磯ヒラはバラシ率がヤバイくらい高いってマジ!?①

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港湾シーバスとか河川シーバスのランディング成功率と比較すると・・・

マジ


磯ヒラスズキは「出す」のは簡単だけれども「キッチリ獲る」のが難しい釣りといえるでしょう。
ま、そこが面白いんですけどね

恥ずかしながら正確なランディング成功率を算出するためのデータは持ち合わせていなのですが、体感的にみて、発生したバイトに対して7割以上の確率でランディングまで漕ぎ着けるという事はほぼ無いかと思います。
結局のところ、平均すると50~60%程度の成功率に落ち着くと推測します。

ただし、そこは気まぐれなヒラスズキだからというべきか、バラシ率は常に高いというわけではありません。
ランディング成功率がバイト数に対して6/8(つまり75%)とか4/5(80%)みたいな高い成功率を得られる日もあります。

↑そんな日をキャリアの初期において数回連続で経験して「なんだヒラスズキって簡単じゃん」みたいな勘違いするのが磯ヒラスズキ初心者あるある

・・・が、そういう楽チンな日がある一方で、1/9(11%)とか3/8(37.5%)みたいなキツイ日もあります。

もちろん激シブな日・・・アノ手コノ手秘奥義の限りを尽くしてやっとのことで出したバイトに対してゲットが0・・・つまり絶望の0/1とか0/2に終わる悲惨な日もフツーにあります。

せっかく出した魚が獲れないのは悲しいことですが、このギョーカイにおいては実にありふれたコトですので、ンなことにイチイチ心が折れてたらこの釣り続きませんぜ(笑)




一般論として磯という場所自体が釣りを難しくさせる

これはルアー・餌問わずにどんなジャンルの釣りでも当てはまると思います。
障害物がそこかしこに点在しているうえに海底地形がイレギュラーな磯では、魚に走られていい方角と距離が限られる事が多いです。
掛けるまでは簡単(他の環境より多くの魚信がある、という意味で)かもしれないけれど、掛けてからの難易度が高いのが磯というフィールドの特性。

クエとかイシダイとかの底物もそう。
当然のようにフカセのグレもそう。
青物に関しては常識中の常識。
GTとかマグロみたいな特大級の魚に至ってはほぼ別ジャンルの釣りになるといっても過言ではないようです。

磯ヒラの場合、青物ほどのパワーはありませんがスズキ族特有の「強気一辺倒だとダメ」という事情に加えて、足場や波のコンディションから「自分が魚の動きに合わせて移動しながらあやそうとする行為」が著しく制限される場合があり、それがより一層技術的難易度を高めているんですね。


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ただでさえ磯でやるだけで難易度があがるのに磯ヒラをやる気象条件がより一層難しくさせるということを理解しておきましょう。
話は少しズレますけどバラシが多い魚ゆえに魚影が濃い資源豊かな場所で狙うべき魚であります・・・論理的に考えてそうなります

バラしてしまう理由・・・バイトが浅くクリーンに乗ってない

これは主に次の3つの複合的要素から成り立ちます

a. ヒラスズキは特に警戒心が強い魚でルアーへのアタリもどことなく弱く出ることがある
b. 厚いサラシ越しにはルアーの姿があまりよく見えていないのでルアーが正確に口に吸い込まれにくい
c. そもそも浮力に乏しいサラシの中ではヒラスズキは自由な動きができないのでルアーが正確に口に吸い込まれにくい

abは説明不要かと思います・・・磯ヒラマンが特に勘定に入れておかないといけないのがc

ヒラスズキは浮力が乏しいサラシ層を突き破って海面まで躍り上がることができる魚ですが、それはサラシの中を泳いでいるわけではなく「海中で勢いをつけてサラシの中へジャンプしている」と理解することが大切です。
言葉をかえると・・・ヒラスズキは一度サラシに突入してしまえばその中では方向転換はほとんど出来ない、ということですね。


ヒラスズキは数秒後(あるいはコンマ数秒後)のルアーの未来位置を予測して飛び出している


この概念はマジで重要です。
知っているのと知っていないのとでは橋本環奈(14才)と橋本環奈(20才)くらいの違いがあります。
ルアーの動きが早すぎたり(あるいはサラシ通過時のサラシによる遊泳力低下の影響がなさすぎる)、動きがイレギュラーすぎたりすると、ヒラスズキは目測を見誤ることがあって(サラシ突入中はほとんど修正できないというのも相まって)それがミスバイトに繋がっている・・・つーことです。


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サラシの中でルアーの動きが早すぎたりイレギュラーすぎると・・・

=ヒラスズキが数秒先のルアーの予測位置を見誤る
=ヒラスズキのサラシの中で進路方向修正能力は限られている
=クリーンなバイトになりにくい
=仮に乗ったとしても刺さりどころが悪く身切れをおこしたり、刺さりが浅く一瞬でフックアウトしてしまう


という図式が出来上がるのです。

警戒心が強いのでバイトが浅い・・・というシチュエーションの処方箋は一般的にルアーサイズを小さくしたり、ルアーをちょこちょこ動かしてルアーのシルエットをハッキリ見せないようにしたり、ワームなど「スレに強い」と呼ばれる系統のモノに替えたりするのが有効といわれています。

サラシが厚すぎてルアーの存在をしっかりプレゼン出来てない場合は
→バイブ等を使ってサラシの下のレンジを通す
→オレンジベリーなどのサラシの中でも視認性が高いといわれるカラーを試す
→しっかり水を噛んで大きくクネるようなワイドアクションのルアーを試す
→サラシそのものではなくサラシが消えかかるゾーンを攻める
などの工夫の余地があります。

cへの対処法は単純明快でズバリ、リトリーブスピードを落としてやることが特効薬となります。
もしくは大きなスライドのジャークを入れて一瞬止める、また大きなスライドのジャークを入れて一瞬止める、を繰り返すのもgood・・・・今まで全然綺麗に乗らなかったバイトがビックリするくらい乗るようになります(マジ)
やっぱりヒラスズキも青物と同じで「食わせの間」ってヤツが大切なんですよ。
ルアーがヨタつきながら動いたのち止まるその一瞬の隙をしっかり見てるし、待ってるんです。

以上、問題に対する解決案が存在することを述べておきましたが、前述のとおり「バイトが浅くクリーンに乗ってくれない事態」にはabc3つの理由が複合的に絡んでいる場合があって、すんなり単純に解決してくれないこともあります。
まぁここで「そういう時はあーしろこーしろ」といっても際限がないのであとは各自鋭意努力をなされるよーに(笑)


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ただ、この議論で大切なことは2つ

✓ソコにヒラスズキが居るのに妙に反応が悪くなかなか釣れないという現象に気がつくこと・・・漫然とルアーをサラシにブチこみ続けるような釣りはやめて観察力を磨き養うような釣りを意識すること

✓ヒラスズキがスレきってしまう前に、あるいはヒラスズキが逃げ散ってしまうまでに解決策を見出すこと・・・チャンスは思ったより少なく長く続かないことを常に頭の内にいれておくべし

ぶっちゃけ、この辺が釣れる人と釣れない人の差です。
数が伸びる人と伸びない人の差です。





うわっ・・・簡単なトピックと思って軽いノリで書き始めたら、なんかリアル初心者が読む内容じゃなくなった・・・ま、いいけどさ・・・


続く


このルアー使ってヒラスズキ釣ってきてください写真とってくださいオナシャスなんて頼まれてるけどさぁ・・・あちこちガタがきている体調不良の人つかまえてそれはひどくね?(苦笑)
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