【詐欺案件】トリトン販売中止・・・返金へ【予想的中】 - タックルあれこれ

【詐欺案件】トリトン販売中止・・・返金へ【予想的中】

 11,2016 11:34
人工エラ「Triton」の開発が中止 約90万ドルを支援者に返金



やはりインチキだった・・・前回紹介した記事で取り上げた「トリトン」ですが、結局指摘された疑義を取り除くことを出来ずに90万ドル(1億円)の出資が全額返金されたようです。


この日本語記事は誤情報が多いですが、返金までの概要は把握できるので参考に。

http://japan.cnet.com/news/service/35080797/

英語ソースはこちら

https://gearjunkie.com/refunded-triton-artificial-gills-campaign-update

sciizoala9qoud4fe5gn.jpg





この「トリトン」、実は技術系メディアから総スカンを喰らっていたというか、その詐欺性と実現化の可能性の低さを早くから指摘されていたんですね。


でも、(警鐘がなされていたのにも関わらず)一般人の反応は違った・・・


5万ドルの出資募集に対し、なんと 90万ドルを超える応募が。



疑惑に対し動画で釈明


疑惑を簡単に説明すると”水中の酸素を人工エラで取り込んで呼吸を可能にする”という製品の根幹に関わるもの:




「人間が呼吸できる分の酸素に必要な水の量は非常に多量であり、人工エラでは取り込めないのでは?」





こういう指摘に対し、開発チームは「実際の潜水シーン」を動画で公開したが、これがまた火に油を注ぐ形となった。





あとからあとから吐き出される空気(気泡)・・・・


この容量の気体を水から取り出す・・・しかも完全に静止している状態から・・・ためには、仮に人工エラの性能が理論上の最大値であったとしても大出力モーターと大容量電源でもついてない限り不可能。


エラの中身は小型ボンベである説がより濃厚となってしまった。


vied4crk8wzhjgmj922s.jpg




騙されないためには



理系ゴロの詐欺話を見破るためには、ちゃんとした専門分野の技術者の意見を探して理解することが大切です。

トリトンに限っていえば、その話題性から多くの理系メディアがその問題点を指摘してくれていました。

「そうあって欲しい」とか「そのアイデアは好きだ」という主観ではなく


「そうあって欲しいけれど、果たしてそうなのであろうか?・・・自分はその仕組みを理解できないので理解できる人の意見を探そう」


というスタンスが詐欺から自分を守ります。



m010410a.jpg



自分が知らないことを知る・・・「ソクラテスの無知の知」が求められるわけですね。


逆に一番危険なスタンスが「よくわからないけど、どうやら革新的で凄いらしい」という無批判・無責任な能動的な姿勢。


以前にも言ったように、こういう詐欺案件が釣具業界でもジャンジャン出てくると思います。
用心されたし。
関連記事


Comment 0

Latest Posts