シーバスはどの程度の◯◯に居着くのか - 初心者に読んでほしい思考・行動

シーバスはどの程度の◯◯に居着くのか

 09,2015 00:18

駆け上がり・ブレイクライン

意味は同じです。シーバスをやっていたら四六時中耳にする言葉です。


曰く、シーバスはそこに潜んでいると。

曰く、シーバスはそこで捕食活動をすると。


十分な水深と人工構造物が多数ある港湾をメインフィールドにしている人からすると、概念としてイマイチつかみどころがない言葉だと思いますが、サーフや河川、水深が2mにも満たない場所では、ブレイクラインの把握は生命線になります。

何故でしょうか?






自分で写真を撮りに行くのは面倒だし、何処かから拝借(という名の無断転載)するのも憚られるので。


核心を突きます。


シーバスは海底にこのコンクリートブロック1個程度の地形の変化があったら、そこに付きます。

付く、という言葉に語弊があったら訂正しましょう。


平坦な水底に、突如としてこの程度の段差orこの程度の出っ張りがあったら、そこを好みます。


(そこに必ず居る、という意味ではなく、もしシーバスがそのエリアに存在するとしたら、そのピンポイントを特に好んで滞在するという意味です)

吐き気がするくらいシャローウェーディングを探求してみてからの結論です。

何故そこで釣れたのか、夜明けと(大潮の)干潮を待って釣れたポイントまでウェーディングして行ってこの目で確かめたこともあるので、間違いありません。






小動物は本能的に空間の「隅」を好みます。





「隅」という概念は彼らにとって、起こりうる脅威が限定される要素(逃げ道が限定されるともいいますが)なのです。

よって、食べるほうも、食べられるほうも、「三次元的に見て(色々な意味で)限定される空間」に居る可能性が非常に高いといえるようです。




フラットな水底に、コンクリートブロック程度の出っ張り(つまりは”ストラクチャー”)があったら、そこは魚にとってのライオンズマンションです。いや、六本木ヒルズです。

ですが残念なことに、夜の水中地形の把握、コンクリートブロック程度の出っ張ったストラクチャーの正確な把握となると、よほど通い詰めないと正確に把握しきれないものです。

ところが、出っ張りではなく落ち込み、しかも、連続した落ち込みとなると、その存在の把握がなかり容易になります。

そう、それがブレイクライン(駆け上がり)です。


shallow.jpg


サーフシーバスのハウツーを読めば耳にタコが出来るほど書かれていることですが、初心者に「why」を具体的に説明してきれていないと思うので書いてみました。

水中という三次元の空間の中で、「水底」という概念の導入は「それより下には餌となる魚も敵となる魚もいない」ということです。

わかりやすく、図にしましょう。

無題3

中心の赤い楕円は魚(あえてシーバスだともベイトだとも特定しません)だと思ってください。

変化のない水中の真ん中にいるということは

無題

脅威が全周囲360度から起こりうるということになります。

これに水底が加わります。


無題2

あら不思議


無題4

脅威の内の下半分が消えてなくなりました。

矢印の数は1個しか減っていませんが、左右の矢印が半減したと思ってください。

ここにブレイクラインを加えてみると


無題5

さらに半分になりました。


なぜブレイクライン(流れや波が形成するブレイクの場合、小さいとコンクリートブロックどころか煉瓦程度、大きければコンクリートブロック2個分くらい)に魚がいるのかというと、ベイトフィッシュからプレデターフィッシュまで、その「段差」そのものに上記の理由で居着いたり、その「段差」を移動通路(つまりは魚道)としている可能性が非常に高いからです。


魚の目線にたつと、ブレイクラインというのは、脅威が1/4になるパラダイスということなんですね。

つまり、論理的に考えれば、ブレイクラインの魚の密度(正しくは「魚がいるかもしれない可能性」)は、何もない場所に比べて最低でも4倍以上、ということになります。




突き詰めていうと、魚を探すということはコンクリートブロック程度の変化を根拠にしても良い、ということです。


というか、コンクリートブロックを探してください(笑)

「出っ張り」ならコンクリートブロック1個分の単発のストラクチャー。
「引込み」ならもっと長い・・・3mくらいの連続した変化。



この概念を理解すると、シャローの攻略がサラサラと溶けるように体に浸透すると思います。
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