タカミヤ FALKEN R フラットエッジ ジグ (ポイジグ)

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釣具のポイントのメタルジグ・・・略して「ポイジグ」

メーカー:タカミヤ(釣具のポイント)
カテゴリー:汎用メタルジグといいつつほぼタチウオ専用ジグ
ウェイトバリエーション:60g80g100g

評価

関西より東には「釣具のポイント」があまり進出していないらしいので、結構ローカルなルアーになるかもしれません。
オーソドックスな「ブランカ」タイプのメタルジグです。

その値段と実力で、福岡のタチウオ界隈にて猛威を振るっています。

ところでこのジグ、ギリギリを攻めてますよね。

え、何がギリギリかって・・・?





メタルフリッカーにギリギリまで肉薄するポイジグ


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上:マリア・メタルフリッカー
下:タカミヤ・ポイジグ


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上:マリア・メタルフリッカー
下:タカミヤ・ポイジグ


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上:タカミヤ・ポイジグ
下:マリア・メタルフリッカー


色んな意味で肉薄しすぎやろ(笑)


はい・・・改めていうまでもありませんが、ポイジグには粘土でメタルフリッカーの型を取ったといっても過言ではないレベルの“インスパイア元”となったメタルジグが存在します。
マリアのメタルフリッカーです。

じゃあ実力も・・・?

アクション

良くも悪くも「メタルフリッカーのキレ」を無くした・・・丸くなった動きをします。
よほどシャープなシャクリを意識しない限り、メタルフリッカーほどの明快な動きを出しません。

メタルフリッカーを使えば、アクションの細部を煮詰めて完成度を高めようとした開発者の努力のニオイがすぐに漂ってきます。
一方、ポイジグは粘土でメタルフリッカーの型を取って終わりテキトーに作ったのでしょう。

が、サーベリングにおいてはソレ(ジグにキレがなく振り幅が小さいこと)は時として悪いことではありません。
むしろ正義になることだってあります。


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フォールにしたってそう。
メタルフリッカーは重心配置や形状を工夫してヒラヒラ水平フォールとスライドフォールの両方が出るように仕上げたものと思われますが、ポイジグは鈍く大きなスライドフォールが主です。
・・・が、サーベリングにおいては「高い完成度のジグのフォール」より、そういうフォールが好まれる日ってよくあるんです。

外見はクリソツですが、メタルフリッカーとポイジグは明らかに性質が違います。

メタルフリッカーのほうがジグとしての「表現力」があるのですが、「表現しないこと」がアタリの日(大体そういう日は渋い)にはポイジグが圧勝します。
ポイジグのほうが「小刻み or スロージャーク」に向いているんですね。


これマジ


というわけで両者の違いを簡単にサマライズすると・・・

・メタルフリッカーが「普通~釣れる日用」


・ポイジグが「普通~釣れない日用」


この2つのジグは同時並行的に共存できます。

ルアーの入手

値段 ★★★★★
安定供給 地域による

「店舗標準価格650円」とか書かれてますが、ウソです。
値引きが入るので大正義480円(税込み)がポイジグの標準価格となります。

しかも、ブランカやメタルフリッカーやアンチョビメタルと違って人気タチウオカラー(ゼブラグローだのなんだの)に100~200円のプレミアム価格が足されているわけではありません。
しかもカラーバリエーションはすべてのツボを押さえてあって、ただただ素晴らしい。
ありがたや・・・・

ポイントの店舗が地域にない方は通販でどうぞ
(そこまでして欲しいのかっていったらまた別の話ですが)


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ちなみに自分のイチオシカラーは写真のゼブラムラピンとゼブラレッドです。


総評

最終評価 ★★★★

所謂「ブランカ系」の形をしたサーベリング用ジグは汎用性が高いのですが、ポイジグはブランカ系の汎用性を備えつつも、渋い時に効くという特技があって、かなり侮れないジグになっていると思います。
一軍スタメン登録されるだけの実力があります。

ただ、アクションの振れ幅が大きくなったほうがいい時(いわゆるジグが横を向く時間が長いのがいい時)や、テンポが速くなった展開は苦手(できないという意味ではなくオートマチックに適合するジグではないという意味)で、意識してアクションを作らないと露骨にヒット数の差が出ます。

ロッドアクションを抑えたスロージャークがずっと効き続ける日なんかにはポイジグは最高のジグとなり得るのですが、ヒットパターンがコロコロ変わる日にスロージャークとポイジグの組み合わせを使い続けると・・・初期の成功体験が忘れられなくてドツボにハマる典型的な初心者殺しパターンの完成となります(笑)

ときどき同船者を盗み見てカラーを変え、シャクリを変え、必要ならジグも変える・・・できることならアクション系統が違うジグに変える・・・ことを忘れずに。


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