釣ってみたい海外のシーバスベスト5 - 日記・雑記

釣ってみたい海外のシーバスベスト5

 04,2016 17:31
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「海外遠征」という響きはエキゾチックだけれども、出費が・・・

確かに、南の国でGTフィッシングとかNZで青物パラダイスとか、人生に一度はやってみたい。
海外まで出かけるならやっぱりシーバスごとき(失礼)では満足しない。

・・・でも、敢えてシーバスという「日常的な魚」を求めて海を越えるなら・・・?




いや、シーバスを狙いに行くのではなく、海外出張などで行ったついでに狙えるなら・・・?

今回は「死ぬまでに釣ってみたい」なんて大袈裟なことはなく、「なんとなく釣れそうな」異国のシーバスを紹介してみます。



第五位:中国華南シーバス



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実は福建省と広東省は・・・勿論、香港も・・・いわゆる「タイリクスズキ」のメッカで、シーバスを釣る難易度はかなり低いらしい。

「週刊釣りサンデー」の創業者にして、かつてweb上で「釣り曜日」を公開していた小西和人氏(故人)は1980年代、当時日本で問題となりつつあったタイリクスズキと在来種の交雑の研究の一環として中国を訪れたものの、肝心のタイリクスズキの捕獲についてはまるでアテもなく空振りに終わったとか。
(氏はおそらく山東半島方面を探索したと思われる)

ところがこの中国在住の方のブログ

中国でシーバスを求めて

を読むとわかるが、タイリクスズキの本場はもっと南方にあった模様。
福建も広東も古くから日本企業の進出がある地域。

もし出張や赴任で中国を訪れることがあるならば、コンパクトロッドを準備して一度シーバスでもいかが・・・?



第四位:フランス大西洋シーバス



フランスには二種類のシーバスがおり、そのどちらもルアーフィッシングの対象となっています。

loup.jpg
画像出典

一つは地中海に住むシーバス・・・現地言葉で「loup de mer」もしくは単純に「loup」呼ばれる・・・「狼」もしくは「海の狼」という意のカッコイイ名前。
勿論、イタリアにもスペインにも地中海のアフリカ側にも生息してます。余談ですが、「モアザンブランジーノ」のbranzinoはこの魚のイタリア名。


もう一つは大西洋に住むシーバス・・・現地言葉で「bar」・・・そのまま「バス」という意味。

wild seabass


かつては同一種と見做されていましたが、研究の結果DNAに相違が見られ、今では地中海側が「亜種」ということになるそうです。

もちろん本場のフランス料理で使われる「スズキ」とはこれこと。
日本のスズキより丸みを帯びたその顔は、ボラっぽくもあり、ウグイっぽくもあるようで、どことなくユーモラス。
フランスの大西洋側の海岸だとほぼ全域で釣れるらしいが、特にブルターニュ地方がメッカとのこと。

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第三位:アメリカNYストライプドバス



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開高健も挑んだことがあるアメリカ東海岸の名物魚。
別名「ストライパー」
「バス」と名が付いているが、日本のスズキの一族ではない。
日本のスズキ一族よりフランスのスズキ・・・つまりヨーロッパスズキに近い。
かなり大型化するので、日本の感覚でいえばオオニベ的な扱いなのかも。
因みにこのストライプドバスの外道というよりは同時並行的にターゲットにされる「ブルーフィッシュ(オキスズキ)」という魚は日本のスズキに近い。
↓この動画に出てくる歯がスゴイ魚。



これら東海岸の「バス」が日本人アングラーの親近感を誘うのは、なんといっても日本の陸っぱりルアーフィッシングと同じように、サーフやゴロタやロックショアのゲームが成立しているという点。
船に乗ってキャプテンに連れられてハイ、ドーゾ・・・的な釣りもいいけれど、やっぱりスズキは「日常的」に自分の足で釣りたい・・・そういう釣りが出来る貴重な魚。
因みにストライプドバスは回遊魚でシーズナルな行動パターンが決まっており、産卵は川を遡上して淡水域で行なうそうな。

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第二位:スペインガリシア地方シーバス


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基本的にフランスの「bar」と同じヨーロッパスズキ・・・現地名は「lubina」
ガリシア地方はなんといっても、海岸の地形が磯、磯、磯の磯だらけ、しかも小さなサーフと交互に入り混じった形で点在すること。



日本の磯ヒラと同じようにサラシを狙っている点に注目。

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でも、この魚(lubina)はフランスの「bar」とは少し違うような・・・
日本でいうマルスズキに対するヒラスズキのように、明らかに体高があるし尻尾の付け根も短くて太い。
もっと南の魚だから・・・?

因みに、ガリシアもブルターニュもケルト人の土地という点で共通しているのが面白いところ。
ケルト人はシーバスを追って行動範囲を広めた・・・・なんてことはありませんよね?
スペインのガリシア地方やその南のポルトガルの人は日本人がびっくりするほど魚を食べます。
というか日本人より魚を食べてるかも。



第一位:アイルランド西海岸シーバス


何度も同じヨーロッパスズキを出してスミマセン・・・

が、アイルランド西海岸こそがヨーロッパ最後のシーバスフロンティアらしいです。



そんな寒いところにシーバスなんて居るのかよ(いたとしても出来るのかよ)と思われるかもしれませんが、やはりメキシコ湾流のお陰で普通にシーバスはいるし、水温もそこそこある模様。
アイルランドといえば高さ100mを越える断崖絶壁で有名ですが、もし多少でもひらけた地形があれば是非・・・

釣り方は「荒れた日に高い足場から11ftのMHロッドで・・・」的なハードコアなものではなく、ウェーダーを使って平磯からキャスト(波は多少あればいいな、程度)、使うロッドは9ftから9ft6inのML・・・日本の普通のシーバスロッド程度のレングスとパワーが好まれるようです。

これなら・・・例えばラテオのテレスコピックがあれば出来る!?








中国・アメリカ・ヨーロッパと、日本と経済的に深いつながりがある国々にはそれぞれのシーバスが生息し、釣りの対象となっています。

もし何かの機会に行くことがあって、もし挑戦するようなことがあれば、それはもう某雑誌の名物コーナーなんてメじゃないくらいのアウェイゲームを味わえることになりますよ!

もし興味を惹かれたならば、渡航先のシーバス事情を調べてみてはどうでしょうか?


以上、釣ってみたい海外のシーバス5選でした!




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