裂波の威力

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人権派磯ヒラ師ぼらおさんの朝は早い・・・

つーか、いよいよ早起きせなアカン季節になってきたなぁ

今日の上はワタ抜きの単純レインウェアでいいやろなぁ





と、いうことでやってきた4月の磯


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ついさっきまで雨が降っていたので湿気ジトジトである。
途中のヌルヌル赤土で尻餅2回ついたぞksg

ハッキリいうと今日の見込みはそれほど良くない。

数時間前に風が吹いていた方向と、今から吹く方向が違うのである。
今日の期待値が60程度だとすると明日の期待値が40、そして明後日の期待値が100オーバー・・・行くなら明後日であることは明白・・・なのだけれども、毎回ベストな選択ができるとは限らないのがオトナって生き物。
「配られたカードで勝負するしかないのさ」ってスヌーピーもいってるしね。

・・・からの


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初投でフッコげっと。

こういう難しい日の初期段階でボウズが回避されると本当に気持ちが楽になります。

からの・・・


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2投目のピックアップ寸前で2匹目げっと。


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1匹目も2匹目もヒットルアーは廃盤のハードコアミノー150
サイズ感が少し大きかったのか、2匹目はチェイスから食わずの「見」の時間が少しあって、(一瞬の判断で)回収間際でジャークさせてボディを平打ちさせると堪らず食ってきました。


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なんかすんげー使い込まれた歴戦の勇士っぽい雰囲気ありますが、中古で398円くらいで買ったときからこんな感じでした(苦笑)



今日は実はアタリの日かも・・・?



な~んて少しだけトキメキ感を味わえたのはこの開幕サラシだけ。

あとはただひたすらの虚無。

次の磯もパーフェクト虚無で終えると「磯の鬼」にして「ヒラスズキマエストロ」の異名をとるぼらおさんは悟ります。

今日、この日の風向きを釣るべきではない、と。
前日前夜まで吹いていた風を釣るべきである、と。

で、やってきた3rd磯。
ここを選んだのはもちろん「前日前夜まで吹いていた風」が当たる面だったからです。


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・・・が、やはり「前日の風が当たっていたけど今は裏になっている磯」はサラシが特にしょぼい。

読みが外れたというか、深読みしすぎてしくじってしまったか。








(最後のサラシを残してノーヒットノーバイトのパーフェクト虚無)







からの・・・


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ハードコアミノー150では少し大きい感があったことを踏まえての裂波120を積極的に動かすメソッドでセイゴゲット。


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何も考えない裂波のただ巻きで裂波の威力を知り、色々考え試した上でのただ巻きで裂波の偉大さを知る。
・・・が、裂波をアクションさせてみると更に「深さ」があったことに気がつく。
人は裂波で始まり、「個性」をだそうとして裂波から離れるも、やがて裂波に戻ってくるのだ。

ふふ、君たち(←誰?)も早くこの「高み」に登ってこれるといいね。

なーんて独り言をブツブツ呟きながら


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カラーを替えて同じ「裂波を動かすメソッド」で4匹目のセイゴ追加。
ちなみに外掛かりの1バラシと1ミスバイトがありましたが、どちらも不可抗力つーか、まあそんなモンでしょう。


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よし・・・ヒィヒィ言うようなサイズでもないし、この2匹は持ち帰ろう。
てな感じで3rd磯をフィニッシュ。
いやー、最後のサラシが本当に良かった。
深読みしすぎたけどやっぱりこの面に残っていた。

で、結論といいますか、本日のアナリシスですけどグッドサイズは(おそらく)望めない日ですね。
遊泳力のないコイツらは風向きが変わった今日も磯にへばり付いているわけですが、遊泳力のあるスズキサイズは前日の風に送られるがままに沖に出ちゃったんだと思います。
そやつらが磯に戻ってくるのはタイムラグがあるので明日か、明後日。
明日の朝の風は弱いので、明日の夕マズメから明後日の朝にかけて戻ってくる可能性が大か。

つーわけで自分にしては珍しく3磯で終了と相成りました。
「前日までの風を狙う磯」はまだあるんですけど、サラシが更に収まっているのは明らかで期待値が低く杉田元白なんですね。
労力とリターンが見合わないっすわ。
厳冬期なら「貴重な1匹」を追求するために行くのを厭わなかったと思いますが、何しろ季節はもう春・・・セイゴ1匹のために走り回るのはちょっと、ね。

使ったルアーズ

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こんなタックルを使っています







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