ベイスラッグ80 11g - シーバスルアー:ミノー

ベイスラッグ80 11g

 16,2014 20:48
名称/通称:ベイスラッグ80
メーカー:ティムコ
カテゴリー:シンキングリップレスミノー
サーフ  ×
干潟   ×
河口   ◯
河川   ◯
磯    ×
都市港湾 ◎
地方漁港 ×

KIMG4291.jpg




評価



この記事を書くにあたり正直に告白すると、このベイスラッグ80を良くわかっていません
自分には使いこなせなかったと、予め宣言しておきます。
買ったのは数年も前で、お蔵入りして随分長いこと月日が流れていました。フックの錆びをみてもわかるとおり、このルアーに対する情熱は既に消え失せています。
ですが、最後に、「今」ならこのルアーを理解できるかもしれないと思い立って、「素振り(=釣る気のないタックル確認)」を行ってみました。
その結果・・・・全然わからなかったです^p^

よくわからないのですが、無知の知を持ってこのルアーを解説してきたいと思います。



飛距離 ★★★☆
飛行姿勢 ★★★
キャスタビリティー ★★★☆
11グラムで、前方重心で、バイブのように上部にラインを結ぶタイプ。
そんなに飛ぶように見えませんが、意外と飛びます。姿勢もそこまで崩れやすいものではないです。


アクション ★★★
ここが一番の議論となる点です。
そもそも何故ベイスラッグを買ったのか、動機を告白しておくと・・・
それはまだ駆け出しの頃、「シーバス お勧めルアー」のような言葉で買ってみるべきルアーを検索してみたところ、複数の人が高評価をつけていたからです・・・
つまりは、「ネットに良いって書いてあるから」という単純極まりないド素人ミーハーな理由でした。

何故こんなルアー(←この言い回しには理由があります)が高評価で認知度が高いのか。
それはベイスラッグ80というルアーは数あるシーバスルアーの中でも、とんでもなく寿命が長いロングセールルアーだからです。
軽く検索した結果、すくなくとも2001年には存在していたことがわかります。
つまり、シーバスフィッシングの初期に出た「中層タダ巻きand/orロッドアクションでダートで釣れる」画期的なルアーだった評価が、十数年経った今でもネット上に生きているからです。

このルアー:ベイスラッグ80は現代には不要なルアーです。

ネット上にあるかなり古い記事でこのルアーが称えてられているのは理解できますが、2014年の今にこのルアーを新たに買い求めて使う必要性はほぼありません。



後半のジャークしてトゥイッチしてダートは忘れてください。
イマドキ「ジャークしてトゥイッチしてダートするシーバスルアー」なんて流行ってません。それ系のルアーは淘汰され絶滅しつつありますよね。

まずこのルアーの外観からして、人は「中層を泳がすワンダー80?」と想像すると思います。
その線でいくと、ベイスラッグはほぼその想像どおりのアクションをします。
11gと決して重くないのに、実はレンジキープ力にも優れていて、適性リトリーブ速度においてはもしかしてローリングベイト77より浮き上がりにくいかもしれません。沈降速度も頭からまっすぐ沈むので早いです。
ところが、「中層を通す」という点においては、ベイスラッグはアクションにおいても手返しのよさにおいても、普通のバイブを前にするとその存在意義を失います。
「スローさ」「弱々しい波動」で勝負するにしても、ヨレヨレやレイジーのようなレンジキープ力がある小型シンペンや、マリブを筆頭とする「リップ付きのリップレスミノー」に負けます。
そして当たり前ですが、このルアーに引導を渡したルアーの存在がありますよね。多分、ここまで読んだらそのルアーとは何なのか、想像がつくと思いますが・・・そう、ローリングベイト、特にローリングベイトSSSはこのベイスラッグの完全上位互換のルアーといってもいいでしょう
個人的には「連続トゥイッチorジャークでダート」なんて絶対にしませんが、類似行為を求めるならR32と静ヘッドでやります。多分、R32が圧勝するでしょう。

シーバスルアーの歴史を想像するに、そもそもこのルアーはラパラCD7やビーフリーズ78(←このルアーもネット上の「化石情報」によって買わなくてもいい人が買ってしまうという悲劇を生み出してますねw)なんかの、中層を小気味良く泳ぐシンキングミノーには反応しない魚を獲るためのルアーだったはずです。バイブがまだ未発達だった時代。シンペンにバリエーションが無かった時代。ソフトルアーとジグヘッドが「奥の手」だった時代・・・このルアーのキャッチコピーの一つである「スラックをだしたままのジャーク」をやってみるために明るいうちにアクションを確認してみると、フォール時にウェイトを内蔵している前方から落ちる姿勢、そこからロッドを煽って跳躍するその姿がソフトルアー+ジグヘッドに非常に似ています。

ようするに、「中層を攻める」という点を抽出したらバイブを買うべきだし、「中層をナチュラルに攻める」という観点からするとシンペン各種でもっと突き詰めた攻め方をするべきだといえるし、どうしても「連続ジャーク」したいならR32を使ったほうがいい。


値段 ★★
未だに新品が店頭に並んでいることもあるが、高すぎる。
ちなみにベイスラッグ80 18グラムというヘビーシンキングバージョンもある模様。


ユーティリティ ★★
KIMG4295.jpg
断っておきますが、このルアーに否定的ではないのです。ですが、ある程度水深がある港湾河川でこれを取り出して「中層をスローに」とかしませんし、「連続ダート(笑)」もしたくありません。
ただ、その役割に関し、さらに細分特化されたルアーが登場した結果、相対的に「汎用」ではなく「凡庸」なルアーになってしまったのではないでしょうか。


総評 ★★★
老兵は去るのみ、とは断言できません。
「このルアーで釣りたい」という思い入れ・意思があれば普通に釣れると思います。
ですが、ただ単純に「釣りたい」場合は、ローリングベイト77を買ったほうが幸せになれそうです。



   
関連記事


Comment 2

2016.04.10
Sun
17:46

@ #-

URL

ベイスラッグはやはりダートさせて使うルアーな気がしますね。
船底や護岸際にいる見えシーバスにミノーやバイブを投げても反応しない、、、そんな時に連続ダートさせるとウジャウジャ湧いてくることがあります。こんなに居たのかと。。。

>個人的には「連続トゥイッチorジャークでダート」なんて絶対にしませんが、類似行為を求めるならR32と静ヘッドでやります。多分、R32が圧勝するでしょう。
ベイスラッグの違うところは、このルアーはジャーク後に『ピタッ』っと停止し、その後一瞬フラつきながらフォールに移行します。そのためワインド系のワームやジグヘッドをつけたワームよりも近距離でアクションを増やせます。

ぼらおさんは中層をナチュラルに攻めるルアーだと思われているようですね。
その点に関して言えば、私はこのルアーで何十匹も釣ってますが『タダ巻き』では釣ったことがありません。その使い方なら設計者の意図に反しますが、ベイスラッグである必要も無くローリングベイトの方がよっぽどいいです。

欠点は近距離用のルアーのくせに壊滅的に脆いところですかね

編集 | 返信 | 
2016.04.11
Mon
16:11

ぼらお #-

URL

Re: タイトルなし

> ベイスラッグはやはりダートさせて使うルアーな気がします。

> ぼらおさんは中層をナチュラルに攻めるルアーだと思われているようですね。

的確なご指摘、ありがとうございます。

まるで自分のベイスラッグ使用中の姿をみていたかのようなスルドイ指摘を読むに、このルアーに関しては自分の理解が浅く未熟なのでしょう。

言い訳をすると、如何せん福岡では

>船底や護岸際にいる見えシーバスにミノーやバイブを投げても反応しない、、、そんな時に連続ダートさせるとウジャウジャ湧いてくることがあります。こんなに居たのかと。

こういう状況に滅多に遭遇することなく、見えないシーバスをどう釣るかに比重が置かれるのでベイスラッグの持つダートポテンシャルを引き出せるような状態での釣行経験がないまま書いてしまったということになります・・・

今年はボートシーバスに挑戦してみようかと思うので、もしそのようなシチュエーションがきたらベイスラッグを試してみます(釣るまでにぶつけて割らなかったら・・・)!

編集 | 返信 | 

Latest Posts