ごめんなさい・・・そのアイテムを買って試そうとは思いません

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せっかく寄せられたリクエストをオープンに拒否するのもどうかと思いましたが、ツイッターをやられていないということなのでこの場でリクエストを採用しない理由を説明します。

まずこの商品は・・・





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【サンヨーナイロン】 APPLAUD SALTMAX GT-R PE

古すぎる

下調べもなにもなしに、メーカーHPを見た瞬間にさまざまな「状況証拠」から時代遅れのラインであることがすぐにわかりした。

そしてgoogle大先生の機能を使って絞り込んでいくと・・・このSALTMAX GT-R PEのお誕生日は2007~2008年頃だとわかります。
う~ん、2008年ですよ(苦笑)
2008年頃のPEラインといえば

ラパラのラピノヴァXとか
DUELのスムーズ/スーパースムーズとか
まだシマノに買収されていない頃のパワープロとか

・・・とにかくクソPEが目白押しだった時代です(笑)
そんな時代に生まれたPEが2019年現現在のPEと比較対象になる可能性は・・・まず無いでしょう。
我々はDUELのハードコアX8とそれに続いたよつあみのG-soulx8upgradeその他ブランドが起こした市場競争のおかげで、「廉価」であり「高性能」であるPEラインが豊富に流通し、ハズレPEなんて滅多に引くことがないという恩恵を享受できています。
あえて10年前の地雷臭がするPEを買う気持ちには今なれません。
(未知なる商品にギャンブルするならまだ新発売のほうが可能性があってマシ)

ちなみにその頃のPEラインのトップブランドといえばバリバスで、マックスパワーのような8本撚りの高級ラインは既に存在していました(150mで実売7000円くらい?だった記憶あり・・・もう少し下にG-soul WX8があって6000円前後)。
この4本撚りのGT-Rはバリバスのような高級ラインになれず、かといって価格的にラピノヴァのような廉価ライン(大体2480~2980円)に太刀打ちできなかったため評判がほとんど残っていないのでしょう。

つまり今も昔も売れなかったということですね。

4本撚りである

説明は不要かと思いますが、今の主流は(ベイトリール使用でない限り)8本撚りです。
12本撚りも普通の値段で買える時代になりました。
HPにはもっともらしい理由で3号までは4本で云々と書いてますが、それは当時の技術とコストの複合的な問題(つまりメーカーの都合)であって我々アングラーはいまさら4本撚りに戻る理由がありません。

4本撚りを選ぶとしたら・・・8本撚りより根ズレに多少強いのでショアジギングの本線PEとショックリーダーの中間に挟むスペーサー素材として使うとか、ふんわりよりゴワゴワ感があったほうがいいベイトリールで使うとか、そういう特殊なシーンだけでしょう。

4本撚りに関してはこの記事を熟読されたし(コメント欄も)

サンヨーナイロンはPEラインの生産者ではない

高確率でOEM供給を受けていると思われます。
サンヨーナイロンは文字通りナイロン屋(ルアーでは淡水ゲームのナイロンが得意)であって、PE屋ではありませんね。
釣り糸業者も得意不得意(たとえばクレハはフロロが得意とか、よつあみはPEが得意とか)があって、全部が全部自前のPEライン製造工場をもっているとは限りません。

別にOEM供給が悪い(バリバスもダイワもそう)わけではないのですが

>ラインの表面に特殊樹脂コーティングを施し真円に限りなく近づけるための編みこみを実現。  
>オフショア(船釣り)の釣りに適したラインです。


10年前のOEM製品に使われた技術が今、何かしら特別感を与えてくれるとは思えません。
調べた限りでは製品のリニューアルやアップデートがあった様子はなさそうですし。
しかもこのラインはオフショアジギングがメインターゲットだったはずです。

M田さんの存在

えーと、ぶっちゃけ・・・氏のラインに関する発言は「古い知識が更新されることなく垂れ流されているもの」「強引で多少の苦しさがあると知りつつサイコパス的営業トークを進めているもの」「本人の専門分野は淡水であってラインがより重要な海水に関しては実はあまり知識がないことが節々から伺えるもの」など、少なくない割合で信用ならぬものが混じっており、そんな人が監修したラインにはマイナス要因はあれどプラス要因は何一つない・・・と、思ってます(苦笑)

もう一つのリクエストはあるかも

【サンヨーナイロン】 APPLAUD SALT MAX SHOCK LEADER TYPE-N

こちらは可能性があるかもしれませんが、自分はライトゲームでナイロンを使うことは滅多にないため、自然と磯で使う30lb以上のモデルが選択肢となるわけですが・・・
現在、手持ちの30lb~50lbのナイロンリーダーはとても充足的でありまして、あまり期待なさらないほうがよろしいかと思われます。





というわけで、すみませんがご提案の商品に関しては心を惹かれませんでした。
逆にどういう経緯でこの古いPEに関心を持ったのか、そっちのほうが不思議で興味深かったり(笑)
もしかして淡水(バス)の出身で、バスでは相当ブランド力のある「GT-R」のサンヨーナイロン&M田氏監修のPEラインだったから?

と、勝手にプロファイリングをやってみたり。


チャンチャン!
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