磯ヒラスズキに必要なルアーって何なの?②

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あっ!

今度あのルアー買わなきゃ!






90~105mm28gくらいのヘビーシンペン

代表的なルアー:スライドベイトヘビーワン90mm28g

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現在の磯ヒラルアーの最激戦区です
今思いつくものだけでも羅列してみると・・・

・スライドベイトヘビーワン90mm28g
・アダージョヘビー105mm30g
・ハードコアヘビーショット105mm30g
・レビンヘビー95mm28g
・ハニートラップ95mm25g
・ヨイチ99mm28g
・ぶっ飛び君95mm27g
・モアザン スイッチヒッター DH105mm30g
・モアザン レイジー BBHD 95mm27g
・サーフブレイカー 95mm30g
・パンチラインマッスル95mm28g


・・・大体こんな感じ。

このカテゴリーのルアーには4つの役目があります


1.ミノーでは届かない場所への遠投、ミノーを使うのがキツイ気象条件下での使用

2.シンペンならではの脱力フラフラアクションのみに反応する魚の捕獲

3.ルアーのサイズが小さくないと反応が無い時の答え

4.ヒラスズキの望みが薄い日の青物対策



とにかく予想以上に“釣れるルアー”で“使えるルアー”なので最低1~2本は携行することになるでしょう。

ミノーをいくら通しても来なかったのにヘビーシンペン投げたらパツイチ・・・なんてことはザラです、ザラ。
1~3の要素が複合的に絡んでいることもあるので、「ミノーより釣れるルアーだ」だとは断言できませんがとにかく、困った時はヘビーシンペン投げておけばどうにかなる・・・みたいなジャンルのルアーです。


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#3以上のフックが搭載可能であってほしいですが、形状的にもサイズ的にも丸呑みされやすく複数のフックポイントの貫通が期待できるルアーなので#4サイズでも構いません(青物が多く混じる地域ならば搭載可能なフックサイズは大切です)
極一部のルアーを除いてほぼ全てのルアーが固定重心を採用していますが、その性質上、固定ウェイトの重量および配置にデザイン上の制約がないからです(逆の言い方をすると重心移動を採用するのにメリットがない)。

浮力があるミノーと違って一度根掛かると回収は絶望的なのでルアーの安さも選定ポイントの一つ。
磯で使うヘビーシンペンにおいては安さは正義です。
フクザツな内部ユニットを必要としない分、価格はミノーより安くなるのが普通です・・・しっかりと「ルアーのコストパフォーマンス」を見定めましょう。
磯で使われたヘビーシンペンは打ち付けによるアイの潰れやボディのクラックなどのリスクがあって、中古で手に入れるのはどうかと思いますが、大河川やサーフ用として使ったと思われる美品ならば中古での入手はアリです。 

ちなみに30gくらいのシンペンならなんでもいいというわけではなく、これ以上(90~105mm)の長さになると体積比重の関係から磯のウネリの中ではとても浮き上がりやすくなって使いにくくなります。
ヘビーシンペンはヒラスズキ用途においては基本、水面直下を往くもので、水面を簡単に割るのは困るということです。

これまた余談ですが、現在流行っている全てのヘビーシンペンの原型は今は亡き「ザウルス社」のシコトゥイッチャー100mm28gで、もともとはオフショアのナブラ撃ち用として開発されたのが次第にショアでの使用に広がったみたいです。
現役ヘビーシンペンの最古参はスライドベイトヘビーワン(2003~2004年頃)ですね。








75~90mm20g↑くらいのバイブ

代表的なルアー:レンジバイブ80ES

・重くないと沈まない
・大きくないと(適切なサイズの)フックが付けられない
・大きすぎると露骨に反応が減る

磯用バイブは常にこの三要素のせめぎ合いです・・・潮が走る磯では70mm15g程度のバイブだと簡単に流されしまい、任意のレンジまで沈んでくれません。よって重量は20g以上であることが望ましいです。
またサイズですが・・・アクションおよびアピール力の面からすると70mmでも全然問題ないのですが、75mm以上ないと#4のフックが付けられません(#3を付けたいのならば80mm以上の大きさがないとエビ率が高くなる)。
エビ絡みを我慢しながら投げたり、せっかくのヒットをフックの弱さで逃してしまうと精神が病むので適切なサイズ感のバイブを使うのはとっても大切なことです。

そしてサイズの「上限」ですが・・・たとえば自分のバリッド90HWの経験によると・・・


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バリッド90HWは90mm26gで#3サイズのフックが搭載可能(殆どエビらない)しかもソリッドバイブ並の丈夫さがある・・・一見理想的な磯バイブにみえますが、そのサイズのせいか80mmクラスに比べると明らかに反応が劣る(まったく反応しないというワケではない)というシチュエーションに遭遇し、バイブのサイズ感の大切さというものを思い知らせれたことがありました。
ビンビンガンガンにフィーバーしている時ならともかく、通常時においては80mmというサイズを基準に選ぶのが無難です・・・バイブという性質のルアーは5~10mmのサイズの差が思っている以上にデカイということですね。

レンジバイブ80ES(80mm23g#3搭載可能)こそが神の磯ヒラバイブ・・・と、いいたいところですが、一つだけ弱点がありまして・・・最近流行りの「ソリッド系バイブ」に比べると、中空構造になっているレンジバイブはどうしても頑丈さで劣ってしまうんですね。


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迷ったらレンジバイブ80ES・基準にするのはレンジバイブ80ESということで、自分に合う磯バイブを探してみましょう。
どちらかというと浮き上がりやすい、シャローを通せるようなバイブよりレンジキープ力に優れるモノが好まれます。
これまた失くなりやすいルアーなので現場には最低2個くらいは持ち込みたいですね。

③につづく






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