レスポンダー129F - シーバスルアー:ミノー

レスポンダー129F

 03,2014 22:44
名称/通称:レスポンダー129F
メーカー:シマノ
カテゴリー:サブサーフェイスミノー
適性:
 サーフ   △(遠浅)
 干潟    ◎
 河口    ◯
 河川    ◎
 磯      ◯
 都市港湾  ×
 地方漁港  ×

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評価



よくぞこの浮力を殺しきった。
正直、使うまでは「浮力がありすぎてスローでは使い物にならない」という先入観をもっていた。

確かに「デッドスロー」ではその道の先達であるK2F122MSに未だ及ばない。
上級者、あるいはルアービルダーが好んで形容する言葉を借りれば「水に馴染みにくいルアー」といえる。
上流から流れに任せて「ポイント」まで運んでもちょっと不自然・・・なにか、こう、違う・・・
ところが一般的な使用の場合、スローからファストまであらゆるリトリーブスピードに対し、素直なアクションを見せる。
潜りすぎるか浮きすぎるか、どちらか極端になるだろうと思ってたが、速く巻けばその分潜りその分強く泳ぐ。遅く巻けばその分潜らず、その分弱く泳ぐ(デッドスローではないがかなりの低速でも泳ぐ)。「水噛みがはいいが、水に馴染みにくいルアー」と表現すればいいのか。

レスポンダーのベースとなっているサイレントアサシンシリーズは「スペックより潜りすぎ」という評判(とくに140)が定着しつつあったが、どうやら129で抜本的な改善を施したらしい。そしてサイレントアサシン129がベースとなっているのがこのレスポンダー129F。イイジャナイ!



飛距離 ★★★★★
飛行姿勢 ★★★★
キャスタビリティー ★★★★
ライバルでありパクリ元インスパイア元であるK2F122MSに比べて幅広いロッドで扱える


アクション ★★★★
喰わせとアピールを両立したウォブンロール。
アサシンよりウォブリングがはっきり出る。
最大で40cmほど潜るが、10cm潜る程度のスローリトリーブでもしっかりアクションするので泳ぎだしがいいのは間違いない。
ただひとつケチを付けるとすると、やっぱり高浮力が災いして、上からのデッドスローの流し込みに弱い。
K2FMSが同じことをすると、微妙に水に「半身浴」する感じで、流れの上で微妙に動く感じが出るしそれで釣れるが、レスポンダーはこれが苦手。


値段 ★★★
店頭では高い・・・もう一声・・・

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ユーティリティ ★★★★
干潟と河川で大活躍間違いなし。
サーフは微妙だけれど、このレンジは磯で嬉しいレンジのはず。


総評 ★★★★
水深30cmのレンジで大型ルアーが必要だけどリップレスはダメだしイヤな時、K2Fはイヤイヤでダメダメだけど似たようなルアーが欲しい時、2フックじゃなくて3フックが望まれる時、そういう時、レスポンダーは良い。

A)「よく潜る前傾姿勢のミノー」を高浮力によって無理やり潜らないようにした
B)本来は高浮力であまり潜らないはずのFミノーを、潜るようなリップ設定にしてバランスとってみた

設計思想はどちらかわからないが、いずれにせよ開発者が意図したレンジを泳ぐルアーに仕上がったことは間違いない。

シャローで必要なレンジを守り、リトリーブ速度の如何にもかかわらずしっかり泳いで強烈アピール。
個人的にはどちらかとえば静かな場所より、強い流れ・・・それもヤワな上から下へのドリフトではなく、奥から手前の「流れを横断!」という形に向いているような気がする。

何がいいたいかというと、つまり、いいルアーだということ。

蛇足だけれども、このルアーはシマノのカラーに対する本気を感じられるルアーになった。

http://fishing.shimano.co.jp/product/lure/3483

写真のカラーは一般化すると「(レンズホロ)ボラ」・・・ナチュラル系とカテゴライズされると思うが、ベリーはラメ入のシロにサイドはレンズホロで良く目立つ。バックの黒緑とあわせてローリング時の上下コントラストも冴えるだろう。
この辺りも初期のサイレントアサシンから随分進化したなと感じられ、評価されるべき点だと思う。





 
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