エリア10おじさんの言うことは信じなくてええぞ

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「エリア10おじさんの言うことは信じるな!」

というタイトルを見て

「何だとぉ!エリア10使っちゃいかんのかぁ!?」

と激昂しながらこの記事を開いた人の数 → 274人くらい

え、もっといる・・・?




「エリア10はワシが広めたおじさん」は実在した

・・・いやぁ、ホントに居たんです。
2010年?2011年?
それとも2012年頃だったかな?
いずれにせよ結構昔のことですけど、当時すでにエリア10は押しも押されもせぬ「安いけどめちゃくちゃ釣れるルアー」として全国的に認知されていたんですね。
なにしろ安かったし(実売700円くらい)バチルアーとしても有名だったし・・・とにかく初心者に釣らせてくれるルアーだったんですよ。

ネット上の評判も飛距離に関する事柄以外はよかったし、釣具屋にもいっぱい置かれてたしで、ぼらおさんも普通に使ってました。

んでもってある晩のある港湾で事件は起こったんです。


いや、正確にはエリア10おじさんと遭遇・・・してしまったんです。



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エリア10おじさん:釣れよるか?

ぼらおさん:はあ、まあ、ぼちぼちです

エリア10おじさん:ルアー何使ってん?

ぼらおさん:あ、エリア10っていうルアーです

エリア10おじさん:ほーなかなかツウなルアー使っとるやんけ

ぼらおさん:(いや、めっちゃメジャーなルアーやけど)はあ・・・

エリア10おじさん:ここだけの話な、ワシがそのルアー広めたんや

ぼらおさん:えっ!?マジっすか?

エリア10おじさん:マジや、マジ

ぼらおさん:じゃあテスターとかやってるんですか?もしかしてメーカーの人っすか?

エリア10おじさん:そういうワケやないけどな、ワシがこのルアーを使ってからどんどん広がっていったんや

ぼらおさん:???



話の流れ的にメーカーの人でなかったとしたら釣具業界の人・・・問屋とか商社とか流通系の人で、エリア10に惚れ込んで九州一円の釣具屋に営業を掛けて開拓していった人なんかなと思ったら、それもどうやら違う。

結局のところ、このエリア10おじさんはギョーカイとはまったく関係ない・・・テスターやモニターですらない一般人で、雑誌に寄稿しているワケでもなく釣りブロガーとして情報を発信しているワケでもなくかといって釣具屋に釣果持ち込みしているワケでもない、どーでもいい人であることが判明したんだとさ、めでたしめでたし。
時間返せよ馬鹿野郎



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当時は変な人がいるもんやな程度にしか思っていませんでしたが、今ならわかるんです。
この問題(?)というか、この構図・・・すなわち


「○○というルアーはワシが広めた」


みたいなタワゴトを吹聴するアングラーがあちこちに存在する、ということを。
アングラー界の根深い闇ですね・・・場所(福岡)とルアー(エリア10)の固有名詞を変えたほぼ無限のバリエーションで存在すると思います(苦笑)
こういう人は「○○(←普通の漁港とか)はワシが開拓した」とか「○○でワシのことを知らん人はおらん(いや、オレはオマエのこと知らんぞ)」みたいな”ヌシ”のフリをするのも好きみたいです。

純粋で人を疑うことを知らないぼらおさんは、このエリア10おじさんについてはどうもルアーの開発者でもなくテスターでもなく、業界関係者でもメディア人でもなさそうだぞと判明した時点で、ひょっとしたら有名な釣りブロガーでエリア10の有効性をいち早く発信した人なんかなと推察してみたのですが・・・全然そんなことありませんでした(笑)
話を最大限好意的に解釈するにしても、どこかの河口とか港湾堤防とかでエリア10使ってシーバス釣ったら仲間内でそれが広まった、程度なんですね。
オマエの「福岡のシーバス界隈」の定義はどこぞかの河口の仲間(せいぜい5、6人でしょ)のことを指すんかい

作ってない、取り扱ってない、情報発信してない・・・要するに何もしていないエリア10おじさんのことなんて地球上に生きる70億人のうち99.9999999999%が知りようがないのに。

でもホントに居るんです、こういう人。
もしかしたアナタのすぐ側にいるかもしれませんぞ

もし遭遇したとしてもハイハイと適当に相槌打ちながら聞いくにとどめておきましょう。
真に受けると貴重なニューロンとシナプスの電気活動を無駄にしてしまいますからネ。

「エリア10はワシが広めたおじさん」になるな!

この記事を読んでいるシーバス初心者もいずれ得意なルアーが1つ2つ出来て「このルアーを使わせたら自分の右に出る者はいない!」みたいな自信を持つレベルに達することがあるでしょう。

もしかして誰にも知られていない使い方を探し当てることがあるかもしれません。
もしかしたらその情報を積極的に発信した結果、メーカーの目にとまってテスターやら何やらになるかもしれません。
(これくらいになったらオフィシャルに「エリア10はカレが広めた」といえる)


が、誰しもが知るメジャーなルアーをシーズンの盛りに使って人より多少の釣果を上げた程度で「○○はワシが広めた」なんて誇っるのはヤメといたほうがええです。
そのルアーで同じくらい釣ってる人はちょっと見渡せばゴマンといるはずです。
そのルアーのパイオニアでないならば、他の追随を許さぬ圧倒的な釣果とその詳細な情報の公開が必要となります。
自信を持つのは良いことですが、根拠なき自信を持ってそれを対外的に誇示することは「虚勢を張る」といいます。
客観性を欠くこの行為は多くの場合においてアナタの釣り人としての価値を貶めることになるので十分に気をつけましょう。

チャンチャン!








大都会岡山カラーはワシが広めた(某氏:談)



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