邪道 冷音24g

冷音(レイン)24g
メーカー:邪道
カテゴリー:鉄板バイブ
スペック:全長77mm 重量24g フックサイズ#6
評価
インプレリクエスト対象ルアー
【インプレ希望の理由】24gに対して14gの評価は高いですが、24gも悪くないと思っています。冷音はダートが云々とか言われていますが、最大の魅力はヒラ打った時のフラッシングと思っています。
マイホームは河川で、水深がなく非常に使い処に困っていますが(恐らくこれが世間の評価だと思います)、磯ヒラみたいなシチュエーションで使用したら評価は変わるのではないのか?と思っています。
最後になりましたが、いつも楽しく拝見させていただいております。これからも楽しみにしてます!
「磯の使用感を特にヨロシク!」ということで、使ってみました。
最初はちょっとデカくてちょっと軽い=沈みにくいからウネリに揉まれる磯では使いにくいかも?なんて思っていましたが、そんなことありません。
アイアンマービー75並の優良磯鉄板バイブです。
水深のある磯や、本来の想定フィールドである沖堤で使う限りにおいては、最強クラスの鉄板バイブでしょう。
適性
サーフ ★★★
内湾干潟 ★★★
河川/河口 ★★★
磯 ★★★★★
港湾 ★★★★★

鉄板バイブとしては異様なまでに磯と相性がいいです。
キャスティング
飛距離 ★★★★★
飛行姿勢 ★★★★
キャスタビリティー ★★★★☆
クラスno.1の飛距離とかはありません。
むしろ鉄板バイブとしてはちょっと飛ばない部類で、風があると結構クルクル回ってしまう難があるかも。
ただし、そういうクルクル回転キャストでも着水時のテイリング(エビ絡み)が発生しずらく、結果として高いキャスタビリティを有することになっています。
レンジ
任意で(シャロー攻略は冷音14にお任せ)。
タダ巻きでのレンジキープ力はイージーホールでソコソコねって感じ。
アイアンマービーのほうがイメージする層を長時間(長距離)通すことに向いているかも。
アクション・使い方
アクション ★★★★★
冷音14gと同じく、手に伝わってくる振動が控え目な鉄板バイブです。

前のラインアイが「テクニカルホール」
後ろのラインアイが「イージーホール」
と呼ぶらしい。
水深のある磯で沈めてゆっくり使う分には後ろの「イージーホール」
港湾で沈めて巻き上げる、オーソドックスなメソッドで使う分には後ろの「イージーホール」
シャロー磯なんかでシモリをさっと通す場合には前の「テクニカルホール」
港湾でただ巻きに反応が悪い時には前の「テクニカルホール」を使ってダート
イメージ的にはこういう使い分けになると思います。
まぁ、初めはイージーホールでよろしいかと。
自分の通う磯は水深があるところが多いので、ほぼイージーホール一択ですね。
シャローを通すために早めに巻く必要があるなら、早巻きでも振動とアクション幅が抑えられるテクニカルホールを選ぶかもしれません。
自分が思う冷音24の最大の魅力は次の四点です
・フォール姿勢がズバ抜けて良い
・フォールでエビらない
・載せられるフックがデカイ
・デカイフック付けてもエビらない
いずれも磯では重宝する要素です。
自分が思うに、鉄板バイブの宿命的弱点である「テイリング=エビ絡みの多さ」っていうのは、実釣テストを繰り返してディテールを煮詰めることによって解決できるファクターのはずなんです。
でも、世の中に出回っている多くの鉄板バイブが「テイリング=エビ絡みの多さ」を解決できていない。
・・・ということは、鉄板バイブの多くはネガティブな意味で適当(本当にテキトー)に設計されているということになります。
鉄板バイブの良し悪し(つまりは愚直なまでの実釣テストの繰り返しと改善があったか否か)を見極めたい場合はなんとかフラッシングだのなんとかアクションだのの良し悪しじゃなくて、テイリングの頻度を見れば判定できるわけですね。
アイアンマービーは、そこがよかった。
冷音24gはさらによかった。
冷音24は(テンションフォールでもフリーフォールでも)落として巻こうとしたら既にエビってた、みたいな手抜き鉄板あるあるが極端に少ないです。
だから、落とせる。
だから、レンジを任意に変えることができる。
1キャスト中、何度でも(トラブることが無いという)自信を持って操作できる。
極端な話、10~15mくらいの水深のフィールドで60m投げて、最初はテンションフォールでカウントダウンさせてからの巻き上げ、ある地点でベールを開放して底取りしてからのボトム狙いバンピング・・・からの最後は高速リトリーブ&ジャーク入れてのフィニッシュ。
みたいな、鉄板バイブとしてはめちゃくちゃすぎる使い方・・・メタルジグに近い感覚で操作することも可能です。
するかしないかは使い手次第ですけど。
ただ、そういう使い方で釣れる魚がいるというのは事実です。

もちろん、普通に巻くだけでも釣れますので安心してください。
フックチューン

デフォルトでは正体不明の#6がついていますが、即座に捨てても構いません。
港湾ではST46相当の#4#4でいいかと思います。
磯では#3#3か#3#4(後ろが#4)がおすすめ。
フロントに#3を付けてほぼノートラブルっていうことは、魚が掛かってからのやり取りで強気になれるってことなので、磯ではすっごく評価高いポイント。
ルアーの入手
値段 ★★★★
安定供給 ★★★★
時々ですが、店頭で1000円を切ってることもであります(普通は1280~1380くらい)
流石に780円くらいのデフレ鉄板ほど安くはありませんが、この完成度の高さの鉄板が1000円くらいなら、買い。
このキビナゴっぽいメッキカラー好きですね(04 EHIME)
総評
最終評価 ★★★★☆
落とせるってことは3次元的に使えるってことで、水深のある場所で特に強さを発揮するっていうこと。
ただサラシを通すとか、ただカウントダウンして巻き上げるとか、鉄板にはそういう単純な事しか求めていないならば、どんな鉄板でもある程度は使えるし釣れるかと思います。
冷音24gはソレ以上の要素を鉄板バイブに求める人にお勧めします。
ちょっと軽いとかちょっとデカイとかちょっと飛ばないとか、そういうことは使い手の操作と工夫次第でどうにでもなります。
フォールの姿勢や適正フックサイズのような、逆に使い手の資質ではどうにもならない点が際立って優秀です。
結論すると、冷音24gはアイアンマービー75に勝るとも劣らない素晴らしい鉄板バイブです。

使っていればスズキのみならず、意外な魚が釣れるかもヨ?
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