師走磯の連戦日記①

wind6v.jpg


初冬の最後の追い込みのシーバスを当てるとデカい・・・味わったことがある人のみぞ知る甘い蜜といっていいほど気持ちイイ。

あ、「デカい」ってのはサイズだけのことだけじゃないよ。

グッドサイズが次から次へとイージーに連発しまくるうえに、連発日和が続くことが(釣り的に)デカい。

一度アレを味わったら冬が待ち遠しくなるんだよなぁ・・・マジで。

ただ、ぼくちゃんはシーバスとは違う、別の冬の贈り物を待っているのだ・・・磯で。





大荒れヒラスズキ

なんてポエムを詠みながら到着した大時化のマイホーム。


PIC_00159.jpg


ちょっと荒れ杉謙信?


予定(妄想)としては満潮スタートのこの磯で5~6匹、隣接している次の磯で足早に3~4匹、潮位が下がったら入れる(かもしれない)磯で4匹、もし時間と体力に余裕があれば更にプラスアルファを狙うかなァ
ツ抜けは当然として、そこにどれだけ上乗せできるかがポイントだよなァ
困ったなァ・・・体力最後まで持つかなァ・・・



なんてカマしてたら・・・ノーヒットノーバイトで終了

次の場所でもまったく同じパターンでノーヒットノーバイトで終了

あ、あれぇ?

この風、このサラシ、絶対に釣れないはずがないんだけど・・?

そりゃあ波が高杉晋作で立てないポイントもあるけど、百戦錬磨のぼらおさんは「そういう時に狙うツボ」を全部抑えてんのよ?

おかしくね?





みたいな感じで動揺して慌てふためくロールプレイを楽しみます。

なんというか、ぼらおさんくらいのレベルになったらヒラスズキってのはただ釣るだけだと面白みが足りなくなるんですよね。

いまの流行りはコレよ、コレ。


「釣れるはずの日にまったく釣れない絶望からの一転攻勢による爆釣絶頂」


2ヶ所目の釣れないクソ磯でウダウダ時間つぶしてるのも意味があるの・・・ただ潮が引くの待ってるだけじゃないの。

キミたちも第九を聴くときに第四楽章だけを聴くようなヤボな真似しないでしょ?

クリスマスの夜に恋人と会った瞬間「さ、セッ○スしようか」みたいなコト言わんでしょ?

ま、そういうことサ・・・ふふふ


PIC_00165.jpg


なんてカマして3ヶ所目に行ったら・・・





全 然 釣 れ ん か っ た





え、え、え?

これマジでおかしくね?

この磯の雰囲気、魚が居ない(居なかった)んじゃなくて・・・もしかして誰かもう撃ったあとじゃなかろうか・・・?

いや待て、時間的にいえば先行者に焼き尽くされていてもおかしくないけど、今日みたいな大荒れの日は相当潮位下がらないと立てないというか、行けないはずなのである。

つまり今ここに立っているぼらおさんこそが唯一無二の踏破者であり、処女磯を攻略するに値する勇者なのである。

が、このコンディションでの完全なる無反応はオカシイ。

ぼらおさんの頭脳は「風読み・魚読み」がハズレたというより、人為的要素が原因だと告げておる。





・・・・と、その時!





「あるもの」をタイドプール・・・というより、浅い水たまりで発見。


PIC_01031.jpg


常日頃から読者に向けて「観察力を養え」といっているのは伊達ではないのである。

海を見ろ。

岸際を見ろ。

足場周りを見ろ。

街中で瞬間的にすれ違うだけの女を凝視するその観察眼・・・半分でいいから釣りに使ってみろ。

釣れる理由、釣れない理由の差はキャスト技術とかルアーアクション技術などではなく、そういうトコロにあったりする。


え、これが何だかよくわかんない・・・?


ぼくちゃん、何気なくこの水たまりを跨いだ瞬間これの正体にピンとくるものがあって、這いつくばって確認しました。


PIC_01033.jpg


おら、ヨツンヴァイになれよ!


PIC_01032.jpg


誰か来たんだな、ここ。

朝イチでは絶対に来れなかった(ンなことやったら即死んでる)

ぼらおさんより(おそらくほんの1時間ばかし)早く来た。

来て、サッと釣って、サッと次へ向かった、と。





うん、イイよ・・・すごくイイ。

このような緻密なランガンタイムスケジュールを組み立てることが出来るハイレベルな人が居るということを知ったのもイイし、(3ヶ所目に)魚がまったく居なかったという理由がスッキリしたのもイイ。

4ヶ所目で残りの体力を完全に使い果たしてもイイけど、今日はこれくらいにしておくのもイイ。

使ったロッド


PIC_01038.jpg



こんなタックルを使っています






関連記事