スタジオコンポジット XGTカーボンノブ - シーバスリール

スタジオコンポジット XGTカーボンノブ

 21,2014 10:18
今回は


KIMG3679.jpg


あまり要らないベイビーロウディーと抱合せでしか売ってない
T字(Tシェイプ)タイプのカーボンハンドルノブ、「スタジオコンポジット XGT」のインプレです。


http://hakataseabasslure.blog.fc2.com/blog-entry-328.html
スタジオコンポジット シルバー カーボンノブ  ML

http://hakataseabasslure.blog.fc2.com/blog-entry-333.html
スタジオコンポジット ブラック カーボンノブ M

カーボンノブの実用インプレはあまり出回っておらず、有益な情報が少ないと感じたので自ら進んで人柱になってみました。

気がつけばカーボンノブに結構なお金を突っ込んで・・・


そのむかし、ぼくがまだお利口さんだったころ、報告書はまず最初に簡潔な結論を書き、次に要点を軽くまとめ、そして結論に至った内容(つまり本文)を述べて、最後に結論の補足をして締めくくりなさいと教わりました。

某大学や某研究所はそんな面倒なことをせずともよい、他人のを丸写しすれば良い、という斬新な方法で新境地を開拓しているようですが、ぼらおさんは古いやり方でいこうと思います。

ですが、かのジェレミー・クラークソンがSunday Timesなんかに載せている世界で一番有名な自動車レビューを読むに、「読者を誘い楽しませることによって情報を伝える」という技法は、とても大切なんだと感じますね。

・ウィットに富んだ風刺
・自虐
・時事ネタと絡ませ(同じことを何回も「新ネタ」として会話で披露しつづけるオジサンが近くに居ませんか?w)飽きさせない筆力
・正しい知識と豊かな経験に基づいた辛口批評

氏は時にコラムの2/3をトニー・ブレアと労働党への罵倒やイギリスの「間抜けなナウい流行事」への風刺を書き連ねたりして、残りの1/3で「さて、この◯◯はそれに比べると~」という手法・・・つまりこの車はその成分的(価格的)に2/3が比較的どうでもいい車であると間接的に伝える・・・を用いたりするんですね。
つまり、「春秋の筆法」を楽しくやっているわけです

うーん、奥が深い。

さて、釣具の(別に釣具に限りませんが)批評論評とは実際に所有し・使って・感じたことを正直に自分の言葉で表現せねばならぬ、なさねばならぬ。という崇高な使命に目覚めたぼくちゃん。
ところで、この気持・この使命感を意味する特別な言葉があるんですよね。
ノーブレス・おちんちんびろ~んオブリージュというものです。





「スタジオコンポジット XGT」 Tシェイプカーボンノブ について

結論:
Tシェイプに拘る人にはかなりの価値があるが、シャフト受けが金属製ではないために回転性能に難があり、また、その剛性を疑うに値する合理的な根拠も列挙されており、(シャフト受けがアルミ製である)ラウンドシェイプのほうを好む人は買うまでもない。

引用
XGTカーボンハンドル スタジオコンポジット×ジャンプライズ 故障
買って数回仕様で、ヒラスズキとのファイト中に壊れました

http://ameblo.jp/k59600323/entry-11571996078.html







(堅苦しいの疲れた)





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ノブの厚みについて:
意外なほど厚いです。ダイワ3000番/シマノ4000番のTノブより厚く、「薄いTノブ」がお好みの人には向かないでしょう。もっと薄いダイワ2500番/シマノ3000番につけるとその差が違和感として強くでるかもしれません。

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左から
11ツインパ4000デフォルト・13セルテ3012Hデフォルト・スタジオコンポジットXGT

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ノギスでもっとも厚みのある箇所を測ったところ

シマノ 16mm
ダイワ 17mm 
XGT 18mm

好意的に解釈すると(この「監修者」のスタイルから推察するに)、これは磯でグローブ着用を前提としているためかもしれません。あるいは、カーボンという素材の加工上の理由があったり、強度確保という純工学的な問題なのかもしれません。
人差し指と中指でメリケンサックのようにノブを握りこむというシチュエーションを想定しているのでしょう。

http://studiocomposite.jp/products/xgt

まあ、この辺は好みの問題ですね。


回転性について:
このハンドルノブの本質について書いてみます。
まず、感度はピカイチです。問題はありません。感度のために買う価値はあります。
ですが、回転の「フィーリング」が残念なことになっています。
これは「次回作」があったら是非とも改良していただきたいポイント。

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プラ製の中身・・・

まだ「強度・剛性」や「耐久性」に関して何か言えるほど使っていないので、その点についてはノーコメントになりますが、予想としてはカーボンという素材の強度にミスマッチしていて、上のほうにリンクがあるブログ記事のとおりにここが破損しても何ら不思議ではないと思います。



脱線しましたが、回転性について・・・


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プラに精度もクソもあるか!



いや、あります(ダイワの物はプラ製でも結構よく回る)が、スタジオコンポジットのXGTに限っていうとこれはもう、画竜点睛を欠くというか、せっかく女の子のスカートをめくってパンツみたらパンツがクマさんだったとか、そういう部類の致命的なミスでしょう。

はっきりいって、7900円という高額な定価に対して、ありえないほど低いクオリティーだと思います。

ロウディーは要らないから、同じ値段でアルミ製の中軸で売ってください。
それかその金属パーツを作って別売りしてください。


軽さについて:
びっくりするほど軽く、文句なしの要素です。
軽く、感度が良いだけに、回転性を妨げるアノ要素が残念すぎる・・・


ビジュアル・品質について:

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シルバー系のリールには格好いいですし、多分ゴールドが多用されているリールにもコントラストが冴えると思いますが、ブラック系には正直イマイチ。

品質についてですが、やはりカーボンシートをこのような複雑な形に加工するのは難があるようで、特に根本(つまりTの先端)のカーボン編みこみが透けて中の黒いプラが見えます。
これ、ひょっとして先の「破損」問題に繋がっているんじゃないんですかね?











最終結論:


555555.jpg



オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな

このはてしなく遠いカーボンノブ坂をよ・・・




スタジオコンポジット先生の次回作にご期待ください。


注:ちなみですが、悪くはない品です。
  ロウディーを売り払うこと(それか、そのまま自分で使うこと@2200円新品)を考えれば、値段もグっと下がります。
  ただ、ただ、“惜しい”
  この無念さが余計に評価を下げてしまう。


注2:赤いパッケージがダイワシマノ共用の一般的な小型スピニング用のノブです。
  水色のパッケージは大型スピニング用でダイワとシマノはそれぞれ専用タイプが別売りされています。
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Comment 1

2016.12.30
Fri
16:13

海ゴリラ #-

URL

それね・・・

中のプラ、すぐ割れるよ・・・予備も含め3個買ってはじめのヤツは3ヶ月以内、2個目も丁度3ヶ月で割れたよ。
ラスト一個は使う気にならず、オクで売った。

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