーとして小型版のショアラインシャイナーR-40とともにリリースされました。
このルアーの姿形はじつにアイコニックで、「シーバスルアーのシルエットを連想せよ」と言われると、ほとんどの人がこのカタチとマスクを頭の中に思い浮かべるでしょう。
一度マイナーチェンジ(ウェイトをタングステン化)を施したり、名前がイロイロ変わってたりしますが、本質は変わっておりません。

ルアーの性質としては所謂、「万能系パイロットルアー」とも言えるし、「特徴がないオーソドックスなフローティングミノー」とも言えます。
このルアーは当時のヒットルアーのご多分に漏れず、「湘南サーフシーバス」がバックグラウンドに存在します。

晩秋から初冬にかけて、夜のサーフエリアに最後の荒食いをすべく侵入してくるサーフシーバスを迎え撃つために作られたルアーなんですね。

ここ、重要。
特に「夜」というキーワドが。


ナイロンライン全盛期にサーフで50mの射程があるルアーってすっげー飛ぶんじゃね!?

実はダイワは↑のような事実誤認を引き起こしかねないタネを25年も放置していたのです(苦笑)

~~~以下ダイワHPから引用~~~

最大 55m
平均 53.6m
※飛距離は当社テスト(ロッド10.10フィート、PE1号使用)による。


~~~引用終わり~~~


あ、あれ・・・?

これ、1991年の標準的なタックルで平均50mは絶対に届かないダロ・・・

これ、今の認識である「朝マズメからのサーフゲーム」には絶対に主力となりえないルアーだろ・・・


要するに、夜から夜明けにかけて、無風かやや追い風の静かなサーフで、ファーストブレイクまで大胆に接岸しているシーバスを釣るために誕生したルアーなんですね。





適性

サーフ    ★★★
内湾干潟   ★★★★
河川/河口  ★★★★
磯       ★★★★
港湾     ★★

フィネスな都心部の港湾・運河・小河川の釣りにはあまり向かず、また、やや向かい風気味のサーフフラット・・・つまり今の認識の「サーフゲーム」にもその飛距離の点であまり向かない。
ダイワに限らず、ルアーメーカーは「飛距離がさほど重要ではない晩秋の夜のシーバスサーフゲーム」と「現在の主にフラットを対象としたサーフゲーム」をワザと区別しない傾向がある。


キャスティング

飛距離 ★★★☆
飛行姿勢 ★★★★
キャスタビリティー ★★★★☆


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絶対的な飛距離は出ないが、このルアーの良いところは「タックルを選ばない」というキャスタビリティーの高さにある。

河川シーバスでPE0.8~1号にMLパワーのロッドを使っても
ランカーハンティング用に1.5号+Mパワーのロッドを使っても
磯ヒラで1.5号~2号にMH~Hパワーのロッドを使っても

どんなタックルでどんな状況でも、それなりに投げられるんですね。

あ、どんなタックルでどんな状況でも、滅茶苦茶ぶっ飛ぶとか言ってませんよ!


裂波120だと死にたくなるような【暴風+PE2号の強タックル編成】のようなシーンでもR120は意外と順応することが出来るんです。
ワイヤーオシレートによる重心移動を採用したことによるレガシー(遺産)といえるでしょう。


レンジ

ナイトサーフが成立する・・・つまり、まあ、裂波120くらいのレンジ。


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ST-46並の高品質フックが10本で500円より・・・トレブルフック新時代の幕開け




頼りなさそうな小さなリップですが、ウネリの中でもそれなりに泳ぎます。
ただし、ウェイトを固定する機構が無い上ことも相まって「キッチリ足元まで」とか「高い足場でも」とかいう系統の性質はありません。


アクション・使い方

アクション ★★★★★





ええアクションですやろ?(何故か関西弁になる

これならタダ巻きで釣れるでぇ!(何故か関西弁になる

トゥイッチとかせんでエエねん!したらダメやねん!(何故か関西弁になる

ほんまによかアクションどすなァ・・・(何故か最後だけ京都風になる


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真面目な話、これ通して居たら喰うやろ・・・?


フックチューン

河ならデフォルトのST-46#4でもいいけど、晩秋のサーフシーバスするならST-46#3をつけてもバチはあたらないかな、と思います。
磯でやるならSTX56#3かST-56#4か・・・最低でもST-46#3を。




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ルアーの入手

値段 ★★★
安定供給 ★★★

「R-120」を新品で買うのは“R-120にしかないカラーを買わないと死ぬ死ぬ病”に罹患してしまった時以外、ありえないでしょう。
中古の「R-50」は弾数も多く、バーゲンセールです。
700円も出せばいいコンディションのブツが買えるはず。

個人的なオススメカラーはレッドヘッドホロとかカタクチZのような「レーザー系」
レンズホロのような強い反射より「ヌメっとした感じ」が良くないっスか・・・?


総評

最終評価 ★★★★

誰しもが一度や二度、その存在と効果を(ネット上かリアルかは関係なく)耳にしたり目にしたりしたことがあるルアーだと思います・・・ショアラインシャイナーR120F(R-50)。

このルアーを一言で説明すると、別にいまさら「買って試す」必要は無いルアーですね。

よって、人様・・・特にシーバス歴が浅い人・・・には「これを買ってみろ!」とか「一度は試してみろ!」なんて感じのお勧めは致しません。
特に飛距離を重視する人には絶対にしません。

損耗率が高い用途に中古で数を揃えて投入するとか、もう既にこのルアーが自分の中の基軸ルアーとして出来上がっているとか、2フック仕様じゃないとダメとか、そういう事情がある人が使い続けているルアーです。

かのM越御大は、口を開けたら二言目には「R-50が・・・」なんて事を言い続けていますが、それは個人が持つノスタルジー要素が過分に詰まっているものとして斟酌してあげましょう。

でも、悪いルアーではないですよ。
なにせ26年続いているルアーですからね!


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