【脱初心者の頃の思い出】クレジットカード

3bd2f739d698ad02832472eb19c5375e_m.jpg


このインシデント(苦笑)のことはよーく覚えています・・・

ホント、まるでそれが昨日起きた出来事であるかのようにクリアに覚えています・・・





前の月の請求額が大きかったんです。

まぁ仮にですね、前月の請求額が145,333円(←この333円という特徴的な端数に注目)とか、そういう金額だったとするじゃないですか。

デカイんで明細の一つ一つを調べるじゃないですか。

レギュラー出費を除いたらホトンドが釣具関係じゃないですか。

某月某日 amazon xx,xxx円
某月某日 rakuten x,xxx円
某月某日 amazon x,xxx円
某月某日 釣具のポイント x,xxx円
etc.
etc.

念の為よく調べてみたら・・・全部身に覚えがある買物じゃないですか(テヘペロ)





で、当月。



請求額が154,333円(←まぁ正確じゃないけどこんな感じ・・・端数に注目)



あれ?

これ払ったよね?

同じ請求が2回来てるよね?

おかしいよコレと明細をみてみると・・・


某月某日 rakuten xx,xxx円
某月某日 amazon x,xxx円
某月某日 amazon x,xxx円
某月某日 ワールド xx,xxx円
etc.
etc.


やっぱりレギュラー出費を除くとホトンドが釣具関係。

やっぱりこれ前月のやん?

・・・と、早速クレジットカード会社に電話しようとしたその時!!



DSCN9733a.jpg



一応というか、念の為というか、変なキチガイクレーマーになりたくないので前の月の明細書を取り出して見比べてみることに。

そして発覚する驚愕の事実。






金額は似てるしほとんどが釣具というのも同じだけど、その内容が違うし、よくよく考えたらその一つ一つの買物全部に身に覚えがあったわ(笑)

え?何買ったかって?
前月はリール、当月はロッド、他は全部ルアーとかPEラインとかの小物/消耗品類






いや~

この頃は買うことがすなわち知ることであったわけですな。

当然ながら、買うことは所有欲を満たそうとする行動であり、「これを買えばもっと釣れるようになるかもしない」という・・・ココロのスキマを埋めるための儀式だったのです。

なんかこれって有名な曲がなかったっけ?
ほら・・・






"釣具を買う"の響きだけで 釣れる気がしたよ
いつかまた この場所で 君とめぐり会いたい
どんなに歩いても たどりつけない 波でぬれたウェーダー
ランカーのふりして 切り裂いたリーダーを 春の風に舞う花びらに変えて
君を忘れない 曲がりくねった干潟をいく
きっと 想像した以上に 騒がしいナブラが僕を待ってる



まぁ兎に角ですね、慌ててケータイを閉じる(←まだスマホではなかったのだ!)とですね、やっと自分が何に踏み込んだのか理解したわけですよ。


「ソルトルアーフィッシング」とはいわゆる「底に穴が空いたバケツに水を注ぐ行為」であるということを。


だって全然大したことない脱初心者レベルでコレですよ?

あ、アカンこれ・・・その気になれば青天井の世界やんか、と。

ちょっと遠出(いわゆる「遠征」)しはじめたらどうなるんや、と。

ハイエンドといわれるブツに手を出したらどうなるんや、と。

鮮明に覚えているのは、これからは外での飲み食いは控えようと決心したこと(笑)



DSCN0526_2016.jpg



ただ、この体験が無駄だったか、馬鹿だったかというと・・・そうじゃないです。

自分の金で買ってみた上で痛い目にあう(それが金額的に痛かったという意味であれ、無用の長物を買ってしまって馬鹿だったという意味であれ)ってことは、モノゴトを知る上では重要なプロセスですからね。

3、4万円のロッドだかリールだかを買うのにビクビクしてるしている人を時々SNS上でみかけますが、声高に主張したい。




そうじゃないだろう!




って。


クレカの明細にそういうモノがいっぱい並んで初めて一人前なの!

ミドルクラスで失敗したと思ったら即座にハイエンドを買って一人前なの!



あ?

え?

なんか話が違うって?



・・・ちゃんちゃん!




関連記事