ロケットベイトで何とか1匹

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さて、今回の釣行の主旨は・・・水温チェック




今年は寒波の到来、気温の低下・・・つまりは「冬の訪れ」が遅いなと思って、じゃあ水の中はどんなもんじゃろということで・・・浸かってみることに。


実はシーバスナイトゲームを10日以上やっていないのです・・・・



で、実際に浸かってみると・・・・・・ムムッ、結構冷たい。


これはもう貼るカイロをお腹に貼らないとムリw


そして潮があまり動いているふうではなく、ベイトの影も薄いので何が良いのか全然分からず手探りでルアーローテ。


ペニーサック初代140とかデカいの投げても反応の一つもないのでシンペン。


シンペンを長→短に替えていく過程で・・・・


おっ!来た!!


・・・けど小さい


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40強のセイゴといいたくなるフッコ。


これから数回、接触程度の反応があるも、積極的に食ってくる様子はナシ。


もっと潮が動くのを待つべきなのは明らかですの。


しかし・・・水が冷た過ぎて水中では待てないw


仮に待てたとしても、この「今は撃たずに機が熟すまでは・・・」という、この日の釣りの「繊細さ」は周囲のアングラーには伝わらないでしょう。







この繊細さを読めたのはミノーでいくら投げても反応がないのにシンペンにはあった(釣れたのはたまたまシンペンにしては強アピールなロケットベイトですが)ということと、使用ロッドがアルテサーノで、セイゴフッコの小さな接触を見逃さなかったことにあります。


感度が良いだけのロッドだったら接触を弾いてしまってその「デリケートさ」が読めずに、その情報は「アタリがあった」というもっと浅い階層で処理されてしまいます。


柔らかいだけのロッドであったら、気がついたら突発的に何かが釣れたというだけの情報になって、他のコンタクトがあったことがわかりません。


柔らかくて感度も備えているアルテサーノだからこそ分かること。


アルテサーノエヴォルティア103/08TZ・・・言うなればこのロッドはラテオQの方向性を突き詰めたロッドですね。

いや、逆か。

ダイワがダイコーのテイストを作ろうとして出来たのが13ラテオQか。

もしラテオQのテイストが好きで、その方向性での上位互換が欲しいならば、アルテサーノエヴォルティアがそれに相当するということを述べておきます。
ラテオとラブラックスはダイコー系、モアザンシリーズはGクラフト系のテイストが再現されているということですね。

色々とロッドを買い漁っていると、なんとなくこういうことが分かるようになってきます。
系譜というか、本来の意味での「インスパイア」された流れとか。

良く考えると、ダイコーのハイエンドのテイストをある程度再現しているラテオQの最強レベルのコスパぶりも凄いですね。



もし仮にモデルチェンジされることがあるならどうなることやら・・・「インスパイア元」が無くなってしまい大幅に変わってしまうのか、それとも今の路線をもっと深く行くのか・・・そこに興味があるので出たら買うかも?(笑)

ただ、最近のダイワはグリップエンド長の設定など「一個人のパーソナルな嗜好」が強く出過ぎている感があって、そこはあまり頂けませんがね・・・

因みに某中古釣具屋の店頭で96/08TZの極美品(?)が売られているのを目撃しましたが、その96/08TZか、それか一つパワーが下の96/07TZがもっともラテオQ96MLに近い性質の上位互換ロッドだと思います。






ということで、寒いし冷たいし、自分だけがキャストを控えても殆ど意味がなさそうだったので・・・撤退!








こんなタックルを使っています







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