ヒラスズキ狙いが青物狙いになってなぜか春告魚に会う

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ピーピーピー
バックからします
ご注意ください

ピーピーピー
バックからします
ご注意ください・・・



いやまてよ、ここは


ピーピーピー
バックでします
ご注意ください

ピーピーピー
バックでします
ご注意ください・・・



こっちのほうが語感的にしっくりくるんじゃないか・・・?
そう迷いながら、「街中で時々聞くあのアナウンス」の真似を磯の上で延々と繰り返しているのはぼらおさんである。

というのも





後からやってきた馬鹿で間抜けでクズできっと何をさせても無能な青物マンが「潮位が上がって今の足場が危険になった時の移動先」であるぼらお領を侵犯し、いまから1時間もすればこの磯で青物狙いを続けることが出来なくなるのが明確であって、スケジュールの組み立てに頭が一杯であったからである。
何か面白いことを思いついて自分を慰めようとするのは当然の成り行きであるが、いつのまにか「ピーピーピー・・・バックします」のほうがプライオリティへと成り代わっていたのである。


ピーピーピー
バックでします
ご注意ください

ピーピーピー
バックでします
ご注意ください・・・



ン・・・やっぱりこっちだな。

最重要項目が決すると山積していた残りの課題もスーッと片付くものである。
よし、まずはここより撤退する・・・そして最高の頭脳で考えた最強の磯ランガンを行う。
ざまーみやがれ、オマエ(誰?)はこの磯で鱒でも掻いてろ!クスクス

よく考えてみると、この日のコンディションというか「運の巡り合わせ」は最悪であった。


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まず最初に波がそこそこ残っているけれどシケ下がりで潮の動きも大きく、馬鹿で間抜けでクズできっと何をさせても無能な青物マン(こういう日の地磯に出現する青物マンは磯のキャパシティや他人との距離感が読めない・・・荷を広げて自分の場所を主張しつつジワリジワリとにじり寄って人のポジションを侵食する姑息なヤツらである可能性が非常に高い)が増殖する可能性があったこと。

そして次に、青物の単発ボイルが眼前で1回発生したために自分も青物狙いで(珍しく)粘るつもりになって当初のランガンスケジュールを全て破棄していたこと。
・・・最初はヒラスズキにフォーカスを合わせていたんですがね、某君が

「ぼらおさんもこのルアー(ヒラフィードGP128のゴーストオレンジ)使ってみてくださいよ、今まで釣れなかった魚が釣れるようになりますから・・・あっ、フィードシャロー128プラスはダメですよ。ヒラフィードGPのこのカラーじゃないとダメですから。」

みたいに、まるで象牙の塔から下々を見下ろすような感じで煽ってくるじゃないですか。
しゃーねーな、確かあの釣具屋がgo phishの品揃えよかったよなって行ってみたら、go phishのブツがほぼ全滅してるじゃないですか。
え、今ヒラスズキルアーが人気なん・・・?
まあほぼ同じようなモンだからこれでいいだろと思って、以前どこかの川で拾ったコレ(ノーマル128)でやってると


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案の定無反応じゃないですか。
やっぱり騙しやがったなファック。
何が今まで釣れなかった魚が釣れるだよ畜生め。


そうやって時間を無為に費やしているあいだに続々と青物マンが降りてくるじゃないですか。


誓っていうけれど、フィードシャローというかヒラフィードというか、まあその忌々しいルアーの話がなければ既にヒラスズキを5億匹釣って磯を焼き尽くして次の磯へと移動していたはずなんです。
ところがフィードシャローではいつまでたっても釣れないし、青物マンが次々と降りてきて磯内でのランガンができなくなるし、青物のボイルがあったと思ったらいつの間にか我が領土は「もうすぐ水没するここ」だけになっているしで、もう滅茶苦茶ファックな状態になっちゃったんです。

そりゃあ


ピーピーピー
ファックします
ご注意ください

ピーピーピー
ファックします
ご注意ください・・・



みたいなことの一つや2つ、口走りたくなるのも当然ですよね。

そうこうしているうちに波が足場を洗うようになって、避難先と思っていた真横の(ほんの少し高い)釣座で素知らぬファック顔で釣っている阿呆に呪詛を投げ掛けつつ、退場。
◯よ、クソが。
ま、オレくらいのレベルになると直ぐに軌道修正を図って爆釣に至るんだけどね、まずアソコに行ってヒラスズキを爆りつつ、それから隣接してるアッチにも行ってヒラスズキと青物の両狙いでムホホホ・・・と妄想に耽けながら帰路を頑張ってからの再出発。

車を走らせること1時間あまり、現場に到着したけれどまだ潮位が高すぎるなってんで、軽食を摂ってからしばらく車内で休憩してると・・・












いつの間にか夕方になってた


え、まって、ひょっとしてこれタイムリープってやつ?
ちょっと寝てたら時間が飛んでいるんですけど。

まさか・・・スタンドの攻撃ッ!?


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ド干潮どまりで、ウネリは大幅に弱体化しており、おまけに時間的に移動の余地はない・・・最悪の条件での一発勝負である。
つーか、自分が寝ている間に誰かが来て焼き尽くしていった可能性すらある。
どないせーちゅうねん。
これ無理やでホンマにもう。






(15分後)






ハァ、それでも釣れてしまうんだよなぁ・・・
誰かオレを打ち負かしてくれ・・・
敗北を知りたい・・・



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40くらいのマメサイズだけど(笑)


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このレッドヘッドは絶対に裏切らない

マメとはいえ、某君お勧めのヒラフィードGPのせいで1日が台無しになりかけたところに現れた救世主である。

あー肩の荷が下りたってことで、気を楽にしながら探っていると・・・


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うひょ~!


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サイズアップも嬉しいけど、「このサラシからは釣れない」と思って長年攻略できずにいたサラシをついに攻略したのが嬉しい。


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ヒットルアーはコチラ


↓この場は潮位が高い時はこんな感じにエエ雰囲気が漂っているんですけどね、潮位が高いと行けない・立てないとは言わないまでも、行き難いし立ち難い。


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かといって潮位が下がると複雑な地形を作っている根が全部露出してスリットも消滅して、ヒラスズキの付き場所が無くなってしまうし、なによりサラシも出にくくなる・・・

と、思っていたら、なんとなんと・・・ここはド干潮が正解なんですナ。

ヒラスズキはもしかしたら最満潮時にはこのサラシの中へ入っていくことが出来るかもしれないけれど、最満潮時に人間はここまで到達できない。
で、人間がここまで入ってこれるようになる潮位になると、ヒラスズキはサラシの中に滞在できなくなっている、と。
そしてその潮位の頃合いはヒラスズキにとってあまり魅力的な場所ではなくどっかに行っているんですね。
でも潮位が下がりに下がって根とかスリットとかがまったく関係なくなったところで、サラシというより払い出しにまた付くようになると。
へー、面白いワ。


よっしゃ、ここはもう終わりやなということでシンペンを適当に遠投しながら磯の入り口に戻っていく途中で・・・


ん?
何か今あたった?
つーかもう釣れてる????



みたいなヒットが発生。


何にもない沖なのでヒラスズキでは30000%ない。
位置的にはマルならありえるけど、引きが軽すぎてマルでもない。
青物や真鯛も同じ理由で、ない。
チヌも「沖すぎる&軽すぎる」という理由から消去される。
イサキ・・・にしたってちょっと軽いような気がするし、引きの質も違う。
?????
回遊中のアジかサバかな?
疑心暗鬼になりながら回収してみると・・・


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メバル!

回遊中のメバルが表層まで上がってきたか、あるいは自分が知らぬシモリがあって、たまたまその真上をシンペンが掠めていったか。


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メタボよのう(笑)

なーんて感心していると付近のタイドプールにメバルの巣があるのを発見


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この稚メバルの群れ、みえる・・・?


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メバルが育ちやすい磯なんやな、ここ。
付近一帯の海底には多くのゴロタやシモリが転がっているはずや。
深いようにみえてあの辺りから浅くなりだすのかもしれんな。
となると・・・ここは潮の入りがいいように見えてエクストリームな環境にあるのではなく、実は何かが防波堤のような機能を果たしているはずや。
ここは侵食作用と堆積作用の両方が働く「湾」の出入り口にあるような磯なんやな。
(グーグルマップを開く)
ウム・・・納得いったワ。
おもろかったでぇ!
ヒラフィードGPなんて最初からいらんかったんや!
青物狙いなんてせんでよかったんや・・・Vやねん!

使ったルアーズ


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残り少ないらしい・・・急げ!

こんなタックルを使っています









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