クリロナ「なぜ笑うんだい?彼の釣りは上手だよ」

cr722a.jpg



人様の釣り動画を観たり、釣行記ブログを読んだりすると気がつくとがあります。


コメントに「貴方は下手ですね」的な、コンテンツクリエイターに対する否定的な意見を寄せる人の多さに。


ウェブ上には様々な釣りコンテンツが転がっていますが、本当に面白く興味深い釣りコンテンツを持続的に提供している方の存在は貴重であって、批判者として自分の釣りレベルを公開することなく一方的なコメントするのはどうかと思いますが・・・まぁ、それは今回の趣旨ないので触れずにおいておきます。


問題はコンテンツの構成・内容に対する感想を表明しているわけではなく、コンテンツ内で描かれるコンテンツクリエイターの技量に対して最大の関心を寄せているという点ですね。





要するに、動画内や記事内の登場人物の行動を自分の釣りの肥やしにしようという意図のもと見聞きしているのではなく



「こいつは俺より下手なのか」


とか


「どこかコイツを叩ける要素はないのか」



という価値観のもと、コンテンツをみている人が少なからず存在する・・・ということです。

これは間違いなく日本人アングラーの特性でしょう(苦笑)

youtubeで外国の釣り動画を観るとわかりますが集客用の嘘のアイキャッチャーを使った誇張動画や、見るに堪えないようなクソ動画は別として普通の釣り動画は大抵、賞賛のコメントが大多数を占めています。

仮に登場人物の技量が特別なレベルでなかったとしても、その事実を指摘し咎めるようなコメントを残す人は極小数・・・何故ならば技量が低いのはその人の問題であって、その事実に対して低い評価を下しても何の意味がないからです。
低評価をすることによってコンテンツ内の登場人物の技量が直接的に上がるわけでもなければ、低い評価を下した人の技量が相対的に上がったりすることはないし、低い評価を下すことによって何かトクすることもありません。

なので登場人物の技量の如何に関わらず釣った事実に対して、あるいは釣った魚に対して「nice fish」というコメントを寄せてそれで終わりというのは、実に合理的な意思疎通の方法なんですね。


さておき、日本人アングラーはそういう判断基準で他人をみている傾向が高いという事実を記事の趣旨・・・初心者目線のシーバスフィッシングに置き換えてみましょう。



はい。


そうです。



あまり喜ばしいことではないのですが・・・







シーバスアングラーは現場で、SNS上で、公開した記事や動画の反応で、陰に、陽に、マウンティング合戦に巻き込まれている。




150415532410_TP_V.jpg



ということになります。


ちょっと悲観的な論調になってしまいましたが、言わんとするポイントはこうです。



人から下に見られたとしても自分の技量が下がることはない



貶されるのはムカつくことですが、人から何か言われることによって貴方の技量が下がることはありません。

また、そこそこ釣れるようになると人様を評価してやろうという気持ちが芽生えてくるものですが



人を下に見ても自分の技量が上がることはない



釣りは常に魚と自然環境との勝負であって、他アングラーとのマウンティング勝負ではありません。
関連記事