まずは何から始めるべきか③ 身軽になれ!

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磯ヒラを始めると早期に気がつくことがあります

それは・・・


サラシが足りないとかなりキツイ


ということ
それに加えて


サラシていれば無条件で良いという訳ではない


ということ





端的にいうとサラシはヒラスズキが捕食のために岸にやってくるための舞台装置にすぎない、ということです。


そこ(サラシ)に食べるものがなければ寄ってこないし、他(別のエリアの磯かもしくは沖の方)に魅力的な捕食現場があれば寄ってこない、とも言えます。


いまさらっと大事なコトいいましたけど、これが磯ヒラの原理原則であり真理です。

はい、今この記事を読んでいるそこのアナタ・・・声を大きくして次の文章を読み上げましょう



サラシとはヒラスズキが捕食のために

岸にやってくるための舞台装置にすぎない

そこに食べるものがなければ寄ってこない

他に魅力的な捕食現場があれば寄ってこない

サラシが好きだからサラシの近くに居るではない

サラシを利用して捕食しているのである




ルーキーはこの七行を起床時に、三度の食事前に、就寝前に唱和するように(クスクス



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この概念を「釣るためのフローチャート」にしてみましょう






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もうね、一目瞭然なんですが、ヒラスズキは動く釣りなんですわ。


動くって、もちろん釣り人が。


つまり、アタナが。


歩く釣りなんですわ。


歩いてヒラスズキに近づく釣りなんです。


待つ釣りじゃないんです。






身軽になれとはランガンのために装備を軽くして体への負担を軽くしろということですが、「この磯で釣る」という執着心を減らせっつー意味でもあります。

・・・そりゃあわかりますよ?

ヒィヒィ言いながら降りてきた磯なんでしょ?


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だからできることなら「次」は御免だと。

「ここ」がいいと。

・・・でも、正に、この考えこそが「できる磯ヒラマン」と「そうでない磯ヒラマン」の違いなんです。

サラシは十分だけれども

A)ベイトがいないからヒラスズキも寄ってこない

B)ベイトはいるが何らかの理由でヒラスズキが寄ってこない

こういう事態は充分にありえる(というか日常茶飯事)わけで、その時に磯ヒラマンに求められるのは心と体の身軽さなんですね。

経験を積めばやがて風とベイトの関係の機微を(高確率で)読めるようになります。

が、ルーキーなアナタは当然のようにそれが読めませんし、経験を積んだ者でも外してしまうことがあるわけです。

ではどうするかというと・・・移動あるのみ。

シンプルですね。

それこそ何人も、いや、何十人もみてきましたが、磯ヒラで良く釣る人は共通してフットワークが軽い。

サラシやベイトが不十分だと思ったらさっさと磯を替える。

人が先に入っている(焼き尽くされている)と思ったらさっさと別の磯に行く。

要するに、労を惜しまず「ヒラスズキが居る磯」を探し回っているのです。

言い換えると魚本位で行動しているのです。

あまり釣れない人はこれ以上動きたくないからとか、自分はこの磯で釣りたいとか、魚の都合には関係ない自分の主観・・・自分本位で釣りを考えているわけです。

磯ヒラに限らずどの釣りにもいえることですが、ンなんじゃ釣れるものも釣れず、伸びるものも伸びません。

一日の終わりに自分の膝が笑っている状態がサイコー!とか、翌日の筋肉痛で全身が軋んで動けなくて快感!とか、痛みから精神的快楽を得るようになるまで動くことに慣れろとはいいませんが、この磯はもうダメだと思ったら「次」へサッと切り替えるだけの身軽さ保つことを心がけましょう。

心身ともに。



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