聖地巡礼

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ぼらおAがいる
ぼらおAは皆(つまりこのブログ読者)が知るぼらおであり、つまりはそこそこ釣れるアングラーである。
ぼらおAは釣り・・・特に「聖地」と言われるような釣り場に行きたいと思った。

ぼらおBがいる
ぼらおBの気質を一言で表すと「怠惰」になる。
ぼらおBは知らぬ聖地より近場のいつもの釣り場がいいと思った。

ぼらおCがいる
ぼらおCの気質を一言で表すと「淫蕩」になる。
ぼらおCは釣りに行くお金でフーゾクに行ってあんなコトやこんなコトをしたいされたいと思った。

ぼらおDがいる
ぼらおDは救いようのないクズである。
ぼらおDはSNS上に流れる人の釣果を眺めては内心で「俺がそこで釣ったらもっと釣れるし」「俺のほうがこいつより上手いし」「だいたいこれメジャーのあて方おかしくね?」みたいなイチャモンをつけるが、実際は行かないし釣れないし自分の釣りを言語化する能力に乏しく対外的には虚勢を張ることでしか自分の釣りを語れない、非生産的極まりない釣り界隈の底辺である。





自分会議内のヘゲモニー争いで常に一定の権勢を保ち、好きあらばムクムクと勢力を広げようとするのがぼらおBである。
ぼらおBは一見すると勤勉であり節約家であるようにもみえるが、実は新しいことを避けているという意味で「怠惰」であり、使うべきモノに対する出費を惜しんでいるという意味で「吝嗇」である。
何かしてみようと考えた時、コイツがでかい顔をしはじめたら終わり。



いや、わかる。
・・・わかるんです。



行き方を調べる。
おおよその交通旅費を調べる。
道具を選び、詰め込む。
現地に着くまでに右往左往しつつ慣れない現場にどうにか立って実釣に至る。
さらには現地での食事やら宿泊やらを手配し、後片付けのことも頭に入れつつ・・・
この一連の行動に費やされた労力と時間とお金に対し、得るものが何もなかったらどうしよう。




見知らぬフィールド(あるいは未経験ジャンルへの釣り)への初挑戦において我々の脳裏から中々消えてくれない考えが、コレ。
だから安定的でリスクが少ないようにみえるぼらおBの主張が魅力的にみえてしまう。











常日頃から主張していますけど、自分が思うに、初めての場所(あるいは初めての釣り)への挑戦は「知る」ことを最優先事項とすべきであって、「結果を出す」ことと分離すべきなんですよね。

例えば、初めて往くフィールドまでのわかりにくい道程で「ここで左に曲がる」を知ることは収穫。
例えば、釣り場の駐車スペースを知る、駐車スペースから釣り場への進入経路を知ることも収穫。
その釣り場のキャパシティはどれくらいあって、何時頃までに入れば自分の釣座が確保できるのかということを知るのも収穫。
もっといえば「あそこに安い漁協の氷販売機がある」とか「あそこのお惣菜は安くて美味しい」とか、釣りとは関係ない現地情報を知るもあとあと重宝することになるので大収穫。

ここに「ターゲットの魚を釣って遠征先で確かな結果を出したい」という別の要素を付け足すのは邪なんですよ。
もし初めていく場所で結果を出すことが重要な要素だと思っているとしたら、それは「某ア○ェイの洗礼」なる企画モノに毒されすぎだと思います。


「調べて」「行って」「知って」「帰る」
これだけをを考えたら簡単でしょ?
「投入した労力と時間とお金に見合う対価が欲しい」というぼらおBの主張は釣師の論理ではなく、社会人の論理なんですよ。
その実は「逃げ」であり「衰え」であり「若さの喪失」なんです・・・









みたいなことをブツブツ呟きながら順路を調べ、チェックリストを片手に荷造りをしているとぼらおCが囁いてくるじゃないですか。


中洲のセクキャバの○○○がスゲーらしいぜ!?このまえ田中さんが言ってたじゃん、今度行こうよって・・・


ええい、オレはいま忙しいの!・・・セクキャバなんて滅んでしまえ!田中さんはダイコンをケツに突っ込んで○ね!
・・・なんて思いつつも一応気になるから「中洲 ○○○」で検索してみると、おおう・・・なんかサービスすげぇなコレ、いったいナンボよこれ?40分4000円?マジ!?
あっヤバい、こんなコト調べてたらどんどん時間が無くなってしまう・・・


ってことで「いまからおっぱいより大切なモノを探しにいく!!」というぼらおAの確固たる意志が揺るがないうちに出発するべく、荷造りや順路サーチも適当なまま急いで車に乗り込んで出発。
田んぼと磯しかないような地域にいくとぼらおCも鳴りを潜めるだろ、的な。









a few hours later





聖 地 到 着





ふんふん、駐車はここ、進入口はここね。
やっぱりこの時間帯だと人いるね。
じゃあね、バイバイ。





いやあ、実はなんとなく、近くの別の場所のほうが気になってたんですよ。
聖地は翌日の朝イチに入ればいいやろ、みたいな。
で、セカンド(仮称)に行ってみるじゃないですか。



ふんふん、駐車はここ・・・ここ?
進入口は・・・どこ?



要するに「聖地」でない分、情報が少なくて不正確なんです。
往々にして磯という釣り場は、そういう場所(あまり知れ渡っていない場所)のほうが本当の意味での聖地であることが多いんですけどね(笑)


このセカンド磯は情報によれば比較的優しかった昔の通路がなくなっている(ほぼ間違いない)
そして次に開発されたとされる通路がどうも怪しい・・・自分が見つけきれていないだけかもしれないけど(いまここ)
じゃあ航空写真からみて行けそうだと思ったあの方面は・・・?
ちょっと車を走らせ、駐車スペースを確保しから降りてみることしばらく・・・



い け る 
(多分)



途中まで歩んで十中八九行けるだろうと確信したら引き返してタックルを取り、再びセカンドまでの道を進むと・・・


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つ い た 
(あっさり)


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釣 れ た 
(おヒラ様じゃないし年無しじゃないけど)


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歩く


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投げる


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歩く・・・うーん、薄々知ってたけど、この一帯は意外と浅いのねん・・・
近場のシャローで砂が舞い上がって底荒れしているのが磯まで流れてきてる。
「セカンドは荒れすぎ厳禁」
これは大きな収穫。


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投げる


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歩く・・・先人のスパイク痕をみるとホッとする謎の習性がある(笑)


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投げる・・・ここを渡るには命をリスクする必要性アリ


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歩く・・・ヒエッ!


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そして帰る・・・これ、道け?


いやね、よくみたら自分が来た道とは別の道(のようなもの)があるじゃないですか。
だから帰路は(おそらく)正統とされているその道(のようなもの)で帰ろうとしたんです。
そして道(のようなもの)を登っていくと・・・


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これ、道!?

いや、これが道に見えてしまう自分は(よく行くエリアの常識に)洗脳されているんだ、よーく考え直せ自分。

ライト持ってるか?
→NO

日没まで余裕あるか?
→NO

このクソ暑い中さらなる冒険したいか?
→NO


・・・普通に来た道を戻りたいと思います。




ちゃんちゃん




使ったルアーズ


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ナバロン150F・・・モドキ(苦笑)
翌日もそうだけどウネウネする強ウォブンロールが良かった。
何試してもこれ系(つまりはフィードシャローとか)以外のアクションには出なかった。

こんなタックルを使っています








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使用フィッシュグリップはこちらから
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