ビーチウォーカー ハウル - シーバスルアー:その他

ビーチウォーカー ハウル

 15,2016 11:14
ビーチウォーカー ハウル

名称/通称:ビーチウォーカー ハウル
メーカー:デュオ
カテゴリー:ジグヘッド+ワーム/ソフトベイト
適性:
サーフ   ★★★★★
内湾干潟   ★★
河川/河口  ★★☆
磯      ★★
漁港/港湾  ★★

KIMG0699.jpg



評価

発売当初、このジグヘッドを見た瞬間、これはイケるルアーだと思った。
正直、専用ソフトベイトの出来栄えなんてどうでもよかったし、ジグヘッドのカラーもどうでもよかった。
このルアーのミソはフックアイが下向きに2個ついていること。それに尽きる。



キャスティング

飛距離 
★★★★
飛行姿勢 
★★★
キャスタビリティー 
★★★

レンジ


最大のライバル(?)であるカルティバAXの同重量ヘッドとくらべると、体感的に底を取りやすい。
底を取りやすい・レンジキープ力があるという表現もできるが、もっと早く巻かないといけない、という表現も出来る。

KIMG0701.jpg

基本、ボトムをギリギリに行くルアーで、底を引き摺らない・ノックさせないよう、ティップを高く上げて早く巻くことが開発者から推奨されている。
27gはよほどの遠投が必要とされ、なおかつ波と潮が強い・・・簡単にいえば太平洋側のサーフ用。
21gと14gのどちらかが標準的な重さになると思う。

アクション

アクション 
★★★★



見ての通りの強いローリングアクション+シャッドテールのチロチロ波動。
この手のルアーはヒラメなりマゴチなりの近くを通しさえすれば、まず間違いなくバイトがある。
その面での問題はないし、かといってライバル品に対する明確な優越性もない。
ハウルの特徴は前述のとおり、リトリーブスピードの早さが求められているというところ。
このテンポに合う人もいれば・・・もしかしたら「コレはワームを引く速度じゃない」的な拒否反応が出る人もいると思う。
ここがハウルの評価の分かれ目で、「ワーム」としてみる人はあまり好きになれず、「ヒラメルアーの一種」としてみる人は馴染めるのではないかと思います。

ルアーの入手

値段 

安定供給
★★

この値段からするに、DUOは「使い捨て」の安価なジグヘッドと同列に見做して欲しくないのだと思う。
・・・それにしても、高い。
残念なことに大抵の釣具店にはサーフヒラメみたいなマゾ度が高い釣りをしているスタッフがおらず、ジグヘッドの重量や専用ソフトベイトのカラーバリエーションの揃えが無茶苦茶な店がほとんど。
よって「コレとコレの組み合わせがいい!」と前もって決めておいた選択を店頭で購入するのが難しい。

使い方

ユーティリティ 
★★★

結論からいうと、トレブルフックが下向きに2つ装着できることをどう受け取るかによる。
ヒラメはアホなので

①小魚を噛んで捕まえる

②飲み込むために捕えた魚の向きを変えようとする

③小魚に力が残っていれば顎の力が抜けた一瞬の隙をついて逃る

①の段階で「兎に角噛めばいい」的な喰らいつきをすることがあって、従来のジグヘッドだとせっかくのバイトが完全なフッキングに至らないというケースがよくあった。
ソフトベイトの後方に噛みつかれると、そこにはフックが何もないか、ショボイ自作のアシストフックしかないか、カルティバAXのようなジグヘッド本体直結のシングルフックがあるか・・・・これが従来のジグヘッドの泣き所。

DSCN0399_2016011420355813b.jpg

↑これはレアケースな「イレギュラー」・・・この位置にバイトがあれば高確率で途中バラシ

ハウルはこれを改善したフッキングの面で死角がないジグヘッドのように見える。
この要素に(ジグヘッドとしては)非常に高額なお金を出せるかどうか・・・ここも評価の分かれ目。

総評

総評 
★★★

高い値段を正当化するまでは至っていないと思う。
値段に目を瞑れば「よいジグヘッド」として★を1個追加してもいいけれど、コストパフォマンスという観点は消耗しやすいソフトルアー切っても切れないファクターで、無視することは出来ない。
実はウリの一つである「超柔らかななソフトボディ」が、キャストを繰り返している内にジグヘッドへの固定が緩くなることがあって、それを交換しようとするとリアフックの取り外しがかなり不便に感じられる。
そうでなくても「フグに齧られて交換」というありふれた出来事の度に非常に面倒な思いをするのはいかがなものかと。
カルティバAXなら古いソフトベイトを捨てて新しいのを真っ直ぐに装着できればそれで終わり。
一方のハウルはプライヤーでフックを外し、ソフトベイトを装着して、それからまたプライヤーでフックを付けて・・・なんて、非常にまどろっこしい。
さらにフックの話をすると、結構ボトムを擦ってしまうのでフックの寿命がかなり短く、釣りをしている途中に気がついて交換しようとすると・・・フック絡みストッパーのチューブの脱着交換が面倒くさい。
その点、「使い捨て」と割り切られているカルティバAXを始めとする古き良きジグヘッド達は、実際の使用感において一歩先を行っている。

ジグヘッド+ソフトベイトはサーフヒラメに必要なルアーのジャンルだけれども、そのジグヘッドとソフトベイトはハウルである必要性はない・・・といった感じですか、ね。
個人的には
・リトリーブスピードの自由度がハウルより高いこと
・廉価であり使い勝手が良いこと
以上2つの理由からデュオのハウルよりエコギアのパワーシャッド+カルティバAXを支持します。



  
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Comment 6

2016.01.15
Fri
19:55

まっつー #-

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以前「ジグヘッドごときが」と吐き捨てられていつの間にか使われているのを目撃しインプレを今か今かと待ってましたがやはり、というか納得の内容ですねw

金額もさることながらフックの摩耗に交換のし辛さ、この辺を考えるとボクもあえて使おうとは思わないですね。

アクション含めていいルアーだなぁと思いますがこれはセレブ向けと割り切りワタクシは安いジグヘッドでドロ臭く底をさらいますw

編集 | 返信 | 
2016.01.16
Sat
16:38

つか #-

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No title

ジャクソンのスライディングヘッドが生産終了なので自分はハウルヘッドにパワーシャッドを付けて使っています。

編集 | 返信 | 
2016.01.17
Sun
16:27

ぼらお #-

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Re: タイトルなし

> 以前「ジグヘッドごときが」と吐き捨てられていつの間にか使われているのを目撃しインプレを今か今かと待ってましたがやはり、というか納得の内容ですねw
>
> 金額もさることながらフックの摩耗に交換のし辛さ、この辺を考えるとボクもあえて使おうとは思わないですね。
>
> アクション含めていいルアーだなぁと思いますがこれはセレブ向けと割り切りワタクシは安いジグヘッドでドロ臭く底をさらいますw

悪くはないですよ。
ただ、値段が見合ってないだけですw

編集 | 返信 | 
2016.01.17
Sun
16:27

ぼらお #-

URL

Re: No title

> ジャクソンのスライディングヘッドが生産終了なので自分はハウルヘッドにパワーシャッドを付けて使っています。

上級者現る・・・

編集 | 返信 | 
2016.06.03
Fri
12:45

名無しアングラー #-

URL

何故か私の行動範囲内の釣具屋ではアックスヘッドがほとんど扱ってなく
逆にハウルはこれでもか!という位に陳列されてる事が多いという消極的な理由でハウルを使ってます
メーカーはハウルについて付属のビニールチューブを使ってリアフックを固定する事を推奨してるのですが
このビニールチューブが固く動かし辛いことと、このチューブに塩や砂が残りやすく錆びの原因になるのでイマイチ好きになりきれないルアーです

編集 | 返信 | 
2016.06.04
Sat
09:21

ぼらお #-

URL

Re: タイトルなし

> 何故か私の行動範囲内の釣具屋ではアックスヘッドがほとんど扱ってなく
> 逆にハウルはこれでもか!という位に陳列されてる事が多いという消極的な理由でハウルを使ってます
> メーカーはハウルについて付属のビニールチューブを使ってリアフックを固定する事を推奨してるのですが
> このビニールチューブが固く動かし辛いことと、このチューブに塩や砂が残りやすく錆びの原因になるのでイマイチ好きになりきれないルアーです

一度、あのチューブを外して使ってみたことがあるんですが、エビるはエビるは・・・で、釣りにならなかったです。

ハウルがもうちょっと前傾姿勢をとってくれるルアーだったら、リアフックの消耗が抑えられて(出費よりも)ストレスも積もらないんですがね・・・

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