釣り場が死ぬ - 初心者に読んでほしい思考・行動

釣り場が死ぬ

 10,2015 17:57
良い釣り場は「積極的に守らねばならぬ」という考え。



初心者である間は「釣れる場所の情報」が何よりも欲しいと思います。
が・・・ネット上で安易に知り得る情報に「釣れる場所の情報」はほぼ無いとみてください。
仮にあったとして、その中身が真実であったとしてもすぐに終わります。
終わるとは死ぬということです。
釣りブログ黎明期の残骸・・・2003年~2007年頃の具体的な釣り場情報、掘ってみるとすぐ出てきます(おそらく全国的に「残骸」は残っているはず)。
自分もそういう情報に色々とノッてみた口ですが、そういう場所は公開当時からさほど時間を経たずして死んだのではないでしょうか。



尚、誤解がないように「釣れる場所」とは「よく釣れる素晴らしい場所」を意味する言葉だと定義します。

これによって「運が良ければいつか釣れるかもしなれない誰でも知っている場所」が排除されるので、議論の土台が共有化されるでしょう。
「運が良ければいつか釣れるかもしなれない誰でも知っている場所」は広い意味では確かに「釣れる場所」であって、間違いではないのですが、初心者が・・・いや、アングラーであれば誰しもが知りたいのはそういう場所ではなく「よく釣れる素晴らしい場所」の情報です。


もし、そういう「よく釣れる場所」を見つけたら、あるいは、教えて貰ったら、その情報は大切にしましょう。


そういう場所は大声を出して広めれば広めるほど、死ぬからです。
「積極的に守る」とは場所の情報は迂闊には喋らない、ということです。



場所は、消えます。
死にます。

例えば、駐車スペースが(徒歩圏に他の停められる場所が無い場所で)封鎖された。

例えば、釣り場への行き道にあるハシゴやロープが撤去された。

例えば、釣り場が管理当局によって物理的にも法的にも閉鎖された。

例えば、少人数分の竿出し空間しかないのに、「釣れる」と聞いて人が多数殺到して釣りにならない。


自分一人、あるいは仲間内の少人数のみで共有していればそんなことにならずに快適な釣りライフを満喫できたのに、迂闊に教えてしまったがために、釣り場が死ぬということはよくあることです。

人に釣り場を教える、ということはその人の借金の連帯保証人になるくらいの覚悟が必要です。




例えば、Aさんが友人のBさんに凄く釣れるいい場所を教えるとします。

教えた以上、その場所はもう既にAさんだけの場所ではなくなります。

Bさんは常識人なので、こんないい場所は大切にしなきゃ!と、誰にも教えませんが、最近Bさんがよく釣れているのを訝しむ人がいます。

AさんとBさんの共通の知り合いであるCさんです。

Cさんに「頼むっ!教えてくれっ!」と懇願されたBさんは、Aさんと共通の知り合いだし、教えてもいっかと情報を漏らします。

するとその釣り場はもうAさんとBさんだけものではなく、AさんとBさんCさんのものになっています。

Cさんは釣歴が浅いので大切な釣り場が何たるか、その貴重さを実はよくわかっていません。

Cさんは教えてもらった場所で釣果が上がりはじめると、どこで釣ったのか気前よく誰にでも教えてあげます。

しばらくの後・・・・久しぶりに釣り場にいったAさんは目を疑います・・・・ゴミだらけの駐車スペース、挨拶もなしに真横で竿だす無法者たち、そして叩かれまくってスレて一向に釣れる気配のない死んだ海・・・・

数カ月後、ホトボリが冷めたかなと思って再訪したAさんの目に映ったのは、いままでなかった「駐車禁止」「釣り禁止」の看板とスペースを閉鎖するチェーン、脇にその理由が書かれている告知文でした・・・






その釣り場の価値を仮に「1000万」(仮に、です・・・あくまで比喩的表現です)だとしたら、その釣り場をBさんに教えるということはAさんはBが借りた1000万の連帯保証人になったということです。
Bさんがそのお金でなにしようがAさんには一切の益がありませんが、Bさんがしくじったリスクは100%、Aさんに直撃するという意味では、釣り場を人に教えるということはまさに「連帯保証人になる」と同等の行為だといえるでしょう。
「1億」くらい(くどいようですが、数字は形而上の話です)の釣り場を人に教えるなんて、ありえますか・・・?



上記のたとえ話で、釣り場を実際に殺したのは殺到したマナーも常識もない低レベルな人達ですが、それを幇助し、間接的に殺したのは、その釣り場を壊してやろうなどという意図は無い人でした。
そこに一般常識では語れない釣りの問題があります。

そこに、釣り業界における構造的な問題があります。

その「構造的な問題」を端的かつ正確に一行で表現します。











我々釣り人は、平均的な一般人にくらべて、モラルもマナーも教養も劣るクズ超上級者の割合が高い。








ということです。
性善説は通用しません。

日本人を無作為に100人、それとは別に平均週1回以上釣りを嗜む釣り人を100人抽出したとして、クズ超上級者度が圧倒的に高いであろうのは後者であることは疑う余地がありません。

我々一般アングラーが釣行時に受ける不快感の数々(ゴミのポイ捨て、割り込み、暴言、キャスト被せ、etc.etc)はマトモな人間の集団にいたら滅多なことでは受けることがないくらいの非常識な行為ですが、釣りをしていると全然珍しいことではありません。異常です。

釣り場を人に教える、公開するというのはそういうクズ超上級者が大挙してやってくる可能性のドアをも開くということです。

否、その手の人種であればあるほど「あそこがいいらしい」というレベルの風聞に縋り付くようにしてやってくるのです。


そういうワケで、価値ある「よい釣り場の情報」なんて、喋らないにこしたことはありません。



場所は、思ったより簡単に、終わります。



もし釣り人がクズでないとしたら、釣りは人をより利己的にさせるのかもしれません。
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Comment 17

2015.12.10
Thu
18:40

 #-

URL

釣り情報誌全否定ですね!


けど正しいと私は思います

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2015.12.10
Thu
20:53

シェンカー #-

URL

全くぼらおさんの仰る通りだと思います。

僕のブログにも賛美両論色々な意見が寄せられておりますが、僕の紹介してるポイントにはそんなにマナーが悪い輩は来ないだろう?と思っておりましたが、真剣に考えなければいけませんね・・・^_^;


無責任なマスコミと釣り人や色々産業の為に昔の糸島に戻る事はもう無いのかと思うと、悲しくなります^_^;

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2015.12.10
Thu
20:54

むぎ #-

URL

コメント失礼します

こちらにも堀越という困った集団がいます。
教えないが一番の策ですよね

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2015.12.10
Thu
21:12

PE1.5号 #-

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確かに、常識では考えられないモラルの低い釣り人はいるかもしれません
釣り人とは限りませんが、先日もよく行く所の駐車スペースにが信じられないようなゴミが沢山捨ててあり大変ショックでした。将来的に釣り場や自然を守って行くにも環境問題や釣り人のマナーについて釣り業界だけでなく行政も含めて全体で考えて行く必要があると思います。

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2015.12.11
Fri
00:45

まっつー #-

URL

正論

相変わらずダイレクトな生の声でスカッとしますねw仰る通りで釣り人はクズ比率高いのは間違いないです、パチ屋の常連客並み。

あちこちでポイント紹介のトラブルが絶えませんがピンポイントではなく「大まかなエリアでの紹介」なら問題ないと個人的には考えてます。
(例えば海中サーフ、古賀サーフなど)

見ていて一番「うわぁ…」ってなるのはブツ持ち写真上げてるくせに背景モザイクとかベタ置き写真で地面モザイクとかですね。
そこまでバラしたくないならブログに上げなきゃいいし地面見てわかるレベルなら既にソコ知ってるだろうに、と思うんですが…

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2015.12.11
Fri
10:15

あぁ、これはもう120%同意ですね。

嫁との合言葉は

『釣りやるような人なんて大概アレだから(笑)』

です

編集 | 返信 | 
2015.12.11
Fri
13:40

piroji #/.OuxNPQ

URL

構造的な問題

全く同感ですね。割り込み等は無知ゆえというのもあるでしょうが、とにかくゴミ。

10人の釣り人が引き上げた後、ひとりふたりは必ずゴミを残していきます。ルアーの空き箱なども良く転がっていますよね。

私は多趣味な方ですが、釣りは底辺の人間が好む趣味なんだろうなと釣行毎に思わされます。

日本人は本来、綺麗好きな民族のはずなのに、全く嘆かわしい事です。

編集 | 返信 | 
2015.12.11
Fri
20:58

九州釣りキチ #mQop/nM.

URL

同感です

初コメです。おっしゃること、全面的に共感が持てます。自分しか知らない釣り場について、人に言う、言わないは、他人に被害を及ぼさないので、ある意味余り問題ないでしょう。しかし、釣りが単なる趣味を通り越し、「生きがい」である人間にとっては、釣り場というのは、まさに「聖地」であり、思慮の浅いブロガーがその聖地を公表し、夢や生きがいまで奪ってしまうことを忘れてはいけません。

編集 | 返信 | 
2015.12.14
Mon
16:05

ビーフォーアース #-

URL

ブログ主様のご意見に全面同意です。
トラウトを主にやっていますが、海と違い渓流は場所が晒されたら、1発で場アレします。
最近ブログで詳細に場所を曝す人などがここ二、三年で急増しホームポイント(私の地元ではありませんが、、、)が人の多さに壊滅的状況に近い感じがします。
不特定多数の方々が閲覧するという事も含めて、良く考えて書いて頂きたいといつも思います。

編集 | 返信 | 
2015.12.15
Tue
20:27

名古屋から #-

URL

徹頭徹尾同意し賛同します。

編集 | 返信 | 
2015.12.16
Wed
06:19

 #-

URL

No title

ぼらおさん、女子だったんですね❗

人気釣りblogランキングのコメみてビックリ😵

男子とばっかり思ってましたorz...

編集 | 返信 | 
2015.12.17
Thu
22:27

シースナイパー #-

URL

No title

今から20余年前、どこの野池でも気軽に釣りをすることができました。その後に訪れた、空前のバスブーム・・・
今まで釣りなどしなかった者が、あるいはこれからもしないだろう者達が、単に『流行』であるからと、大挙して釣り場に押しかけた。
水流を起こし、ポイントを作る為に水門を開ける輩、
注意した住人に暴力を振るう輩、
袋小路の出口に駐車し、そこの住人が出勤できなかった話も多数。
琵琶湖では、漁船の中に糞を垂れる輩、
注意を受けた腹いせに、漁船の一部を燃やした輩・・・
流行が去って、減少する俄かアングラーに相対して、増え続ける『釣り禁止』の看板。
すべてバス釣りの話ですが、釣れなくなっって飽き気味のバスアングラーを、釣り業界はロックフィッシュやエギングへと誘導した。
バスロッドでも釣れます ⇒ 専用ロッド発売 が、いつもの流れだ。
≪楽しく釣りたい≫ たったこれだけの願いなのに、それを叶えるには高い料金でチャーター船に乗らなければならない大阪のシーバス事情・・・
後から来た太刀魚アングラーに「オイコラ、そこどけ!」(どけ=場所を開けろの意)と言われ、殴り合いの喧嘩に発展することもしばしば・・・
諸外国のようにライセンス制にして、ある程度のお金が掛かる仕組みにしたら、そんな不届き者が減るのではないかと思います。
ホテルのバイキングと、ファミレスのバイキング、比べれば分かりますよね?

編集 | 返信 | 
2015.12.20
Sun
18:26

ぼらお #-

URL

Re: No title

> ぼらおさん、女子だったんですね❗
>
> 人気釣りblogランキングのコメみてビックリ😵
>
> 男子とばっかり思ってましたorz...


そうなんです♪
だから優しくしてください☆





・・・







ついでにこの場をお借りして:

沢山のコメントと拍手、ありがとうございます。

最近書いた記事の中で一番の反応があった記事になりました。

極端な秘密主義もどうかと思いますが、場所について「タイムリーに、詳細に及ぶ内容でポイントの全てを公開する」のは誰も得しないことは周知の事実になっていると思います。
そうせざるを得ないのは理由があるんですよね。

自分の時間を費やすことなく楽して「よく釣れる場所を知りたい」と願うのは自由ですが、楽して手に入れた(知った)場所を大切にしようとしないことは明白なんですよ。



「場所を開拓する楽しみ」も釣りの楽しみの一つ。



これが分かるようになれば、対話として成り立つんですが、ねぇ・・・

編集 | 返信 | 
2015.12.21
Mon
13:33

SAHRA #vsHHefGk

URL

No title

ぼらおさん初めまして。私釣り歴は長いもののルアーは今年始めた者でして、ぼらおさんのあまりにも深過ぎる(!)一つ一つの課題に対して本当に正面から向き合って自分の言葉で表現されている入門者向け記事には大変お世話になっております。

このエントリー、あまりにも唐突だったのでぼらおさんの身の回りのフィールドで何かあったのかな?と心配してしまいました。ネット時代と釣り場の問題について、おっしゃるように釣りサイト・ブログ黎明期のお祭り騒ぎと急速な釣り場荒れの事例、私も防波堤の黒鯛釣り(ヘチ・落し込み釣り)というジャンルでしたがその一部始終を見てきました。キャストができるシーバスとは違い、際に付く黒鯛を狙う釣りでは釣り場が死ぬと本当にどうしようもなくなってしまいます。皆、枝葉末節な釣りの技術や道具がどうのこうの・・・で一番大切な「釣り場」の重要性を軽視していたのです。いや、本質を知っていた人はあえてそれを隠すために技術論や道具の話でごまかしていた、という節はあります。釣り場もその重要性の本質に気づいている人は晒さない。でも自慢したくて仕方ない人は背景をモザイクにして釣り魚自慢していましたが(笑)。

シーバス釣りの事例では、ちょっと独特な文化があると感じています。それはルアーメーカーと釣り人の距離の話です。私は現在港湾エリアの沖堤に人少ない夜通しも構わず通い詰めみたいなスタイルなのですが、時々メーカーのモニター、テスターの人と出会ったり「テスターにならないか」みたいな話を頂いたりします。モニターであれ、広義では釣りのプロ。これは日常生活経済とは切り離された「趣味」である釣りで程度の差は荒れど飯を食っていく行為、悪く言うと喰いものにする行為だと解釈することもできます。定番ルアーなるものはある程度成熟しつつある昨今、新たなものを生み出して売り続けなければならない立場を考えると、どうしても「どこかに」その無理がたたってしまいます。脱成長・・・みたいな話ですが、いつのもの場所でいつものように釣りが出来る、この「原状維持」という当たり前の幸せの価値に気づいて欲しいとおもっています。

ちなみに私の釣りをする東京湾内の沖堤防ではテロ対策という名の元に周辺海域の監視がかなり厳しくなったりと、非常に厳しい状態です。そして不況の影響もあり、釣行費用を抑えられる海釣り公園・施設では休日人がすし詰め状態なのに、沖堤で釣りをする人は渡船代の値上げもあり徐々に減っている感じを受けます。釣り人の技術・経験的にも完全に初心者層と上級者層に二極分化されているのです。したがって「いつもの場所でいつものように釣りが出来る」環境を維持するためには正直もうちょっと沖堤に人が乗って欲しいという気もしています。(釣りへの理解が進むことが釣り禁止圧力・監視管理社会化を強める港湾局へのけん制効果にもなりますし、渡船店の経営維持の問題もあります)。東京湾内では釣り物にかかわらず地続きの小場所を晒すことは厳禁といえますが、沖堤に関しては釣り場維持の観点から考えるとむしろオープン気味である位でよいという考え方です。

編集 | 返信 | 
2015.12.21
Mon
18:10

おま☆ #-

URL

No title

私も全くその通りだと思います。
そしてBさんに教えた結果死んだ場所もあります。
程度をしらないアホに教えたばっかりに、お気に入りが消えるのは非常に腹立たしくもあり、自分のバカさ加減に閉口するばかりです。
「お前に教えてもろた所爆釣したでぇ~。ツレと二人で100パイ(当時はムギイカですが)異常釣ったったわ~。どやぁ~」
「そんな釣ってどうないすんねん。持って帰っても全部喰えへんやろ」
「アホ~釣れるときに釣っとくもんやんけ~」
「・・・・・」
釣れる時に釣っとく。
これはわかりますが、限度ってもんがあると思います。
場を荒らされ、分をわきまえないアホに教えた自分がバカでした。

編集 | 返信 | 
2015.12.23
Wed
14:06

ぼらお #-

URL

Re: No title

> 私も全くその通りだと思います。
> そしてBさんに教えた結果死んだ場所もあります。
> 程度をしらないアホに教えたばっかりに、お気に入りが消えるのは非常に腹立たしくもあり、自分のバカさ加減に閉口するばかりです。
> 「お前に教えてもろた所爆釣したでぇ~。ツレと二人で100パイ(当時はムギイカですが)異常釣ったったわ~。どやぁ~」
> 「そんな釣ってどうないすんねん。持って帰っても全部喰えへんやろ」
> 「アホ~釣れるときに釣っとくもんやんけ~」
> 「・・・・・」
> 釣れる時に釣っとく。
> これはわかりますが、限度ってもんがあると思います。
> 場を荒らされ、分をわきまえないアホに教えた自分がバカでした。

土ン百姓根性丸出しで「どうせ誰かに取られるなら自分が」・・・的なスタンスの持ち主はホント多いですよね。
普段はフツーの人にみえても、本当によく釣れる場所を与えられると本性が剥き出しになる・・と(笑)
食べきれない分まで釣り尽くす、デッドリリースだろうがお構いなし、こういうところが釣りが「スポーツ」になりきれていない、一般人からみて首を傾げられる要素だと思います。

編集 | 返信 | 
2015.12.23
Wed
14:37

ぼらお #-

URL

Re: No title

> ぼらおさん初めまして。私釣り歴は長いもののルアーは今年始めた者でして、ぼらおさんのあまりにも深過ぎる(!)一つ一つの課題に対して本当に正面から向き合って自分の言葉で表現されている入門者向け記事には大変お世話になっております。
>
> このエントリー、あまりにも唐突だったのでぼらおさんの身の回りのフィールドで何かあったのかな?と心配してしまいました。ネット時代と釣り場の問題について、おっしゃるように釣りサイト・ブログ黎明期のお祭り騒ぎと急速な釣り場荒れの事例、私も防波堤の黒鯛釣り(ヘチ・落し込み釣り)というジャンルでしたがその一部始終を見てきました。キャストができるシーバスとは違い、際に付く黒鯛を狙う釣りでは釣り場が死ぬと本当にどうしようもなくなってしまいます。皆、枝葉末節な釣りの技術や道具がどうのこうの・・・で一番大切な「釣り場」の重要性を軽視していたのです。いや、本質を知っていた人はあえてそれを隠すために技術論や道具の話でごまかしていた、という節はあります。釣り場もその重要性の本質に気づいている人は晒さない。でも自慢したくて仕方ない人は背景をモザイクにして釣り魚自慢していましたが(笑)。
>
> シーバス釣りの事例では、ちょっと独特な文化があると感じています。それはルアーメーカーと釣り人の距離の話です。私は現在港湾エリアの沖堤に人少ない夜通しも構わず通い詰めみたいなスタイルなのですが、時々メーカーのモニター、テスターの人と出会ったり「テスターにならないか」みたいな話を頂いたりします。モニターであれ、広義では釣りのプロ。これは日常生活経済とは切り離された「趣味」である釣りで程度の差は荒れど飯を食っていく行為、悪く言うと喰いものにする行為だと解釈することもできます。定番ルアーなるものはある程度成熟しつつある昨今、新たなものを生み出して売り続けなければならない立場を考えると、どうしても「どこかに」その無理がたたってしまいます。脱成長・・・みたいな話ですが、いつのもの場所でいつものように釣りが出来る、この「原状維持」という当たり前の幸せの価値に気づいて欲しいとおもっています。
>
> ちなみに私の釣りをする東京湾内の沖堤防ではテロ対策という名の元に周辺海域の監視がかなり厳しくなったりと、非常に厳しい状態です。そして不況の影響もあり、釣行費用を抑えられる海釣り公園・施設では休日人がすし詰め状態なのに、沖堤で釣りをする人は渡船代の値上げもあり徐々に減っている感じを受けます。釣り人の技術・経験的にも完全に初心者層と上級者層に二極分化されているのです。したがって「いつもの場所でいつものように釣りが出来る」環境を維持するためには正直もうちょっと沖堤に人が乗って欲しいという気もしています。(釣りへの理解が進むことが釣り禁止圧力・監視管理社会化を強める港湾局へのけん制効果にもなりますし、渡船店の経営維持の問題もあります)。東京湾内では釣り物にかかわらず地続きの小場所を晒すことは厳禁といえますが、沖堤に関しては釣り場維持の観点から考えるとむしろオープン気味である位でよいという考え方です。


大変深い内容のコメントありがとうございます。

現状維持・・・これは、実に興味深い観点ですね。

たとえば、

コモモがあるのに「新開発のよく釣れるリップレス(後略」
裂波があるのに「新開発のよく(後略」
レンジバイブがあるのに「新開発のよく(後略」
IP26があるのに「新開発のよく(後略」
エリア10があるのに「新開発のよく(後略」

なんでその「新しいルアー」で釣らんといかんの?
という疑問は誰でも感じることです・・・

そして自分はもうすこし深く踏みこんで

その新しいルアーと「オリジナルルアー」の同質性を誰も指摘しないの?
釣具業界には健全なcriticism(批評)が存在しないの?

という考えをもつようになりしまたが、ご指摘のとおりそれは「現状維持」を何故大切にしないのか?ということに他なりませんね。

釣り場に関してはいえば

>身の回りのフィールドで何かあったのか

今年は特にこれに関して「危機感」を持ったわけです。
(何かが既に起こったワケではありません・・・ご心配おかけしますw)

決して初心者ではなかろう人が初心者向けではない場所で、マナーもヘッタクレもない立ち振舞をする。
ああ、これはこの場所が死ぬ一歩手前なんだな、と今年はよく考えさせらました。
完全陸っぱりの人との距離感で悩むことが面倒なので、人が居ない場所へとシフトを進めているのに、その行った先で(当然釣りの敷居は高くなるので、存在する釣り人もそれ相応のレベルの人になる・・・はず)

「自分がよければ他はどうでもいい」
「あとは野となれ山となれ」

的な行動をみると危機感が湧いてくるわけですw

場所へのリスペクトもなければ人へのリスペクトもない。

そういう人が取る次の行動は自己顕示欲の発散ですから、その場所がどういう運命を辿るかは用意に察せられることになります・・・

初心者の方はむしろ「いい釣り場を教えない」どころではなく、釣り場のレパートリーが少ないので「教えろ!」と叫びたいというのは百も承知ですが、もし、いい場所を知ったらそこを誰某かまわずシェアするのは早計ですぞ・・・と、今のうちに教えてあげたいのでこの記事を書いてみました^p^

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