雨上がりのイワシ付きシーバスで大爆釣

DSCN1767.jpg


雨上がりのイワシ付きシーバス・・・略してイワシーバス

ぼらおさんくらいの知識があると梅雨の博多湾イワシーバスのメカニズムの全てがわかってしまうんだよなぁ


ねぇねぇ、知りたい?(チラッ

秘密の中の秘密なんだけどな~(チラッ

え、知りたくないの?(チラッ



DSCN1795.jpg





ま、簡単にいうとですね、博多湾周辺の春の小さなカタクチイワシは「植物プランクトンと動物プランクトンの混食」をしてるんですね。
カタクチイワシという生き物はその幼少期においては動物プランクトンばかり食べているんですけど、成長するに従って植物プランクトンを食べるようになり、動物プランクトンの比率は徐々に下がっていき、やがてゼロまたはゼロ近くになっちゃうんですよ。
ぶっちゃけた話、今の時期の博多湾カタクチイワシは植物プランクトンを食べ始める頃なんスね。
で、植物プランクトンっちゅーやつはですね、暖かい水(博多湾)と冷たい水(流入河川)、塩水(博多湾)と真水(流入河川)がぶつかり混じり合うところでよく発生するんですワ・・・平たくいえば汽水域みたいな塩分濃度が低いところやね。
ほら、キミがどんなにバカでも学校の成績が芳しくなかった子だったとしても、社会の授業で「暖かい黒潮と冷たい親潮がぶつかる三陸沖は世界有数の漁場云々」って習ったの憶えてるやろ?
ソレは結局植物プランクトンの発生とそれを食べるカタクチイワシから始まる食物連鎖のコトなんよね。
初夏の博多湾は梅雨の雨で局地的に同じコトが起きるんよ・・・カタクチイワシの成長時期(つまり植物プランクトンを食べ始める頃)と上手い具合に重なって。


増水した川の真水が湾内に流れこむ

供給された冷たい真水は湾奥で植物プランクトンが増える要因となる

塩分濃度の変化に気がついた湾内のカタクチイワシは植物プランクトンを求め湾奥の塩分濃度が低いゾーンへ移動する

シーバスがカタクチイワシを追ってくる



ま、こういうことヨ。
全然関係ない話だけど、博多湾ボートタチウオは「雨の後は濁りで全然釣れない」ってのがセオリーになってるでしょ?
実は違うんだなぁ・・・湾口にいたカタクチが塩分濃度の低下(これが湾奥のフレッシュな植物プランクトン増加のサインである)に気がついて湾奥に移動した結果、能古島沖のベイト密度が低下するんですね、で、タチウオの密度and/or活性も連動的に低下するから雨の後のボートタチウオは良くないんだよなぁ。
濁りがダメとかいってたら赤潮で濁って透明度が皆無の夏の博多湾でタチウオ釣りが成立するわけないんだよなぁ。
つまり雨後のタチウオ不調現象は「濁り」にその問題であるのではなく、「雨後の濁り」が問題であるということ・・・「濁りとは別の現象に関連するサインやトリガー」であることが示唆されるんだよなぁ。
カラスがカーと鳴いた翌日に雨が降ったからといって、カラスがカーと鳴いたら翌日は雨になるという法則は成り立たないのである。
物事を正しく観測するためには背後に潜む原理原則を知り、正しい因果関係の把握に努めなければならぬ。

博識で公正なぼらおさんはこういうメカニズムをストレートに公開しちゃうわけですが、それは何故かというと

Publish or perish
(公表せよ、さもなくば失せろ)


こういうことなんだよなぁ・・・
アカデミックなスタンスで釣りをするってことはデスネ、進歩のために成果を公表し検証されることを自ら望むモンなんですよ。
(ドヤァ!極まったやろ、このインテリマウンティング!!!)
あ、もちろん釣り場を公表するっていう話じゃないっすよ
森林の在処は指し示した、求める形の材木が欲しければあとは各自で伐採して加工してくれ給え・・・つーことですな


・・・みたいな事を独りでブツブツ呟きながらエントリー


DSCN1706_2020.jpg


まだ明るいね

この日はおそらく最後の13セルテ3012Hの(デイリーシーバスでの)釣行になる。
磯ヒラ用11ツインパ4000XGが死んだので代わりにこの13セルテ3012Hが1.5号タックルのリールとなるのだ。

で・・・


DSCN1714.jpg


↑カメラの都合で夜のショットになったけれど、普通に陽が出てる時にバイブで獲った1匹目のフッコ。

バイブ丸呑みで処理に苦労した・・・




え~冒頭の一文に記事作成のリソースの殆どを注ぎ込んでしまったのでここから先は簡易版でお届けします



バイブの1匹から30分ほど無反応タイムがあり、それから突如として大フィーバーが始まって・・・


DSCN1732.jpg


ブリブリに太った50~55フッコが多数


DSCN1739.jpg


37くらいの金太郎飴セイゴはそれこそ掃いて捨てるほど釣れた


DSCN1731.jpg



マニック135とカッター115の反応が特によかった


DSCN1757.jpg



次点でよかったのはガルバ73かな


DSCN1754.jpg



ミノー類も試したけど、あからさまに反応が悪くなった(苦笑)


DSCN1741_2020.jpg


タイドミノーリップレスでなんとか釣ったけど、露骨にスレた感じがしてなんとも言えぬ微妙な空気が漂う・・・

が、時間をおくとやがてまた釣れだす(笑)


DSCN1735_2020.jpg


ある個体がイワシの残骸を吐き出したので答え合わせが完了。

ウム・・・こやつらは2020年のあいだじゅう、ほぼ湾奥とは無縁の生活を送っていたナ・・・表皮を覆う粘膜の匂いからもわかる(全然ドブ臭がしない)。

念の為、別の個体をお持ち帰り(胃の中身を検分するため・・・案の定イワシまみれでした)


DSCN1759_2020.jpg


それにしても釣れる・・・釣れすぎる(笑)

しかもバイトの出方が豪快でフッキングが綺麗にキマるヤツばかり


DSCN1761_2020.jpg


フッキングが確実にキマったのに逃したのは2匹だけでした
(そのうちの1匹が確実にスズキサイズだったのでそれだけは無念である)
回転率を上げるために足元まで寄せたヨンゴーフッコ以下はその場でロッドをシェイクして振りほどくくらい頑張ったんですがね、サイズはゴーゴーがマックス。


釣った総数は確実に20+

もう少し粘ったらおそらく30に届いていたことでしょう


ふと頭の中に6月のキャッチ数を思い浮かべる・・・ツ抜けが2回でしょ、5匹以上釣ったのが4回くらいあるでしょ、えーと、えーと、今日の足し合わせると・・・


あ、粘って30までやっても6月だけで100匹には届かんわ


つーことで「釣ろうと思ったらまだ釣れるけどね、ふふふっ!」的な余韻に浸りながら納竿。

使ったルアーズ


DSCN1724.jpg

湾奥で使うのは多分(釣れすぎて)反則だろうと思ってたヤツを投入・・・案の定って感じ
これ沖堤とか使うとマジでやべーことになるぞ


こんなタックルを使っています


DSCN6262.jpg



過酷な磯専用機になる前に湾奥でイージーな釣り堪能できてよかったな!






関連記事