俺の13セルテ3012H

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おそらく「アタリ個体」と呼ばれるブツなんでしょーね、これ。

9年使っています

どんだけ釣っても
どんだけ潮被っても
どんだけ水没しても
どんだけOHに出しても
一回もギア交換されてないです

当初、磯の担当は11チンパ4000XGで、この13セルテ3012Hはライトショアジギやサーフや河川シーバスの担当でした。
が、11チンパが(磯の過酷な使用に耐えかねて)ゴリシャリの極みに達したので13セルテ3012Hが磯にスライドし、ライトショアジギやサーフや河川の担当は19セルテLT4000-CXHになっています。

もう既に11チンパより長い期間、磯の1.5号を担当していますが未だに終わる気配がないです。





この個体の何がアタリかというと、おそらくはギアというよりボディの噛み合わせ。

ゴリシャリ感が出た時はいつも「こいつもついに終わりか・・・ギア交換費用がかかるなら止めてもらおう」なんて考えてるんですけど、いつも左右のドライブボールベアリング交換(時々ピニオンボールベアリング)で終わるんですよね。
中に水が達したことがないっぽいです。


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磯においては日常的には潮は被るわ、立て掛けておいたところに波が上がってきて半水没するわで、酷使され続けてるんですけどね。

ちなみに最近はドライブボールベアリングがシャリってもすぐOHには出さずに(ダイワ的には禁断の)注油して誤魔化してます。
いよいよ酷くなったらOH出せばいーじゃん?みたいなテキト-感で生き長らえています。


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このボディの気密性の高さゆえにギア交換をしたことがなく、ライフサイクルコスト的にはありえないレベルの優良リールとなっています。
なお、9年間の運用史上最大のトラブルはローター逆転現象が1回発生したことです。
(↓の真鯛はそのローター逆転病が発症中に釣り上げた一匹)
修理費用は覚えていませんが目ン玉飛び出るようなものじゃなかったような・・・?
ラインローラーのトラブルはいままでゼロ。
ベール下がりの症状はあったけれどOH出しの際に直されている気がする。
ちなみに13セルテは3台所有していますが、全部が全部この3012Hほど良いわけではないです。
アタリの順でいうと3012H>2510R>2500かな。


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ぶっちゃけもう十分にペイしているので、壊れてもいいや(ここでいう「壊れた」とはメインギアユニットの交換が必要となったとき)という開き直りの運用が出来るのも強みの一つ。
根拠はありませんが、おそらく19セルテを磯に転用してもこれほど長持ちしないであろうという予感がしています。
だってソルティガやキャタリナですらこの個体くらいタフじゃないんだもん・・・

ブリも釣った(なぜか1.5号タックルを持ち出している時のほうが青物が偶発的に掛かってしまう気がする)
大鯛も釣った
ヒラスも釣った
ヒラメも釣った
マルスズキとヒラスズキはめっちゃ釣った


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そして多分、これからもマルスズキとヒラスズキをめっちゃ釣り続けることになるでしょう。
このリールのお陰(?)で巷でリールのモデルチェンジがどーので新機構があーだとかギア素材がわーわーとか騒がれても、まるで関心がなくなりました。
「その時」がきたらきたで、11チンパと並んでデスク上のオブジェにジョブチェンジする予定です。

あ、カーボンラウンドノブやらATD化の純正ドラグワッシャーやらリールスタンドやらBBチューンやらやってますけど、全部大昔に施したヤツで今はそれほどこだわりは無いです(19セルテはドノーマルで使ってます)。
ただ磯はやっぱりちょっと大きめのラウンドノブがいいですね。
リールスタンドも防水性が犠牲にならない、ちゃんとしたヤツならあったほうがいいかな。

巻いている糸はよつあみアップグレードX8 ペンタグラム200m 1.5号30lbでリーダーは春秋がグランドマックス(赤)8号30lb、冬はVEP8号30lbで安定してます。
スプレーは毎回する派・・・ただしお高い釣り用のヤツではなくホームセンターのシリコンスプレーをする派です。
今はエーゼットの「滑るグリーン」を愛用中。
よつあみアップグレードx8(&その他の構成)は下ろしたてならヒラス相手にも相当戦えるのがわかっているので、この構成はよほどの理由が無い限りは変えないと思います。







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