シーガー プレミアムマックス ショックリーダー

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最上質のフロロカーボンショックリーダー

実はシーガーにはさらに上のクラスの「グランドマックス」なるショックリーダーが存在しますが、そっちは「硬さ」を追求した路線で、必ずしもプレミアムマックスの上位互換とは言えないらしいです。

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まず何が凄いかというと、そのしなやかさ。


PEとリーダーの結束が苦手で、キャスト時にはなるべく結束部分はガイドに引き込まない・・・・

なんて人でもコレさえ使えば今日からバリバリにガイドに引き込んでフルキャストできるようになります(←ちょっと誇大な表現カモ)


PEとリーダーの結束に自信がある人がこれを使えば


A)リーダーをいままでより長く設定できる

or

B)リーダーをいままでより太く設定できる


・・・ようになります


これ、マジでガチ。


レギュラー気味のテーパーで「柔らかく曲がる」と呼ばれる系統のロッドだと尚の事、プレミアムマックスの恩恵を受けることになるでしょう。

自分が保有するロッドの中では特にSHORE8-1/8がその傾向が強く、いままでのショックリーダーだとこのロッドだけはリーダーを短めの80cm程度の設定にしないといけなかったのですが、プレミアムマックスだと自分好みのフツーの長さ設定で何の問題も起きなくなりました。

要するに、プレミアムマックスはしなやかなでガイド抜けがケタ違いに良く、キャスト時にPEがリーダーを追い越してぐるりとティップに巻き付いてしまう現象が激減するワケですね。

ロングキャストやテクニカルキャストを1セットのタックルでこなさねばならぬショアでのシーバスゲームでは、リーダーのしなやかさはとても大切な要素です。
PEのしなやかさだけに目を奪われるうちはまだまだヒヨッコですぞ!



いや、シーバスのみならず±4号16lbクラスのショックリーダーを使う釣り全般にオススメしますね・・・シーガープレミアムマックス。

しなやかさ以外の優良点を箇条書きにしてみると・・・


・結束もPEがねっとり絡んでいくような感じ(笑)がして、結束に必要な素材同士の摩擦が簡単にできあがる
(つまり結束時間のスピードUP・結束そのものの強度や信頼性UP)

・傷に強い

・感度良好
(しなやかだからといって伸びやすいワケではない)

・吸水等による劣化にも普通に強い
(PEライン先端に傷やササクレがなく、糸ヨレが進行していなかったならば普通にリーダーを複数回再利用できる)


もうね、いいコトしかないんですよ、コレ。

あ、一般的には4号(直径0.330mm)のショックリーダーの強度って16lbですが、コイツは17.5lbあります。
強度を16lbに合わせようと思ったら4号より細くなってしまうのでしょう(笑)
つまり、本当は“細い”とも言えるんですね。



PE1号をメインラインに据えている人はまず17.5lbから試してみてください・・・5号22lbでも何の問題も起きないでしょうけれど。
PEが0.8号だとリーダーの太さが問題というより、PEとリーダーの太さの違いが問題でガイド抜けが悪くなるために、リーダーの太さの1段階落として3号12~14lbにする事があると思いますが、プレミアムマックスはPEが0.8号でも普通に4号17.5lbが接続できます(ただし、その場合最初に切れるのはメインラインになってしまう可能性が大)
それくらいこのリーダーがしなやかである、ということであり、(やろうと思えば)1つサイズのリーダーで違うサイズの複数のPEラインに対応できるということです。



さて、結論を述べるとします・・・リーダーにはひたすら強さ(引張強度)が求められるような釣りならば別の性質のフロロを選ぶという選択肢もあるかもしれませんが、すくなくともシーバスに関しては他の製品に冒険してみようという気は失せますね。一度コレを体験すると。





ショックリーダーといえばはシーガーか否か





と言い切っていいでしょう。


かつて愛用していたバリバスのシーバスプレミアムショックリーダー(フロロ)より優れています。


欠点があるとしたら、特に人気な4号17.5lbが欠品になりやすいということと、(特にネット通販では)時々プレミアム価格が上乗せされているということ、店頭ではあまり見かけないこと・・・くらい。

普段は1000円ちょっとで買えるハズです。

オススメしますぞ!














おまけ:フロロショックリーダーの個人的な感想比較表






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