フィッシングノット最強攻略 - 読書

フィッシングノット最強攻略

 16,2014 22:12
KIMG4407.jpg



今更必要がない本だけれど、暇つぶしを外出先でせねばならない時、中古で買ってみた。
この手の本(毎月内容が変わる総合釣り雑誌じゃなくて、このようにノットならノット、特定のハウツーならハウツーなんかを特集した専門本)は過去の「業界の認識の変遷」が読めて面白いと思います・・・必要はありませんが。

そうしたら・・・なんとッッ!

驚愕の事実が・・・!!




あ、えーと、その前に本の内容ですが・・・

「ネットで幾らでも転がっている内容」

・・・とアマゾンのレビューに厳しい声があります。

まあ、そのとおりには違いないのですが、本とは手にとって自由な場所と姿勢で読めるというメリットがあり、結束練習には大切なことです(PC画面から離れてできるということが)。
よってPE初心者には、本という媒体はお勧めできます。
車の中で、一人飯のちょっとした時間つぶしに、あるいは潮待ちのひとときなんかに、10mほどの古いPEと2m程度の適当な太さのナイロンラインがあれば練習ができますからね。

こんな感じ↓で一通り、PEとショックリーダーの結束方法や、ラインとスナップ等金具との結束方法が評価点数付きで掲載されています。

KIMG4417.jpg


さっと目を通した感じ、ネット上のイラスト付き解説図より、この本のほうがわかり易い気がします。
もしこの本の通りにやって上手くいかなくても、ヘコむ必要は無いです。
ネット上にはまったく同じノットを、別のアプローチから結束する方法なんかが探せばありますし。


で、何の話でしたっけ。


あゝ、驚愕したという話ですよね。





その前に、自分のノット歴を。

初心者の頃に使っていたノットは簡単なオルブライトノットでした。
ですがオルブライトノットは強度の絶対値の問題もありますが、なにより信用ができない(安定しない)のでやがて強いと呼ばれるノットの研究に勤しみました。
FGノットとSFノットを両方試し、SFノットのほうが何故かスムーズに結束できたのでしばらくSFノット。
ところがこのSFノット、結束部分にリーダー側のツイストが入るので、ガイド滑りがよろしくないのは周知の通りですよね。
そこでまたFGノットに取り組むことしばし・・・
それでFGノットの核心である「編み込みによる摩擦」とは何かとずっと考えていたんです。
編み込みによる摩擦がFGノットの本質だとすると、FGノットとは工程に随分無駄が多い非合理的なノットじゃないかと。
釣行中の再結束にそのデメリットがあるのではないかと。
実際、FGノットの再結束は、貴重な時合いの最中では事実上不可。
時合いを逃したくなければ、不安定なオルブライトノットか、最悪の場合直結で挑まねばならない。
そこで試行錯誤して、「摩擦はするが、限りなく工程を省く」というノットを独自に作ったつもりだったのですが・・・

なんということはない、この本に殆ど同じノットがご立派な名称付きで記載されていたのでした。

そして、冷静に考えれば確かにFGノットの輪郭も残ってなければ、接点も殆どない、別系統のノットであるということも、¥恥ずかしながら初めて理解しましたw

そう。

これまでちょくちょく「ぼらおノット」と称して言葉として出てきたノットの正体は・・・



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「ミッドノット改」


・・・じゃないな。



「ミッドノット」という認識がないままこれの変形を作っていたということで





「ミッドノット変」





でありました。


因みにですが、この本によるとFGノットとSFノットの総合点数が17/20
ミッドノットは19/20で、同じく19/20のノーネームと同点首位。


勉強不足なもので、ノーネームノットは試したことないですが、多分この順位は間違っています。

それぞれの方法のエキスパートが結束したら、という条件がついていればこの順位に納得しますが・・・
平均的な熟達度の人が結束したという条件ならば、FGノットのほうが間違いなくミッドノットより安定します。

自分のミッドノット結束方法は現在進行形で進化改良していますが、逆にいえばまだ不安定な面があるということです。
(個人的にぶっちゃけると、摩擦が強すぎてPEがリーダーの編み込み部分を切断してしまいルアー回収に失敗、という問題に取り組んでいます・・・強度そのものは、FGノットを超えているクオリティー。毎回出せています。)

ですがミッドノットは結束時間が短く工程がシンプルで(ただしシンプルだけにコツが必要)、おまけに人によってはFGノットを凌ぐレベルの強度を実現できるノットなので満足してます。
この本はもしかしたら、FGノットがどうしても上手に行かない人に向いているかもしれません。





閑話休題




ノットの基本は全部攫ってある本なので、「車の中で読みながら訓練したい」という人には中々悪くない本でした。
新品を定価で買うのはちょっと・・・アレですが、中古なら許容範囲かな。






本の後半にまるで参考にならない、典型的な実験の失敗例(強度実験)が載っていますのでご注意あれ。
文系が実験なんてしようとしても、擬似科学実験になってしまって無理です^p^
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Comment 7

2014.07.17
Thu
21:41

 #-

URL

摩擦系はコレが簡単すぎてコレしか出来ない体になってしまいました…http://yaplog.jp/frontier2/archive/7

編集 | 返信 | 
2014.07.18
Fri
23:07

ぼらお #-

URL

あっ!!!!

この動画みました!!
懐かしい・・・

というか、これを見たのがFGノットを変えた(というか結果からすると「辞めた」)動機です。

すると何故かミッドノットになってました^p^

編集 | 返信 | 
2014.07.19
Sat
03:06

 #-

URL

これが動機で辞めた、ということは何か重大な欠陥があるということでしょうか?
差し支えなければ教えてください!

編集 | 返信 | 
2014.07.19
Sat
06:36

ぽこた #-

URL

やっぱり井上ノットでしょw

編集 | 返信 | 
2014.07.19
Sat
11:24

ぼらお #-

URL

「井上ノット」で検索すると
http://www.youtube.com/watch?v=ArTN0yAyQwc
出てきましたが、見た感じミッドノットの変形ですね。
多分自分のノットも、やり方は違いますが本質は似たようなものです。
ミッドノットは図面に起こすと単純ですが、締め込み方や仮止めからの編み方に図面では伝わらないコツがあるので、十人十色になるんだと思います。


>これが動機で辞めた、ということは何か重大な欠陥があるということでしょうか?
>差し支えなければ教えてください!

いや、別にFGに何か問題があるわけではなく・・・
「ロッドを小脇に抱えたまま5分、手元の明かりで実釣にまったく不安のない強度を持つノットが出来る」というコンセプトを教えてくれた動画だった、という意です。

編集 | 返信 | 
2016.03.16
Wed
00:42

おま #-

URL

「井上ノット」前にも見たことあるんですが、再度見直してみました。
ん~、今度実践してみっよかなぁ~。
私はFGか堀田ノットでやってました。
それより4:30~お姉ちゃんの頬に虫が移動するのが気になって気になってw
糸を舐めるのも夜に観ると・・・。
溜まってんのかなぁ~?

編集 | 返信 | 
2016.03.19
Sat
19:08

ぼらお #-

URL

Re: タイトルなし

> 「井上ノット」前にも見たことあるんですが、再度見直してみました。
> ん~、今度実践してみっよかなぁ~。
> 私はFGか堀田ノットでやってました。
> それより4:30~お姉ちゃんの頬に虫が移動するのが気になって気になってw
> 糸を舐めるのも夜に観ると・・・。
> 溜まってんのかなぁ~?

急いで中洲にいってください・・・

編集 | 返信 | 

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