宮崎オオニベ紀行~最終日 - 2015年釣行記

宮崎オオニベ紀行~最終日

 31,2015 23:25

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兵どもが夢の跡・・・


※注意※
このシリーズは宮崎の土地と人と釣りをブラックユーモアで書き綴った紀行です。
宮崎への郷土愛で満ちた心を持つ人は読まないほうがいいかもしれません。


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宮崎オオニベ狙いで3ラウンド終わって反応一切なし。

目撃した魚といえば・・・波打ち際の超ミニソゲ1匹のみ

夜のオオニベに備えて休憩するか、場所をちょっと移動するか、それとも・・・













素直に「ここがいいよ」と教えて貰った河口へ大きく移動。

夏はAKMもヒラスズキもフツーに釣れるらしい。



ベイトが集まりやすい河口だから、もしかしてオオニベがいるかもしれないし、いなくてもヒラスズキくらいは釣れるかもしれない・・・




という大変ありがたい情報だったので、また1時間掛けて北へ戻り。

寝るのはISZKサーフ周辺と決めているので


朝は川南→昼は宮崎→夕~夜はまた北に→夜中に宮崎に戻り


アウェイの悲しさ、移動と釣行計画にまるで整合性がない(笑)

10号線の車内で前の車を罵倒しながら運転すること1時間・・・


雰囲気あるね

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ぱっと見、完全な丸ゴロタサーフか



ここも宮崎の河口の典型的な特徴を備えている

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ウェーダーで渡渉可能っぽい



明るい内に水深と流れの速さを確認できてよかった

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ソコソコの深さと流れがあるけど、安全に渡れる







この日、もう十数キロは歩いているし、また市内サーフに戻って「延長戦」をする可能性もあるので、この河口で回遊待ちをしようと思う・・・





レンジバイブを巻き続けていると


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丸ゴロタにボトムノックして瞬時に目が吹っ飛んで頭の塗装がハゲる・・・

それでも執拗にレンジバイブ。

レンジバイブ・・・

何が何でもレンジバイブ・・・

朝、別のレンジバイブ80が殉職しているので、大きめのフックを搭載しているバイブはこれしかない。

ゴロタにボトムノックしているようだと多分フックポイントの潰れはハンパない速度で進行しているかもしれない。

爪に引っ掛けて確認してみると・・・




あ、もうダメ




仕方ながないので弱いフックのバイブを投入してみるが、「オオニベを釣る」「ヒラスズキ河口」という趣旨から外れている気がするのでミノーに変える。

けれどもミノー各種にも反応ナシ。
途中、トゥルーラウンド115Fがキャスト時のリーダー高切れ(?)という珍しい出来事で殉職。
リーダー擦って弱ってたのか。



一心不乱に投げ続け、暗くなった周囲を改めてみてみると・・・・






なんか、海岸線のところどころに流木を燃やしているのであろう篝火がボンボンあがっているんですけど・・・

投げ釣りの人の防寒対策?

ここ、多分TN町になるとおもいますが、何か雰囲気が異様なんです
(こんばわ~どうっスか?なんて声をかけてもガン無視されたりして、どこか空気が違う・・・)
余所者が迂闊に近づいてはいけないエリアとか、そういう話じゃないですよね?





・・・と、不安を感じながらも回遊待ちで3時間ほど粘って、結局ノーヒットで終了。
4th Roundも完全ボウズ。
アタリのアの字もない。


疲れ過ぎてナイトゲームは無理だろうと予感しつつ再び市内へ車を走らせる。
朝6時から夜9時まで、歩いているか、投げているか、運転しているかのどれか、これは無理ですバイ・・・・Zzz






そして翌朝、最終日


5th Round開始


絶対に帰らないといけないワケではないが、次の日には帰らないといけない。
たとえ釣れなくても「良い兆候」があれば1日の滞在延長は十分あり得るけど、この様子では多分・・・





前日のパイプの裏に到着すると、まだ真っ暗なのに、既に車が何台も停まって準備完了した人からサーフへ降りていってる。

サーフの朝マズメ釣行では滅多に人より遅いことはないのですが、宮崎は凄いね!

いや、前日から気がついていたのですが、ライジャケ装着率の高さといい(見た限り100%)、朝の早さといい、サーフはおろか駐車スペースのゴミが福岡より圧倒的に少ない(←ほんと、恥ずかしい・・・)ことといい、釣り人のレベルが高い(歩行距離は除く・・・)。

パイプに降りていくと、パイプまわりは既に過密気味。

とすると、このパイプはやはり「目印」程度ではなく、排水が変化をつくって魚が寄りやすいのか。







まあ、自分は足で稼いでこの怠け者の土人どもに釣ったオオニベをぶら下げながらゆっくり帰ってやろう・・・

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ということで奥へ。


今回はアルテサーノエヴォルティア103ではなく、オシアARC1006にツインパ。
おそらく宮崎最後の釣行になるであろうから、もう疲労がどうのとか言ってられないし、ツインパは1.2号が下巻き量をピッタリ調整済みで200mまかれていて、ちょっと短くなっているセルテよりかなり飛距離を伸ばせるだろうという魂胆で選んだら・・・大正解。
バイブで10~15m、ミノーで10m弱(目視だけど)毎回のキャストが伸びている。
するべきことは、全部した。
釣り場を探したし、釣り場を歩いたし、道具も万全を期した。
後は・・・


奥に行き過ぎると濁りの元のあのブルドーザーがあるので「一箇所だけあった沈み根」を目指す。

もしベイトが入ってくるとしたら、そのベイトが何であれ、広大なサーフの中ポツリ、明確な変化となっているポイントがベイトが溜まりやすく有利であることは間違いないはず。









(中略)















おっ、そろそろ日の出か

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うーん、何度みても(二回だけどw)

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海から太陽が昇るのはカッコイイ。














え、釣りは?


オオニベは?


















オオニベ用の大きいフックを搭載したルアーのみらなず、ヒラメを意識したルアーを使って、10歩歩いては3方向へ投げる・・・生体キャスティングマシーンのような釣りを数時間頑張りました。

負けました



パイプに戻って様子を観察

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偶然なのか、排水の影響なのか、付近には明確な潮目がナナメに走る。
回遊を待つのであれば、確かに狙いとしては悪くない。
が、誰も釣れない。

しばらくすると、一人が魚を掛けた。
ロッド裁きからすると、相当慣れた感じがしている。
が、揚がったのは残念ながら・・・・・フグ。

その揚がった魚体が何なのか確かめるために人が集まってくる(皆釣れてないから希望が欲しい)





そこまで釣れてないのか・・・

フグに人が集まるくらい、釣れてないのか・・・



この光景をみて、まだ朝だけど今回の遠征を終えて福岡に帰ることを決定。
朝だけど日南に行くには遅いし、翌日の朝だけ釣りしてすぐに福岡というのは(せっかくいい場所に行くのに)窮屈で勿体無い。

明るくなった駐車スペースに戻ると、宮崎ナンバーが一番多いのは当然としても、九州各地、中国地方、関西地方のナンバーまで、あらゆる地域から釣り人がここを目指していることがわかる・・・・・






そうか、人はここにオオニベを釣りにきているのではなく、夢を釣りにきているのか。





いい釣りだと思う。

夢釣り。










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さよなら、宮崎











前夜から使ったルアーズ

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福岡に帰るまでに寄り道しよう(温泉でも入ろうかな)と思って、とりあえず、延岡。

ふと宮崎経済にあまり貢献してない(宿泊・食事)ことに気がついたので、宮崎をどげんかしてやろうと思ってご飯を食べてみる。





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正真正銘の元祖、チキン南蛮発祥の店らしい。
「元祖」が溢れるくらい多すぎる某長浜ラーメンとは違って誰も異議を唱えない。
朝11時の開店で・・・・なんと、大行列


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なんとか初ロットに滑り込みセーフ。
メニューの定食は3つあるけれど、ここにきて南蛮以外を頼む人はいないと思う。



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え、タルタルソースは?
トロ~リした南蛮ダレは?

タルタルはありません(マスタードか柚子胡椒はお好みで)
衣が独特の形をしてます。
食べたらわかるんですが、揚げたチキン(本場ではモモ肉ではなく胸肉が主流とのこと)を南蛮ダレにそのまま丸ごと漬けていますね。
で、衣の上部・・・・タレをよく吸収するような「天カスによるタレの貯水池」を揚げている際に工夫しているようで、これが美味しさの秘密っぽい。
「唐揚げ」というより「トリ天の南蛮風」という感じで、まったく別物といってもいい料理でした。
ホント美味しかったです。

中々美味しかったからまた行ってやろう、宮崎。









全部読む

http://hakataseabasslure.blog.fc2.com/blog-entry-735.html" title="宮崎オオニベ紀行~初日①">宮崎オオニベ紀行~初日①
宮崎オオニベ紀行~初日②
宮崎オオニベ紀行~二日目①
宮崎オオニベ紀行~二日目②
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Comment 4

2016.01.02
Sat
13:11

初心者8 年目 #-

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明けましておめでとうございます。

お久しぶりです&2回目のコメ失礼します。
茨城の初心者8年目です。

ぼらおさんのこの宮崎釣行記はなぜだか読んでいてとても和みました。
と同時に羨ましさ全開です。

遠征に行かないor行けない言い訳はいくらでもあるのですが、自分のように「金がない。時間がない。仕事が忙しい。」なんて言ってる人間は、仮に金があっても時間があっても他の言い訳を探して結局行かない人種なのでしょうね。
そんな私は年末年始に息子を握りしめて鬼気迫る顔でナニをする餓鬼畜生変態道がお似合いですかね(笑)

涸沼も利根川もとりあえずは一旦終了として、これから4月まではアジとメバルに癒しを求めようと思います。

この唯一無二の偉大な釣りブログ!
今年も大いに笑わせ、大いに考えさせて下さい。
ぼらおさんの2016年に幸あれ‼
切に願っております。

編集 | 返信 | 
2016.01.02
Sat
21:01

ぼらお #-

URL

Re: 明けましておめでとうございます。

> お久しぶりです&2回目のコメ失礼します。
> 茨城の初心者8年目です。
>
> ぼらおさんのこの宮崎釣行記はなぜだか読んでいてとても和みました。
> と同時に羨ましさ全開です。
>
> 遠征に行かないor行けない言い訳はいくらでもあるのですが、自分のように「金がない。時間がない。仕事が忙しい。」なんて言ってる人間は、仮に金があっても時間があっても他の言い訳を探して結局行かない人種なのでしょうね。
> そんな私は年末年始に息子を握りしめて鬼気迫る顔でナニをする餓鬼畜生変態道がお似合いですかね(笑)
>
> 涸沼も利根川もとりあえずは一旦終了として、これから4月まではアジとメバルに癒しを求めようと思います。
>
> この唯一無二の偉大な釣りブログ!
> 今年も大いに笑わせ、大いに考えさせて下さい。
> ぼらおさんの2016年に幸あれ‼
> 切に願っております。


「釣行記は本当はもっと面白く書ける・・・たとえボウズでも、純粋な読み物として面白いことを書ける!」

という事実をちょこっとだけ見せたかったんですw
それを宮崎という別格の地について書けたのは自分でもよかったと思います。
毎日の「日常的な釣行」でやろうとすると、品質を保つための執筆時間の問題もあって難しいんですが、筆の練習と思ってたまにやるくらいなら可能・・・かな。

ともあれ、遠征はイロイロな制限・制約があるので、遠征初心者の自分には中々結果がついてきません。
いい場所に行けば釣れるというわけではない、ということを叩きこまれたのが今年の収穫です。
でも、1回行き始めたらあとは自然に動き出すような気がしますね。
「遠征?何か面倒だし、知らないし、怖いし、遠くまでいって釣れないとヤだし」
こういうネガティブマインドが一掃されて、「釣れなくてもレベルアップする」ということに気がつきました。

これからもあまり期待せずに次なる記事をご期待ください(笑)

編集 | 返信 | 
2016.01.13
Wed
02:54

飲ませ屋 #jRPIUMCc

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遠征大変お疲れ様でした

初めて書き込みします。
遠征大変お疲れ様でした。釣行記も大変楽しく読ませて頂きました。

慣れない宮崎は大変だったかと思います。
車線の少ない道は流れが悪く移動に時間が取られ、
ポイントまでの道は未整備で駐車スペースもなく、
徒歩での長距離移動を強いられ、遅くまで開いている釣具屋は少ない。
海はどこも極端な遠浅ばかりで、河川もろくに浚渫されず砂で埋まり、
釣れそうなポイントはいつも遥か遠く…。
オオニベやアカメのようなアングラーの憧れの魚が低確率で釣れてしまう
ばかりに、そのようなアングラーにとって非常に厄介な条件は見逃され
がちな地域です。

実は私はホームとしている大淀川まで10分程度の宮崎市内に住んでいます。
年間150日程川にルアーを放りに行きますが、ウェーディングやボートに
乗らず足場のいい岸壁から放るので、年にフッコ以上は20匹釣れません。
多分泳いで瀬に渡ったり、未整備の河川敷を自力で開拓したり、無限沸き
状態のエイを蹴飛ばしながらウェーディングしたりする少数の「ガチな人」
とその弟子以外、シーバスもそれほど釣れていないと思います。

大変不躾ながら今後の釣行の参考になればと思い、私が知る限りの地域の
実情を書かせて頂きました。
もしもオオニベという魚に拘らないのであれば、サーフと埋まった川ばかりの
県央を避け、大分寄り、鹿児島寄りのエリアで磯を攻めると釣果に恵まれると
思います。というか、いっそ大分、鹿児島に移動した方が手っ取り早いかも
しれませんね。

最後になりましたが、釣れない魚を釣ろうとする中で、貴ブログの記事が
幾度となく心の支えとなっておりました。今もそうです。
今後とも、益々のご活躍をお祈りいたします。

編集 | 返信 | 
2016.01.13
Wed
20:05

ぼらお #-

URL

Re: 遠征大変お疲れ様でした

> 最後になりましたが、釣れない魚を釣ろうとする中で、貴ブログの記事が
> 幾度となく心の支えとなっておりました。今もそうです。
> 今後とも、益々のご活躍をお祈りいたします。

励みになるコメント、ありがとうございます。
またいつか宮崎に行って、次こそは結果を残すという妄想に囚われておりますw

編集 | 返信 | 

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