モアザンAGS93ML インプレッション - シーバスロッド

モアザンAGS93ML インプレッション

 24,2015 19:40
KIMG2227.jpg

2012年の夏頃にデビューしたロッドなので、決して「新作」とはいえないロッドのインプレッションです。

ところで・・・

「鬼掛け」

「デーモン系」

「悪魔の食わせ」



のティップって何ぞなもし?







この厨ニ的語呂感が気になって調べてみたところ、昔から代々続くモアザン系の恥ずかしいネーミングセンスの名残らしいです・・・
そういえば、93MLのメーカー愛称からして「デーモンパワーコマンダー」ですし・・・ダイワの中の人って、もしかして結構オラついている系なんですかね?
だって、普通の人なら口にするだけで恥ずかしさのあまり憤死しますよね、このセンス・・・




いや、そうじゃなくて、そのティップは嘘偽りなく




マジで乗りがいいティップなんか!?





という話なんですが、その前にこの93MLの本質を先に浮き彫りにしたいと思います。











このロッドで魚を掛けると


「なんと!こういうロッドもあるのか!」


的な感動が得られます。


イロイロなロッドでイロイロな魚を掛けてきましたが、このロッドは「魚を掛けてから」が際立って凄い。





いなすのか?


曲がるのか?


バラさないのか?


強いのか?






違います。


それらの要素は全て内包していますが、正確には違います。




このロッドは・・・例えるなら犬のリードです。

土佐犬などのような大型犬とガチの力比べをした場合、大抵の人は引っ張り負けると思いますが、首に結んだリードを「操作」することによって大抵の犬の進行方向はそれが非力な女性であってもコントロールできるものです。

このロッドの素晴らしさはこの一点に尽きます。



シーバスをベンディングでいなして獲るわけではなく


シーバスをパワーで捩じ伏せて獲るのではなく


シーバスの向きを的確に操作して短時間でランディングに持ち込む



そういうロッドです。


剛強なパワー一辺倒なわけでもなく、曲がって暴れさせないスタイルでもない。実に不思議で新鮮な「魚を操作する」フィーリングがそこにあります。

強めのファストテーパーのロッドというのは少なからずそういう面があることは知っているのですが、魚のパワーとロッドのパワーがマッチしてそのような形になる機会って、実は滅多にないんですよね。
ところがモアザン93MLは大抵の魚をコントロールできるようになっていると思います。


なので、ランディングした魚は

「えっ、俺まだ元気なのになんでもう陸に打ち上がっているの?」



みたいな不思議な顔をしてますね

(若干の誇張アリ)











テーパーはウルトラファストテーパーでティップ自体は繊細かつしなやか。

バットは中々強靭にできています。

そう、よくある「強いバットに柔らかいティップ」系のロッドであることには間違いないのですが、バットが思いのほか強いので「デーモン系ティップ」なる言葉に惑わされて買うと面食らうかもしれません。このロッドは剛のロッドです。




で、実際に食い込みはいいのかというと・・・



乗せ



でもあり


掛け


のティップでもあって、本当にフッキング率は高いです。

因みに感度も相当に高いです。



普通は感度が高ければ弾きやすい傾向がある「掛け」のティップになります。

その逆でいうと感度は低いけれど柔らかなティップは「乗せ」のティップです。

一般論ではこの両者は相反する要素なので完全両立はできません。


この「鬼掛け」「BUKKAKE」「顔射」「デーモン系」ティップは・・・


ウーン・・・










普通に両立してますね。







宗教的な理由でダイワのタックルを使えないという人以外は、一生に一度は、このティップを味わってみたほうがいいでしょう。
いや、味わってみるべき。





ここまで、AGSについて話がありませんが、率直なところモアザンAGSで驚いたのはガイドよりブランクのほうです。

もし釣りの神様が降りてきて

「ぼらおよ、貴様は日々無駄な駄文を書いては見苦しくも世間に公開しているから、罰として貴様のシーバスロッドをダウングレードすることにした。モアザンAGSはラブラックスAGSかチタンSICのモアザンのどちらかにするが、情けで選ばせてやるから決めなさい」

こういうことになったら、多分、モアザンを選ぶと思います。
モアザンAGSを買う前は漠然としたイメージで「やっぱりAGSかな」というミーハーな理由でラブラックスAGSのほうに食指が動いたものですが、モアザンはブランクの格が違います。
Gクラフトのキャッチフレーズを借りるなら


「最後に残るのは、ブランク」


ということでしょうかね・・・・



で、AGSの話なんですが・・・





特に感じないのが、AGS

特に話すことがないのが、AGS




ガイドというものは、本来ならば存在しないほうがよい・・・無いなら無いにこしたことはないパーツですから、それを雄弁に語れば語るほど、その存在感があるということです。

AGSは語るものがありません。


もちろん、褒め言葉です。



あ、


AGSはKガイドに比べて糸絡みが多いのでは?



という素朴な疑問には回答があります。

キャスト時の糸絡み対策を選択条件として相当意識している人は、まだAGSは買わないほうがいいです。
ラテオで修行しましょう。




DSCN0231_20151023124421bef.jpg







グリップエンド&リールシート&継について


リールシートは「緩む」という前評判にビクビクしておりましたが、2015年にもなると公表もされないマイナーアップデートで改善されているようです。リール締込の緩みを感じたことはありません。

逆に気になったのが「Vジョイント」の甘さ。
もしかしたらそれがデフォルトの仕様なのかもしれないけれど、ワックスを塗ってもちょっと動きすぎ。

グリップエンドに関しては、自分の好みからすると「ギリギリ限界」の短さ。
普通の人の感覚からしても9ft3inにしては短すぎる設定で、さぞかし自分もイヤミの1つや2つくらい書くだろうと思っていたら・・・
実際に使っていると、全然気にならない。
何故だろうと不思議に思っていると、その自重の軽さがそうさせているのだと気が付きました。

9ft3inのルアー適合ウェイト7-35gのMLロッドにして自重122g

ここまでいくと、肘のサポートは最低限でいいみたいです。
もしかしたら逆に「自重を少しでも減らしたいから」という理由でグリップエンドが削られているのかもしれませんが、使用者にとっては同じこと。
自分のように長いグリップエンドを好む人間が不思議と不平不満をこぼさない作りになっています。

このシリーズのもっと新しいモデルである90MLや96MLや106MLはそれぞれ107g、116g、136gという常識を覆す軽さ(と、お値段・・・)なわけですから、ダイワはリールの軽量化と併せて「軽さというものは無条件で良いこと」という哲学を持っていると思います。
今のところ、ダイワにしか実現不可能な作りですね。
余談ですが、そういう新ラインナップの価格を見ていると、モアザンAGSはモアザンブランジーノの下のブランドであるというよりは、ダイワ自身が言うようにモアブラはランカーハンティング用として、モアザンAGSは通常の使用として両者とも最高峰の2トップに位置づけしているのは間違いないようです。今後は厨ニくさいネーミングセンスも消えていくでしょう。
そういう意味ではこのモアザンAGS93MLのグループは「最後の準ハイエンドのモアザンAGS」となるでしょう。





キャスティングについて

強いバットに繊細なティップ。
この系統のロッドにつきまとう問題が、キャスティングの難しさ。
軽いルアーは普通に飛びます・・・そういうルアーはバットを曲げずにティップのみでかっ飛びます。
ところが重いルアーになるとバットの挙動とティップの挙動の差が開きすぎて、なかなか難しくなります。
120~140mmのオーソドックスなフローティングミノーだと失速落下が多くなります。
わかりやすくいえば
コモモ125SFよりコモモ110SFのほうが安定して飛びます。
スタスイ125ARCよりスタスイ100ARCのほうが安定して飛びます。
K2F122やハードコアリップレスTT120Fのような重さと磁力の強いルアーはかなり難しいです。
コモモ110SFが想像以上に「あと一歩の伸び」が出てビックリの飛距離となるので、おそらくコモモ110SFくらいの重さと形状のルアーがベストマッチなのではないでしょうか。
120mmクラスのルアーはバットを曲げようとするのではなく、ムチをしならせるようにしてティップ下を曲げるイメージをするとグンと飛距離が伸びます。
上述のような「難しいルアー」を投げる際のコツは、重心移動をスイング中に行うのではなく、テイクバックした直後・ロッドを振る前に移動を済ませるように意識すれば飛びやすくなります。
「グース125Fをよく飛ばす投げ方」
といえばわかりやすいでしょうか?

尚、強振動の鉄板バイブの類はこのロッドで使ったことが無いので使用感はわかりませんが、レンジバイブ70やバリッド70は巻き疲れすることなく普通に使えます。






お買物


自分の場合、93MLは「数あるロッドの中の一本」で、そのレングスのチョイスもラインナップの中から「コレだ!」と選んだ訳ではありません(自分が所有する他のロッドとの兼ね合いの都合で93ML)が、もし仮にこれが「メインの一本」だったとしたら・・・大金(誰がなんというと、モアザンAGSは「大金」と形容すべきお値段だと思う)をはたいて絶対に失敗したくない買物をするとしたら・・・

(”新型”で”ハイエンド”の90ML 96ML 106ML 911MH 109MMHを除く)


WS000096_20151023153024133.jpg

この93MLも捨てがたいのですが、多分、97Mを買うでしょうね。
そのオールマイティーさ故に。
93MLは若干「アーバンな感じ」=スタイリッシュな都会の匂いが漂う雰囲気があって、コレ一本で何でも!というロッドとはちょっと違います。
要するにラテオ96MLの万能感に近いラインナップは、97Mではないかという話です(あくまで想像ですが)。
ただし、何度も念を押しますが、そのブランクのシャープさ、バットの持つ剛な感じは、ラテオからとてもじゃないですが想像しにくい域に到達しています。93MLでも60cm以下はあっという間に岸に寄せてしまうので、97Mを使うとなるとそれ相応のターゲットを狙う釣りをしていないと過剰装備になるかもしれません。
尚、今は「ハイエンドとしてのモアザンAGS」に移りつつある過渡期です。買うタイミングは熟慮しましょう。

   

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Comment 14

2015.10.24
Sat
20:18

ひでさん #-

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No title

初コメ失礼します。

私は87LMと109MMLを所有していますが、どちらもリールシートが緩みます(109は今年初めくらいに購入)。
左持ち右巻だとそのようになりやすい傾向にある気が……。

逆にジョイントはどちらも抜けにくくて仕舞う時に往生することがあります。差し込みすぎかも知れませんがw。

まぁ、どちらも良いロッドで気に入っています。

モアザンは大金ですw。

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2015.10.25
Sun
12:48

ムント #-

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No title

こんにちは。

>シーバスの向きを的確に操作して短時間でランディングに持ち込む
>「えっ、俺まだ元気なのになんでもう陸に打ち上がっているの?」
109MMLになりますが私もすごく実感しています。やはりブランクスが素晴らしいのでしょうね。
昨日マゴチ上げましたが、沖のブレイクで掛け短時間でキャッチした為か暴れまわられて「マゴチってこんなに動き回る魚だったっけ?」っと思ったときにはソックスウェーダーに針がw

編集 | 返信 | 
2015.10.27
Tue
03:36

シーバスザコシショウ #-

URL

No title

こちらのモアザンAGSの93MLと109MMLを使用しています。
正直、湖沼は93MLで十分です。
バラシは殆ど無く、100ミリ以内のミノーであれば飛距離も十分です。
ただSLS120Fやアサシン120遺贈だと飛距離の定価が顕著に出て投げにくいです。
試しの風神Rの96MLと比較しましたが、風神R・・・重すぎて話になりません。
すぐ売りました・・しかも飛ばないww
一方109MMLですが、比較はAR-C VR S1000Mを持っているのでこちらと比較しますが、AR-Cの出番は無くなるレベルです。
軽い、飛ぶ、感度抜群でAR-C VRも必要ないですね。
軽さで圧倒的な軍配、飛距離も期待値以上は出ていませんので、モアザンで十分です。

因みに2本ともVジョイントが緩みます。

編集 | 返信 | 
2015.10.27
Tue
17:14

ぼらお #-

URL

Re: No title

> 初コメ失礼します。
>
> 私は87LMと109MMLを所有していますが、どちらもリールシートが緩みます(109は今年初めくらいに購入)。
> 左持ち右巻だとそのようになりやすい傾向にある気が……。
>
> 逆にジョイントはどちらも抜けにくくて仕舞う時に往生することがあります。差し込みすぎかも知れませんがw。
>
> まぁ、どちらも良いロッドで気に入っています。
>
> モアザンは大金ですw。

個体差があるということですね・・・この辺は「大金」のロッドにしては少し残念!なところ・・・

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2015.10.27
Tue
17:16

ぼらお #-

URL

Re: No title

> こんにちは。
>
> >シーバスの向きを的確に操作して短時間でランディングに持ち込む
> >「えっ、俺まだ元気なのになんでもう陸に打ち上がっているの?」
> 109MMLになりますが私もすごく実感しています。やはりブランクスが素晴らしいのでしょうね。
> 昨日マゴチ上げましたが、沖のブレイクで掛け短時間でキャッチした為か暴れまわられて「マゴチってこんなに動き回る魚だったっけ?」っと思ったときにはソックスウェーダーに針がw

マゴチいいですなあ・・・
振り続けられる軽さって大切なんだと身に沁みるのがモアザンですね。

編集 | 返信 | 
2015.10.27
Tue
17:32

ぼらお #-

URL

Re: No title

> こちらのモアザンAGSの93MLと109MMLを使用しています。
> 正直、湖沼は93MLで十分です。
> バラシは殆ど無く、100ミリ以内のミノーであれば飛距離も十分です。
> ただSLS120Fやアサシン120遺贈だと飛距離の定価が顕著に出て投げにくいです。
> 試しの風神Rの96MLと比較しましたが、風神R・・・重すぎて話になりません。
> すぐ売りました・・しかも飛ばないww
> 一方109MMLですが、比較はAR-C VR S1000Mを持っているのでこちらと比較しますが、AR-Cの出番は無くなるレベルです。
> 軽い、飛ぶ、感度抜群でAR-C VRも必要ないですね。
> 軽さで圧倒的な軍配、飛距離も期待値以上は出ていませんので、モアザンで十分です。
>
> 因みに2本ともVジョイントが緩みます。

93MLはその辺のルアーから難易度が飛躍的に増加しますね。
しばらく練習の必要があるみたいです。
サーフでは自分は旧オシアARC1006を使い続けていましたが、正直なところその重さから渋い中でも振り続けることが難しいロッドで、単純な軽さとははイロイロな効能があるんだなと最近思い知らされています。

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2015.11.13
Fri
22:12

よーへい #-

URL

こんばんは。いつも拝見させて頂いています。

自分はラテオ86mlと96mlを持っていますが、基本的にラテオはパリッとし過ぎていて瞬間的な不可が掛かると折れてしまうイメージがあります。(実際に1本折れました。)
なのでもう少し粘りのあるロッドを新調しようと思うのですがモアザンかラブラックス辺りで悩んでいます。

特にダイワじゃなきゃいけないと言う事では無いのですが、新たに選ぶならラテオ86mlのグリップエンドの短さで粘りがもう少し感じられるロッドが欲しいです。

ラテオ86mlがもう少し肉厚であればそうなるのでしょうが…。

そんなロッドはありますか?

編集 | 返信 | 
2015.11.17
Tue
18:05

ぼらお #-

URL

Re: タイトルなし

> こんばんは。いつも拝見させて頂いています。
>
> 自分はラテオ86mlと96mlを持っていますが、基本的にラテオはパリッとし過ぎていて瞬間的な不可が掛かると折れてしまうイメージがあります。(実際に1本折れました。)
> なのでもう少し粘りのあるロッドを新調しようと思うのですがモアザンかラブラックス辺りで悩んでいます。
>
> 特にダイワじゃなきゃいけないと言う事では無いのですが、新たに選ぶならラテオ86mlのグリップエンドの短さで粘りがもう少し感じられるロッドが欲しいです。
>
> ラテオ86mlがもう少し肉厚であればそうなるのでしょうが…。
>
> そんなロッドはありますか?

個人的にはラテオは「シャープだけれどもよく曲がるロッド」と思っているので、その曲がり安さに不安を感じるようであれば、おそらくアベレージが大きい地方で釣りをされているか、難易度が高い(遊ばせる余裕が殆ど無い)フィールドで釣りをされているか(もしくはその両方)だと思います。
お話を聞いているとロッドが曲がっている最中にロッドに仕事を任せっきりにできないような釣りをされている印象を受けます。

で、モアザンですが、ラテオどころではない「パリッ」とした感があるブランクです。
粘るブランクではないので、勧めていいものかどうか迷うところですが、93MLに限ってはパワーはそんじょそこらのサイズに負けない強さがあり、ラテオのMLでは制御できない魚を取り込めるようになる可能性はあります。
そんなに強いならバイトを弾かないのか?と思われるかもしれませんが、ティップはティップで食い込みに特化したようなノリの良さがあるのでその辺は心配ありません。


で、問題はですね、もしよーへいさんの釣りが自分が想像している以上のモノだったとした場合、ダイワのような軽量高弾性のロッドは全部選択肢から外れるのではなかろうか、という点です。

もしそうであった場合はダイワシマノのような大手メーカーではない、低弾性・中弾性を得意とするメーカーのロッドに行き着くと思いますが、ラテオの感度・食い込みの良さ・軽量性に慣れてからそっち系のロッドに移行すると「えっ、こんなに重いの?こんなに感度ないの?」的に面食らう可能性があります・・・


というわけで「粘り」を重視するならヤマガのアーリープラス88MLを、「パワー」を重要視するならモアザン93MLを候補として挙げたいと思います。
前者は曲がっている最中にさらに曲げても粘るスタイル。
後者は曲がりの限界が来る前に魚を誘導して勝負を決めるスタイルです。
ラブラックスは基本ラテオの完全上位互換・・・延長線上のロッドなので、選択肢から外してよいと思います。

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2015.12.24
Thu
23:42

サンデーアングラー #-

URL

No title

いつも楽しく拝見させて頂いております。
ぼらおさんのラテオ96mlのインプレを見て迷わず購入しました。
特に不満はなかったのですが使っているうちに巷で噂のAGSとはどんなものかと気になってしょうがなく我慢できずブランジーノAGS97LMLを購入してしまいました。
私のような素人に毛が生えたようなものにはAGSの良さが分かるのかと疑心暗擬でしたが、
いざ使ってみるとその違いに愕然としました。
メーカーの大げさな歌い文句はあまり信用してなかったのですが、良い物は高いという現実を知ってしまいました。

今サーフ用でラテオ106MLを使用しております、ターゲットはフラット系と小型青物、シーバスです。
やはりAGSの感度が忘れられずAGS106MLもしくはAGS109MMLが欲しいと思っているのですがエヴォルティアtz103/08のインプレを見てとても気になっています。
今ならまだ中古で手に入りそうなのですが、ロッド選びにアドバイスを頂けないでしょうか。

編集 | 返信 | 
2015.12.25
Fri
14:07

ぼらお #-

URL

No title

おっしゃるように、サーフならばAGS109MMLが一番ドンピシャの選択だと思います。
106MLはサーフの多様な魚種を狙う、多用なルアー(ミノー・バイブ・ジグ・etc・・・)を、延々と振り続けるスタイルにはちょっと不安があるかもしれません。

自分のエボルティアTZ103はそれとはかなり別の味付けで、モアザンのテイストが好きな人だと反応が綺麗に二つに分かれてしまうと思います。

A) ん・・・? ちょっと柔らかすぎない?
→モアザン系のシャープで剛な感覚が好きだと「ロッドに任せる」エボルティアはラテオに似ていてガッカリするかもしれません

B) あ!こんなロッドの方向性もあったのか・・・こういうのもアリだよね!
→何かが突出して抜けているわけでもないが、何かが足りていないわけでもない・・・円熟した高い完成度と使っていて体に「緊張」を強要しない包容力のある、モアザンとは別の方向性のロッドだと知って納得


率直にいえば、釣りの経験値が貯まってくると、モアザンもエボルティアも両方アリなのですが、コメントを読んでいて感じるのはサンデーアングラーさんの今この瞬間の好みは「軽さ」「高感度」「シャープさ」このあたりの要素に特に集中しているようにみえること。
それならばモアザンAGS109MMLが一番かな~、と思います。

ダイコーが解散しなければ、AGS109を堪能したあとに「そろそろエボルティアを・・・」という具合に両方順番に試せるんですが・・・そこだけは残念・・・

編集 | 返信 | 
2016.08.30
Tue
17:21

greenmen #-

URL

No title

お初コメント失礼いたします。
いつも大変勉強させていただいております。

私、シーバスを初めてまだ2年足らずですが、広島という恵まれたフィールドのおかげで、80オーバーのシーバスとも度々出会えるようになってきたのですが、最近新しい竿がほしくなりこちらのサイトを参考にさせてもらってる次第です。主に大型河川のオープン、橋脚打ち。河口部での干潟のウェーディングでの釣りが90%です。

現在は風神R96MH、リールはモアザン3012Hを使っているのですが、パワーは申し分ないのですが、感度(ショートバイトがとれない)と飛距離がもうひと伸び欲しいと思っております。
個人的には硬めのロッドが好みです。


モアザンagsの中で決めたいのですが、93ml(柔らかいディップ、軽い竿でランカーサイズをたくさんあげられるか)、97m(長すぎか)
モアザンブランジーノ94ml、97ml/m(買えればこちらでしょうが、オーバースペック過ぎるか)

あと少し触れられてましたが、グリッサンド90(ラインとルアーウェイトの幅が広い)が少し気になってます。

これからハイシーズンは120ミリのミノー、ペニーサック、ストリームデーモンなどがメインルアーになってきますので、それらのルアーがある程度投げられる竿がいいかなと思っております。

是非ともご意見いただけないでしょうか。
よろしくお願い致します。

編集 | 返信 | 
2016.08.31
Wed
12:03

ぼらお #-

URL

Re: No title

> お初コメント失礼いたします。
> いつも大変勉強させていただいております。
>
> 私、シーバスを初めてまだ2年足らずですが、広島という恵まれたフィールドのおかげで、80オーバーのシーバスとも度々出会えるようになってきたのですが、最近新しい竿がほしくなりこちらのサイトを参考にさせてもらってる次第です。主に大型河川のオープン、橋脚打ち。河口部での干潟のウェーディングでの釣りが90%です。
>
> 現在は風神R96MH、リールはモアザン3012Hを使っているのですが、パワーは申し分ないのですが、感度(ショートバイトがとれない)と飛距離がもうひと伸び欲しいと思っております。
> 個人的には硬めのロッドが好みです。
>
>
> モアザンagsの中で決めたいのですが、93ml(柔らかいディップ、軽い竿でランカーサイズをたくさんあげられるか)、97m(長すぎか)
> モアザンブランジーノ94ml、97ml/m(買えればこちらでしょうが、オーバースペック過ぎるか)
>
> あと少し触れられてましたが、グリッサンド90(ラインとルアーウェイトの幅が広い)が少し気になってます。
>
> これからハイシーズンは120ミリのミノー、ペニーサック、ストリームデーモンなどがメインルアーになってきますので、それらのルアーがある程度投げられる竿がいいかなと思っております。
>
> 是非ともご意見いただけないでしょうか。
> よろしくお願い致します。




結論からいうと、飛距離をどう考えるかでAGS93MLが合うかどうか別れると思います。


飛距離については相対的にも絶対的にもそれほど伸びるようなロッドではありません。

「飛距離は充足的」

という説明が一番シックリくるでしょうか・・・?

AGS93MLは「大型河川のオープン、橋脚打ち。河口部での干潟のウェーディングでの釣り」もフツーに出来ますが、どこかしら都会の釣りの香りが漂うロッドですね。

また、飛距離でだけではなくキャスティングの際の挙動も結構ナイーブなロッドです(慣れたらそうでもないですが)

120mmくらいのルアーになるとルアーの個性にあわせてキャスティングのスタイルを変える必要があります。

ところが面白いことに、もっとルアーが重くなると(ペニーサック140とかストリームデーモンとか)素直に投げられるようになりますが・・・笑

パワーについてはまるで心配ないでしょう。

軽量細身ですがブランクに瞬発力と魚を操るコントロール力が備わっており、これほど安心感のあるロッドは滅多にないと思います。


・・・ということで、ランカーハンティングを重視する、気難しいキャスティングをしたくないならば97Mのほうが合っている気がします。

新モアザンブランジーノについてはグリップエンドのデザイン等、結構好みが分かれているみたいので注意する必要があると思います。

編集 | 返信 | 
2016.08.31
Wed
16:40

greenmen #-

URL

No titleTo ぼらおさん

早々の返信ありがとうございました。
大変丁寧に教えていただいて恐縮です。

都会の香りですね。

私自身泥臭い釣りをやってるつもりなので、ある意味97mの方があってるかもしれません。
少し高くつきますが96mlと比較して決めていきたいと思います。

触れる機会があれば新ブランジーノの方も注意してみてみたいと思います。


また気になることがあったらコメントさせてください。

編集 | 返信 | 
2016.09.01
Thu
11:59

ぼらお #-

URL

Re: No titleTo ぼらおさん

> 早々の返信ありがとうございました。
> 大変丁寧に教えていただいて恐縮です。
>
> 都会の香りですね。
>
> 私自身泥臭い釣りをやってるつもりなので、ある意味97mの方があってるかもしれません。
> 少し高くつきますが96mlと比較して決めていきたいと思います。
>
> 触れる機会があれば新ブランジーノの方も注意してみてみたいと思います。
>
>
> また気になることがあったらコメントさせてください。

「都会の香りがする」とは、そのロッドのキャスティングの特性からして、都市港湾の軽量小型なルアーを意識しているなぁと感じるからです。

本文中にも書いていますが、たとえばコモモだと125より110が、スタッガリングスイマーだと125より100が快適に使えます。

不思議な事に120~140mmのルアーにたいして挙動が不安定(決して扱えないわけではない)なんですよね。

小型=得意
中型=不安定
大型=安定

これはおそらく、バットとティップのパワー差からそうなっているんだと思います。
ストリームデーモンやペニーサックくらいの大型ルアーになるとバットにウェイトが乗って曲がるのでかえってスムーズなんでしょう。


93MLは慣れてくるとこのロッドに合う(ぶっ飛ぶ)ルアーがわかってきますし、普通の120-140mmのルアーでもコツを掴めば飛ばせますが、なんの予備知識もないままに裂波のようなミノーを投げると飛距離の面で失望するかもしれません。

このロッドの最大の「味わいどころ」はなんといっても掛けてからの取り込むまでの、その操作の美しさです。

こんな細身のロッドがこういう力技ができるんだ、とか

こんなパッツンパッツンでシャープなロッドなのに曲がっていなせるんだ、とか

とにかく魚をコントロールしている感が凄いです。

そういうテイストを経験してみたくなったら93MLをセカンドロッドとしてどうぞw

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