ぶっちゃけ磯ヒラスズキのシーズンっていつなん?

calender_man.jpg


ヒラスズキエアプ勢の説明:
磯ヒラスズキは冬(キリッ
シーバスが終わってからヒラスズキ開幕(キリッ



ヒラスズキガチ勢の説明:
釣れんことないけど冬はキツイよ?






えーと、イキナリ核心から入ってよかですか?

春のプライムシーズンは4、5、6月

秋のプライシーズンは10、11、12月です

以上。
もちろん地域差・・・太平洋側(黒潮)か日本海側(対馬海峡)かの差があるので「オレのところは違うゾ!」ってこともあるでしょうが、一般論としては↑で間違っていません。
地域差を議論していくとどうしてもビギナーが置いてけぼりにされてしまうのでここでは細部に踏み込みません。



DSCN4780.jpg


個人的には特に5月と11月が最強2トップだと思います。

エアプ勢がなぜ1月や2月を磯ヒラスズキの最盛期だと勘違いして恥ずかしいコトを書いているのかというと・・・

A)その時期が一番北風が吹くから(風が吹いてサラシができれば釣れると思ってる)

B)対象魚が少なくなる冬の時期にギョーカイ側(すなわちメーカーや雑誌など)が仕掛けた「冬は磯ヒラスズキ」という言葉にあえて乗ってる・・・あるいは本質を知らずに騙されている


AかBのどちらか、あるいはAとB両方つまりアホってワケです。

下のグラフでいうと赤線だけをみて「これがベストだ!」なんて言っているようなモン・・・


hiragurahuz.jpg


あっこのグラフのソースは自分の主観です・・・精度は相当高いはず笑


天候の都合と魚の都合はまたそれぞれ別の問題なんですね。


夏については衆目一致するかと思いますが、7月半ばくらいから9月半ばにかけてが一番苦しい時期です。
水温が高すぎるうえに風がなかなか吹いてくれないので、磯際までヒラスズキが寄ってくることが滅多にありません。
そのうえ暑すぎてランガンに困難(というか熱中症のリスク)が伴うので一層難易度が上がります。
もちろんまったく居ない釣れないというワケではありません
夏は

・風(サラシ)
・水温
・人の都合

「天・地(海)・人」全ての要素が磯ヒラに反しているのです(笑)

9月末くらいから水温的にチャンスがでてきますが、水温が高いままだったり中々風が吹いてれなかったりして、悶々とするのもこの時期。

10月は風次第、10月末頃からベイト・ヒラスズキの活性が上向きになって、12月までベストな頃合いが保たれます。
この時期、北風が強くなり、水温がドロップしはじめるに従ってヒラスズキが良く釣れるようになりますが、この関係は永遠ではありません。

水温がある一定レベルまで下がると、盛大なサラシが存在したとしてもあまり釣れなくなります。
これがヒラスズキエアプ勢が「これからはヒラスズキシーズンだね!」なんて言っている頃です・・・笑

大体1月半ばから・・・2月末・・・3月初くらいまで、水温が下がりすぎてand/orベイトが不在でand/or産卵の都合も重なって苦戦を強いられる時期になります。
真夏ほど釣れないわけではありませんが、投入した労力と得られる成果に乖離がみられるので、とてもじゃないけれど「ベストシーズン」とはいえません。
当然この季節の磯は風も水も冷たく対策が必要となります。

あっ、そうそうヒラスズキの産卵時期について。

ヒラスズキの産卵時期には地域差がありますが、ヒラスズキの産卵はマルスズキのそれと違って「まったく釣れない時期」というわけではありません。
ですので我がエリアの産卵時期を厳密に知る必要はあまりなく、大まかに、一般論としてヒラスズキの産卵時期は大体2月半ばから4月末頃にかけてだよと理解すればOKです。


DSCN5622.jpg


マルスズキの普段の住処が湾奥の干潟だったり河口だったりして、釣れるエリアと産卵エリアがまったく異なるので産卵時期には民族大移動が発生します。
よってマルスズキの産卵時期はまったく釣れなくなりますが、ヒラスズキは普段の住処・・・つまり釣れるエリアと産卵エリアが近い(重なっているといってもいい)ので影響が小さいワケですね・・・

その証拠に水温とベイトの密度の上昇につられて抱卵したヒラスズキが接岸し、それらがバコバコ釣れるのが3、4月です(食べない魚はなるべく鱗と粘膜にダメージを与えず、腹を鷲掴みにせずに優しくリリースしてあげましょう)。

磯ヒラマンがこの「上昇気流」を感じてハイになるのはきっとこの頃だと思います。

5月6月はアフターの荒食いで11月12月に並ぶベストシーズン・・・ただし、藪漕ぎの際の虫(蚊やダニ)には要注意。
南風と北風の両面を狙える体制を構築したいトコロです。

ちなみに4~6月はあまり風(特に北風)が吹かないと思っている人もエアプ勢の疑惑が濃厚です。
南の湿った低気圧と大陸から張り出した高気圧がせめぎ合って、しっかりと日本を吹き曝しますのでSCW/GPVの監視をお忘れなきよう・・・パタリと風が止むのは7月からかな。




と、いうわけでまとめます




4~5~6と11~12はベストシーズン

3と10は気まぐれでアップダウンあり

1と2はサラせど厳しいが一応釣りにはなる

9は残暑次第・・・末にワンチャン

7と8は暑さと風の無さでとにかく厳しい





え?

冬はヒラスズキとか書いてた雑誌?

捨てていいよ・・・じゃなかった、それは科学的見地から真実を探求しているジャーナリズム精神溢れる貴重な雑誌だからぜひとも参考になさってください。

うん。

冬といえば磯ヒラ!

シーバスシーズンの終わりとともに戦場はヒラスズキが待ち構える磯へ!

北西の風が吹きさらす1月2月の磯こそ最高の舞台!

ヒラスズキ万歳!


DSCN9466.jpg

関連記事