ツ抜け確定の冬爆劇

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この上なく「雰囲気」が出ている日である。
前回の釣行と打って変わって気温は低く、どんより曇っていて、時々降る雨はミゾレになりそうな予感がする。
春をまったく感じさせない、時計の針が巻き戻ったかのような日だ。

が、こういう日はまず人が磯にこないので、落ち着いてスケジュールをこなして行くことが出来るから好きだ。
しかも海の様子が飛び抜けていい・・・ウネリがまとまっていて(ガチャ波がない)ルアーを流しやすいし、イロイロなことを試しやすい環境がある。


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・・・みたいなことをチー牛っぽく独りニヤニヤ暗く笑いながら呟いてエントリー。

まずまずの実績を持つ、とあるサラシからスタートしようとした瞬間


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なんとなく今日は

「積極的にミノーをジャークしたほうがいい気がする」

みたいなアイデアが降りてきたので実行してみると・・・


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はい、ドカ~ン!

と、一発でヤバイ体型してるヤツが出てきました。


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ヒットルアーは神ルアーの一つであるタイドミノースリム140(非フライヤー、非SLD145)、タングステン化する前の旧モデルですね。
不安になるくらいの小さなウェイト球が使われていますが、重心位置や飛行姿勢が抜群にいいせいか、今でも普通に実戦に投入できるミノーです。
まぁやっぱりタングステン化されたバージョンのほうが好きなんですけど。

このタイドミノースリム(マイナーチェンジ後のタングステン化バージョン)こそが皆が一番欲しがっているタイドミノーなのに、今現在作られてないし売られていないけど公式的にはまだ廃盤になってないよ、という不思議なルアーです(笑)


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このハラボテ感、やべーだろ・・・クソ重いし。

で、長さは・・・70ちょい、と。


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まぁこれくらい良い魚になると全長はオマケですね。

ぶっちゃけこの1匹で既にちょー満足。

こういう美しい魚は早く戻してあげないとね。

・・・からの


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同じサラシから次から次へと飛び出してくるフッコたちを仕留めきれず(出たけど乗らない、乗ったけど即バレ等)・・・

↑の写真の左のフックの1本がさっきのヘラブナ体型によって少しだけ開けられていたことに注目
今考えるに「乗ったけど即バレ」の原因はこれにあったかも



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ようやく2匹目をクリーンに掛けたと思ったら、開きかかりの弱っていたフック(気がついていなかった)を伸ばされて終わり
中々のサイズだったっぽいが・・・残念


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ルアーを替えて続行するも、セイゴフッコが(出るのは出るけど)一向に乗らずで、この一つ目のサラシを焼き尽くしてしまいました。

が、一つのサラシからここまで反応が出るということは・・・





これ、爆ってるんじゃないの?



今日、これからもっとスゴイことになるんじゃないの?



これってもしかして・・・ふ、ふ、冬・・・ば、ば、bak@#.,=dp**;





という想いが脳裏をよぎります。


なんか、こう、次のサラシで確かめるまでに言葉に出してしまうと裏切られそうで、とてもドキドキします。

そしてやってきた次のサラシ・・・


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どきどき・・・

ドキドキ・・・


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どんっ!

あ、これは冬爆です。

本当にありがとうございました。

リリースしてすぐに


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どんっ!

・・・っと次が。

あ、これ、多分ツ抜けます。

今まで本当にありがとうございました。

使ったルアーズ

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巻いてよし、ジャークさせてよし、1本750円くらい。

こんなタックルを使っています







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