ショアラインシャイナーZ バーティス97F SSR - シーバスルアー:ミノー

ショアラインシャイナーZ バーティス97F SSR

 24,2015 17:40


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ショアラインシャイナーZ バーティス97F-SSR(Z97F-SSR)

メーカー:ダイワ
カテゴリー:サブサーフェイスミノー
スペック:全長97mm 重量12.6g フックサイズ#6

評価

人間は「異常事態」ともいうべき想定外な出来事が我が身に起きると、硬直してしまう。
驚き騒ぐでのはなく、ただ、引き攣り固まってしまう。
たとえばずっと前に、こんな事があった・・・

当時、自分と一緒に住んでいた同居人の「客」が家に来た。
(自分は不在だった)
その客は手持無沙汰で、取り込んではいるがカゴに丸まっていただけの我が家の洗濯物を畳んだらしい。
同居人はそんなことしなくていいのに、と客には謝ったのだが、何を思ったか帰宅後のぼらおさんに対して「新しいぱんつを買え!」「ぱんつくらい穴の無いものをはけ!」と怒りを露わにするのでした・・・
まったく意味が分からないので完全に硬直しながらも、話を聞いていると徐々に
「下着が紛れている洗濯物を畳んでもらって恥ずかしかったのに、その下着に穴があって更に恥ずかしかって、さらにその穴あきぱんつが自分のものと思われたのが憤死寸前の羞恥心を催すものであった」
というものらしい。

知らんがな。





適性

サーフ    ★★
内湾干潟   ★★★
河川/河口  ★★★★
磯       ★
港湾     ★

川・・・河川用なのか?


キャスティング

飛距離 ★★★☆
飛行姿勢 ★★★★
キャスタビリティー ★★★★

通常のZ97Fとくらべてすこし軽くなっており、その分飛距離が出ない。


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レンジ

ナイト向きルアーを、デイのスピードで巻いて、破綻したアクションを水面下30cmのレンジで出したい・・・・
という必要性に迫られるようなことがあったら、このルアーを使ってください。


アクション・使い方

アクション ★★
このアクション設定はスキャンダラスといっていい。
「不夜城カラー」は全カラーラインナップ中、おそらく1,2位を争う塗装重量が外殻に付着しており、たとえばシンプルな「パールチャート」なんかのカラーより動きが微妙に穏やかになっているはず。
これは兄貴分のZ120Fの【不夜城⇔チャートパール】で確かめているので間違いないと思う。
それが、この動き・・・
一言でいえば、泳ぎすぎる。
「低速からしっかり泳ぐルアー」ということならば問題はないが、このジャンルのルアーが想定するシチュエーションの速度・・・つまりは「ナイトで流れに乗せるスピード」だと浮力をもて余して表層をバタバタするだけになってしまう。
そこでティップを下げてリトリーブスピードを上げると、レンジは合うが今度は水中て大きくバタつきウネってワイルド過ぎるアクションに変わってしまう。
要するに、遅く巻けば水を噛まずにダメ、早く巻けばバタつきすぎてダメ。
つまり、ダメ。


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フックチューン

浮力を殺すためにリングとフックの番手を上げてアクションのマイルド化を図るのはアリ。
ただし、何故ユーザーがそんな微調整をしてやらないといけないのか、その価値があるのかは不明。


ルアーの入手

値段 ★
安定供給 ★★★

買ったら悔しくて憤死するレベル。
ただし、中古で数百円で「どんなものだろう」という好奇心を満たすために買うのは可。
1500円以上で新品を買うなら、その1500円でカツ丼でも天丼でもなんでも好きなものを食べたほうがいい。

Z97-Fのアクションで水深30cmのシャローレンジでやってくれるルアーだろう。

普通の感覚のユーザーをそれを期待するが、このルアーはそういうルアーではない。
普通の感覚の人は「帰ったら自分のぱんつが見知らぬ他人に畳まれるかもしれない」なんて想定はしない。
Z97F-SSRの動きを見たときの衝撃は「家に帰ったら何の脈略もなく『穴があいたぱんつをはくな!新しいぱんつを買え!』と言われた時の衝撃」と等しいといえる。
人は理解を超えた事象に遭遇した時、ただただ硬直してしまうのだ。


総評

最終評価 ★★
厳密にいえば、あのぱんつは「多少ホツレがあった」というだけで穴は空いてなかった!
と、Z97F-SSRのことを思い出すだけであのぱんつの事が思い出されるわけで、その理不尽な謗りを受けた身としては、それはもうZ97F-SSRに対して怒り冷めやらぬわけですよ。
客が来るとか知らなかったし、客が洗濯物をたたむとか考えないし、そもそもぱんつには穴は空いてなかった。
つまりダイワはこのルアーを世に出す前にもっと考えることがあっただろうと。そういうことです。
バリエーションを多く展開してユーザーを混乱させてルアーを掴ませよう・・・そういうのはもう流行らないんです。
出すならば「Z」の文字のように「これより先はない」というくらい調整しきってから出してください。
もしかしたら、この手のサブサーフェイスをこのサイズで作るのは、我々一般人が思っている以上に難しいことなのかもしれません。
あの微妙なレンジを100mm以下の小さなサイズのボディーの浮力で、というルアーは実際少ないというか無いですよね。
そうだとしたら尚更、この仕上がりで出す必要はなかった。

余談ですが、「救いようがないルアー」という程ではありません。
「釣れないことはない」というルアーです。


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このZ97FSSRを買った人の大半はZ97FかZ120Fの高い完成度を見て手を出したと思いますが、このアクションをみると「アクションの振りが大きすぎ・・・ひょっとして騙された?」と、事態に気がつき、その多くが結果が出る前にZ97F-SSRを使うのをやめ、残りの少数の人が「それでも買ったからには・・・」と結果を出すまで使ってみるが1匹でもセイゴが釣れると満足して使うのをやめ、最後の極少数のダイワに特別な忠誠心を捧げている人が「しょあらいんしゃいなー ぜっと ばーてぃす  きゅーなな えふ えすえすあーる」という幾分知能が足りていない名称とともにその動きを愛し続けるでしょう。

現在のダイワルアーラインナップの中でも特にクソルアーといえる一品です。






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