コアマン PB20 パワーブレード

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PB20 パワーブレード

メーカー:コアマン
カテゴリー:スピンテールジグ
スペック:全長105mm 重量20g(実重量25g前後) フックサイズ#10

評価

インプレリクエスト対象ルアー

【インプレ希望の理由】
今更感があるとは思うのですが、それなりにロングセラーなのではないかと思います。ぼらおさんの意見がお聞きしたいです。
【ルアーバリエーション詳細】20g 24g 30g


リクエストには24gと30gも含まれるのですが、ここでは諸事情により1バリエーションのみ・・・“今更ながらのPB20インプレ”・・・を書こうかナと思います(笑)
自分の不確かな記憶によると、パワーブレードシリーズのオリジナルサイズはPB30で、リリース時期は確か2007年末だったか2008年頭だったんじゃないかろうか・・・?

シーバスにおけるスピンテールジグは2回の「盛り上がり」がありました。

第一世代は2000年代初頭の「邪道:クルクル」や「ベイトブレス:湾ベイト」ですね。
クルクルや湾ベイトが先頭を征く“旗手”だとすると、これを後追いしたのがマリアのスピンシャイナーなんかです。
もう既にこの世代で「シーバス用スピンテールジグ」の概念および実用性は完成されていました。
今でも普通に使えます。

そして2010年前後の第二世代のブームを創ったのが、コアマンのパワーブレードシリーズ。
この世代の外観的特徴は「ブレードへのバイトを逃さないようにブレードにも補助的なフックを装着したこと」にありますが、じつは第一世代より「ルアーとして細部の完成度が高い」ことにヒットの理由があったと思います。

「レンジキープ力の調整」
「引き抵抗感の調整」
「フォールという使われ方が考慮されていること」

PB20は第二世代の中でも最高レベルによく出来ているスピンテールだと思います・・・何を隠そう、実はぼくちん、スピンテールというカテゴリーはあまり好きではないのです・・・が、PB20だけは好きです。





適性

サーフ    ★★
内湾干潟   ★★
河川/河口  ★★★★
磯       ★★
港湾     ★★★★★

沖堤の申し子のようなルアー
護岸化率が高い河川やストラクチャー密度が高い都市部の河川なんかにもどうぞ
とにかく

①ストラクチャーを撃つ釣り
②水深があるところ上から下まで探る釣り

このどちらかで使うことになります。

キャスティング

飛距離 ★★★★
飛行姿勢 ★★★★
キャスタビリティー ★★★★

リアのブレードについているフックを外すと「飛距離が伸びる」「着水時にエビりにくくなる」という二点においてキャスタビリティーが向上します。

レンジ

第一世代のスピンテールを使って一番ストレスを感じるのがココなんですね、ハイ。
スピンテールのエッセンスとはブレードのキラキラ・クルクルによるフラッシング効果にこそ宿っているというアイディアに異議はありませんが、やっぱり引き抵抗感の軽さやリトリーブスピードのある程度の自由さ、それからレンジキープ力も欲しいワケですよ。
PB20が特にスゴイと感じるのはココ。
とにかく、自由度が高い・・・すなわち、操作性が高い。
そのあたりの要素が煮詰められたはずの第二世代スピンテールと比較しても特にズバ抜けていると思います。

投げる→フェザリングする→着水する→カーブフォールで任意のタナまでカウントする(運がよければココで食ってきます・・・マジで)任意のスピードで巻く(ドカン!)

巻きが早ければ浮き上がるし、遅ければレンジキープが続く・・・肝心なのは「PB20はその違いがわかり安いし、操作しやすい」というところ。
言うのは簡単ですが、ブレードの大きさや重心の位置(遊泳姿勢)それからラインアイの位置の調整が高い次元で纏まってまないとムリなんです。
特にスピンテールにはバイブには存在しない「ブレード」というパーツがあるのでそこで差がつきやすいのデス・・・大きればいい、小さければいいというモノじゃ無いのデス



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アクション・使い方

アクション ★★★★★
使っていいですか、このフレーズ・・・


PB20・・・これはもうエサだ!


苦笑

ちなみにサイズ感もちょうどいいです(大きなフックを背負うことができないという点を除けば)

写真上からPB24・PB20・湾ベイト15


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鉄板バイブや一般バイブに無反応な時、PB20に替えるとテンポがリセットされ、魚の反応が急に出ることがあります。
PB24はPB30と同一サイズですが、大きくなるとどうしても自分のテンポに合いません(個人的都合)


磯やテトラ帯でPB30を使ってロックフィッシュ(アコウやらなにやら)やマダイを狙うメソッドが確立されているようですが、PB20には正直荷が重すぎると思います。



フックチューン

自分の場合、個人的な好みの問題でリアのブレードに付いているフックを外して使用しています。
リアのフックを外すと・・・

・飛距離が伸びる
・着水時やロッドアクション時、それからフォール時のエビ絡み率が格段に減る
・整備性が増す(というか付け替えが面倒くさい)
・そもそもこのサイズには要らんやろ!

いいことだらけ(苦笑)

肝心のフロントフックについて。
デフォルトに付いているのが、「がまかつ トレブル13 #10」・・・
やりとり際の難易度を上げる障害物がほとんど存在しない場所で、柔らかいロッドを使っているならばこのフックでも50~60のフッコくらいは取り込めると思いますが・・・やっぱり安心できないですね。

刺さりと吸い込み重視ならRBMHの#8、強度重視ならばSPMHの#8かST46の#8を付けましょう。



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ルアーの入手

値段 ★★★★
安定供給 ★★★

実売1300円前後?
結構安いですが、PB24と間違えないように気をつけましょう(別にPB24が悪い訳ではありません)
スピンテールというジャンルは1000円を大きく切るようなデフレルアーが多く存在するジャンルですし、メジャーなヤツでも1000円ちょっとで買えることも多いですが、苦手な人や初心者ならばPB20を買うだけの価値があります。

総評

最終評価 ★★★★☆
良いルアーというのはその手のジャンルのルアーが苦手な人や初心者が使ってもそれなりに釣らせてくれるルアーだ、という一般論が間違いではないことを改めて教えてくれるルアーです。

港湾用ルアーとして本当にオススメ。

あ、最後の最後になりますが、ルアーの箱やメーカーHPに記載されている「20g」という重量はブレードやらスプリットリングやらフックやらを全部外して計測した重量だと思われます。
実重量は優に25gはあるので、一般的なLパワー(ルアーマックス21gくらい)のロッドで投げるのはかなり危険です。
注意しましょう。

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