アイマ ソバット80 - シーバスルアー:ミノー

アイマ ソバット80

 29,2016 11:19
DSCN2170.jpg


ソバット 80/Sobat 80

メーカー:アイマ
カテゴリー:シンキングミノー/シンペン(自称)


評価


どこからどうみてもミノーなのに「シンペン」だと名乗ってしまったルアー。

シンペンの定義をフィジカルな形状から導くとする。
つまり「リップがなく沈むペンシル型のルアー」とすると、このルアーはシンペンではないです。

シンペンの定義をアクションの性質から導くとする。
つまり「派手なウォブリングはないか、あってもスローピッチなヨタヨタ系」としても、これはシンペンではないです。

アイマの「誕生日」情報によれば2005年6月。

11年ものロングセラーとなった理由は・・・当時の水準からするとズバ抜けて飛ぶということ。
しかも、そのアクションには何処でも、どんな時でも使い手の解釈次第でシーバスに通用するユニバーサルな性能を秘めていたこと。

この2つが秘密ではないのかな~と思います。

尚、派生品の「弾丸ソバット80」は完全な別物です。



適性

サーフ   ★★
内湾干潟   ★★★★★
河川/河口  ★★★★★
磯      ★★
港湾  ★★★★


キャスティング

飛距離 ★★★☆
飛行姿勢 ★★★★
キャスタビリティー ★★★★★

基本は都市部のルアー・・・あるいは、河川のルアー。
2005年の登場時は衝撃的な飛距離であったはず。
シンペンとしてみると別に大したことはないが、2016年の基準からしても「小型シンキングミノー」として考えればかなり飛ぶルアー。


レンジ

アイマのHPによるとレンジは20~50cm
浮き上がりやすいので普通に巻いていればそれくらいのレンジになるでしょう。
固定重心で泳ぎだしがいいルアーなのでトレースコース上の特定のポイントの前にある程度沈めて調整するという使い方は可。


アクション

アクション ★★★★★

普通に巻けばローリングが抑えられたスラローム系アクション。
早巻きだとスローピッチな脱力系ウォブリングアクション。
極端な早巻きやジャークを入れると平打ちアクションが混じります。

リトリーブの違いによってルアーの表情が変わるさまはアイルマグネットDB125にそっくり。

もしかしたら当時のアイマはシンペンの定義を「ブリブリに泳がないルアー」としており、早巻きしたときに出る「スローピッチな脱力系ウォブリングアクション」とその飛距離をもってしてソバットはシンペンであるとしたのかも。

ジャーク・トゥイッチと相性がいいというか、自由度が高いルアーなのでロッドアクションは使い手次第。

自分の使い方は80mmというミニマムなサイズ感を利用した「クローザー」としての活用。

小河川や港湾ならば80mmというサイズは特に小さいわけではないが、飛距離が求められる河川・河口・干潟・内湾サーフなどでは80mmは十分に小型・・・しかし、普通の80mmのシャローランナーではそれらのフィールドでは飛距離が足りない・・・そこで出番がまわってくるのがソバット80。
100mmや120mm以上のルアーをいくら投げても釣れない時にソバット80を使うと・・・あら不思議。
「ダウンサイジング」ってスレに効くんですね。


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フックチューン


ST46#6が標準で装着されています。
エビりやすいわけでもないし、ルアーのサイズからして限界であろうし、これで特に不満はないです。


ルアーの入手

値段 ★★★
安定供給 ★★★★

円高の頃は「こんな古臭いルアーが値引きなしで1800円かよ!」と思っていましたが、もしかして最近値引きした・・・?
ルアー全般が値上がりしたなかで相対的に安く見える定価1600円。
大抵のショップにおいてある気がしますが、カラーバリエーションは1~2色だけで選べないかも。


使い方

ユーティリティ ★★★★☆

このルアーを買う際に留意してもらいたいのは「このルアーだから釣れたナントカカントカ」系のルアーではないということ。
何かしら特別な性質が秘められているルアーではなく、いつでもどこでも使い手次第で応用が可能なルアーであるということ。

ソバットがロングセラーであるのはそこに理由があると思います。

なので、ソバット80を使った人様の釣果に釣られて買う必要性はまったくありません。

個人的には「よく飛ぶレンジが浅いラパラCD7/9」とか「よく飛ぶレンジが浅いアスリート7/9」とか、そういう解釈をしています。

タイトなストラクチャー撃ちとか、流れに乗せてドリフトとか、岸際をトゥイッチングとか・・・よく飛ぶので扱いやすいうえに結構頑丈なので何にでも使ってあげましょう。


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総評

最終評価 ★★★★☆

ラパラCD7/9やジャクソンアスリート7/9がイイらしいと聞いてを買ってはみたものの、あまり飛ばないので使用頻度は低い・・・けれど皆が凄い凄いというから1個だけルアーケースにお守りとして入れておく・・・

よくある話ですが、足場が高いところでやっているとか、足元が重要だとか、水深がけっこうある所がメインフィールドだとか、そういう場合を除けば「ルアーケースに1個」あるべきのルアーはCDやアスリートではなく、このソバット80であるべきだと思います。

ついでにいうと、その使い勝手の良さから「お守り」にはならないでブリブリバリバリに酷使されるルアーとなるでしょう。

リトリーブスピードの自由度や、ロッドアクションの有無など、「選択肢」がある故に初心者にはわかりずらいルアーかもしれませんが、スローにしてもファストにしてもタダ巻きだけで「釣れる」アクションが出ています。
いいルアーですよ。






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Comment 2

2016.06.29
Wed
23:34

初心者8 年目 #-

URL

ついにソバットきましたねー
ありがとうございます!待ってました!

このルアーには随分お世話になりました。思い出も沢山です。
レンジは多少浅くなると思いますが、今ではそのシチュエーションではマリブを投げることの方が多くなってしまいました。
でも、マリブには見られない良い意味での不安定な泳ぎは今も大好きです。
あるリトリーブスピードを境にシンペン風のアクションから急に普通のミノーのようなアクションに変わるんですよね。
そのアクションの境界線ギリギリのリトリーブスピードを保っていると流れによってアクションが変わっているらしく、そのタイミングでシーバスが食ってくることが多かったです。

自分が思う唯一の弱点はリップです。
わりと軽~い衝撃で折れてくれます(笑)
特にリップの角!
それで何個買い直したことか…

編集 | 返信 | 
2016.06.30
Thu
10:10

ぼらお #-

URL

Re: タイトルなし

> ついにソバットきましたねー
> ありがとうございます!待ってました!
>
> このルアーには随分お世話になりました。思い出も沢山です。
> レンジは多少浅くなると思いますが、今ではそのシチュエーションではマリブを投げることの方が多くなってしまいました。
> でも、マリブには見られない良い意味での不安定な泳ぎは今も大好きです。
> あるリトリーブスピードを境にシンペン風のアクションから急に普通のミノーのようなアクションに変わるんですよね。
> そのアクションの境界線ギリギリのリトリーブスピードを保っていると流れによってアクションが変わっているらしく、そのタイミングでシーバスが食ってくることが多かったです。
>
> 自分が思う唯一の弱点はリップです。
> わりと軽~い衝撃で折れてくれます(笑)
> 特にリップの角!
> それで何個買い直したことか…


そうそう、これ、マリブとかの「リップ付きシンペン」の元祖にあたるのかもしれませんね。
ソバット80のファストリトリーブのアクションの有効性に気がついた人たちが発展させたのかも。
個人的にはファストリトリーブのアクションよりも、その「多様性」が評価に値するんじゃないかな~と思いました。

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