K-TEN K2F122 - シーバスルアー:ミノー

K-TEN K2F122

 06,2012 15:30
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K2F122 T1

メーカー:K-TEN タックルハウス
カテゴリー:フローティングミノー
スペック:全長122mm 重量20g フックサイズ#2

評価

このルアーを買ったのは表敬購入をしたい、と思ったのが理由でした。

表敬購入
表敬購入とは、その筋の「元祖」に敬意を表し、用途が重なっている別のルアーを所有してたとしても、更にオリジナルのルアーを買い足すことである。
例えば・・・・バチルアーを1個買ってその威力を思い知った時、バチシンペンのオリジンであるニョロニョロを買い求めることは表敬購入である。
民明書房「異次元ルアー全集」より



今思えば、このルアーを買った当時の自分は120~140mmのオーソドックスなフローティングミノーを持て余し気味でした。
が、我ながらいい買い物をしたと思います。

何故?

このルアーは“普遍性”を備えているからです。

まったく釣れない時代はキャスティング練習用ルアーとして
港湾用の小型ルアーで多少釣れるようになったときは「身分不相応の買い物をするんじゃない」という観賞用ルアーとして
そしてある程度のレベルになった時(ベタな表現をすると「中級者」になった時)の頼りになる相棒として

色々な顔をみせてくれるでしょうが、このルアーは特に何かが秘められているようなルアーではありません。
特殊なルアーではありません・・・ただの120mm級フローティングミノーです。

ですが、いつか気がつくはずです。
こういうルアーは、実は・・・少ない、と。



関連記事:K2F122MS T0.8






適性

サーフ    ★★★☆
内湾干潟   ★★★
河川/河口  ★★★★
磯       ★★★★★
港湾     ★

“本来は外洋での釣りに最適化させたミノーですが、サイズ(全長)的には、汽水域、淡水域での釣りにも必要にして充分な対応をします。水の比重の違いから、そのような塩分濃度が低い場所ではフックサイズを1番手下げると、本来設定したアクションを発揮します。”
タックルハウス K2F公式ページより
122mmというサイズはかなりオールマイティーです。
ただし、大型狙いの2フックアイということで、フックアップ率は主流の3フックアイのルアーよりは劣ります。


キャスティング

飛距離 ★★★★★
飛行姿勢 ★★★★★
キャスタビリティー ★★★★

キャスタビリティーはロッドとの相性次第。
元はヒラスズキ用のルアーなのでヒラスズキロッドとの相性がいい。
河川で使う際はロッドの特性を理解し、ベストとなるマグネットの外し方を探りましょう。


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レンジ

河川のウェーディングなら、それが特にシャローレンジなら、リップレスのサブサーフェイスミノーなら問題なくドリフトするところをゴッゴッとボトムノックさせるかもしれません。


アクション・使い方

アクション ★★★★☆

普通のフローティングミノーですが、その前任者であるBKF115とくらべていくつかの改善点がみられます。
まず、体高が抑えられているので逆風下でのキャスタビリティーが向上していること。
次に、比較的足元までキッチリ泳がすことが可能となったこと。
荒磯での水噛み・レスポンスが非常にいいんですね
これはBKF115の弱点でした・・・リップ形状の弱点というより、ありすぎる浮力の問題だったのでしょう。
K2F122は低速域でもキッチリ仕事してくれます。
このルアーを扱う際は余計なロッドアクションは不要でしょう(むしろステイさせることが多くなるはず)。
ちなみに兄弟のシンキングミノーであるK2S122はかなりアクションが大人しい(早巻きでないとK2F122並のアクションはしない)です。


DSCN4782.jpg


フックチューン

ST-46#2が標準装備
#3にするともっと河川の釣りに向く(アクションがもっとスローリトリーブに対応する、アクションそのものも大きくなる)とありますが、K-TENのルアーはそもそも「自分で最適化しろ・自分好みを見つけろ・その場にあったチューンを勝手にしろ」というスタンス。
フックチューンに対する許容力が大きく、玄人好みです。
自分はデフォルトの#2を愛用してます。


ルアーの入手

値段 ★★
安定供給 ★★★

高い!
大抵の店に置いてあると思いますが、消費税を入れると2500円くらいになることも珍しくないルアーです。
値段が玉に瑕・・・しかもフックが#2(ヒラスズキ用としてはごく普通のサイズですが、内海の釣りではあまり使わないサイズ)でフックの融通も効かない。
が、中古では普通に980円程度で売られている場合があります。
もし見かけたら買っておきましょう。


総評

最終評価 ★★★★★
サイレントアサシン140Fを磯で投げました。
風に煽られて目標を外し、磯に衝突しました。
回収するとサイレントアサシンは大破していました。
K2Fを投げました。
風に煽られて目標を外し、磯に衝突しました。
回収するとK2Fは普通の姿でした。
K2Fを高い足場で投げました。
回収時、荒い岩肌のキワに何回もぶつかりました。
サイレントアサシンで同じことをしました。
1回目の回収時の衝突でサイレントアサシンはフローティングペンシルに姿が変わっていました。
K2Fは釣行を終えても普通の姿でした。

あれ以来、シマノTVのヒラスズキシリーズは全然信用しないことにしています(すくなくとも使用ミノーの耐久性については)。

K2Fの姿をしたリップ付フローティングミノーは星の数ほど存在します。
ところが、K2Fの牙城を脅かすレベルのリップ付フローティングミノーはいまだかつて存在しないんじゃないかと思います。

アクションがいいとか
飛距離がいいとか

そんなのは当たり前で

フックチューンに対する許容力があり
磯で大切な泳ぎの諸要素(泳ぎ出しのよさ・高い足場からの使い勝手・水噛みのよさ)が考慮されており
ボディそのものも頑丈にできている

こういうルアーは本当に少ないんですね。
永く続いて欲しいルアーです。
K2F122

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