飛距離を伸ばしてみろ①

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今日はシーバスが上手くなるコツの一つを伝授してやろう!


できれば毎日通え!
毎日が無理でも釣行頻度を上げろ!
とにかく通い続けろ!
当然、通い続けることのできるフィールドを選べ!
思い立ったら行ってみろ!
歩け!探せ!試せ!



↑釣りたければこうしろと、常日頃から口を酸っぱくして言っておりますが、今日紹介するコツはちょっと趣旨が違います。

もっと実践的というかもっと具体的(?)ですね。





実はシーバスフィッシングにおいて


飛 距 離 を 伸 ば す


という行為には3つの意味・・・3つの効能があります。

3つともとても大切な要素なのでよーく耳をかっぽじってお聞きくださいませこの野郎。


合理的思考と問題解決能力が身につく

釣りIQが鍛えられる

例えばとあるルアーを投げたときの平均飛距離が50mだったとします。
そこに

「現在の飛距離から10%upを達成せよ」

という命題が降ってきた場合、スマートな人であれば合理的思考によって飛距離10%増を達成しようと試みることでしょう。
バカは今までより10%増しの力でフルキャストすればいい・・・くらいにしか考えないかもしれませんが

実際のところ、飛距離を伸ばす方法なんていくらでもあるわけですが、自分に合った(あるいは場所やそのルアーに合った)最善の方法(もしくは複数の方法の組み合わせ)を模索するという行為は「釣りを考える」「釣りを科学する」という行為の第一歩なんですね。


自分のキャストフォームを見直し練習する
→言葉通り

結束技術を向上させる
→初心者の多くは自分の結束技術を信用しておらずスッポ抜けが怖くて腰が引けていることが多い



ロッドを見直す
→ロッドを長くしてみる
→取り回し的にロッドの伸長が難しいのであればより高弾性素材のもの、より自分に合うテーパー設計のものを使って55m達成を狙う

リールを見直す
→スプール口径が大きなリールにしてみる

ラインを見直す
→1号でやっていたのなら0.8号か0.6号で
→12ブレイドなどの抵抗がより小さい高級ラインを使用してみる
→シリコンやフッ素スプレーなどの潤滑剤の使用してみる




ちょっとヒネくれてますが

5m前に出る
→いつものところから55m投げるのとまったく同じ効果があります

同じサイズで同じアクション系統で5m以上飛ぶルアーに変える
→いつものところから55m投げるのとまったく同じ効果があります



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初心者は往々にして

「そこに水があって、水の中にはシーバスがいるかもしれない。そしてここにルアーがあるので、これを投げれば釣れるかもしれない」


みたいな非科学的スタンスで釣りというものを考えがちです。
上記の一文を論理学的に解すると

水がある、というのは真であるが
その水の中にシーバスがいるかもしれない、というのは根拠のない主観にすぎない
ルアーがある、というのは真であるが
これを投げれば釣れるかもしれない、というのは希望的観測にすぎない

つまり初心者の思考で生み出された釣りは

「水はあるけどシーバスがいるかどうかは不明なところに釣れるかどうかわからないルアーを投げる」

つーコトになるんですが・・・これっていいの?
自分の目にはそれが非生産的であって反進歩主義的行為であるのは明白なんですが・・・
ドングリ集めて変なお面かぶって火を囲みながらホンジャモンジャホニャララホイッ!みたいな呪術的ダンスを踊って良い釣果を祈祷するのは3000年前の縄文時代の終わりに卒業したでしょ?え?してない?マジ・・・?

・・・やっぱりダメですよね!

それって釣りを科学していないわけですよ。
受動的なんですよ。
「~かもしれない」に甘えているんですよ。


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自分からいわせると、そういう釣りと決別する第一歩がズバリ飛距離を伸ばすことなんです。


飛距離は呪術的ダンスでは伸びません。
もし飛距離が伸びたなら説明できる理由が確実にあります。
説明できるということは再現可能だということです。
再現可能であるならばそれはすなわち科学であり、自身の上達です。


初心者のうちは釣果がなかなか上がらないし、仮に釣ったとしてもその再現が難しいので自身の上達を観測できない。
結果を観測するという、ありとあらゆる科学をおこなう上で必要な土台がないから「考える」習慣が身につかない。
考えないから釣果が上がらず、いつまでたっても初心者を脱せない・・・



このパラドックスをも打破してくれるのが、飛距離の向上なんです。

飛距離に関しては観測が容易なので技術の向上がすぐにわかるんですね。
初心者の段階では「魚」より「飛距離」を重視したほうがいろいろと楽かもしれんぞ・・・っていいすぎですかね笑


釣りを考えること、科学することの成果が可視的なモノであると“次”のモチベーションにつながります。





あ、モチベーション・・・モチベーションねぇ・・・これはまた別の話やね

つづく
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