2023年博多湾初陣

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時は来た・・・それだけだ


と、呟くなりおもむろに浸かり始めるぼらおさん。





一つ前の潮で参戦しても良かったけど、諸事情により今年のデイリーシーバス始めはこの潮から。
まあ仮に一つ前の潮に行けたとしても、おそらくはナシのつぶてだったでしょう。
というのも一昨年の春からシーバスの戻りが遅くなってる気がするんですね。

「湾口には戻っているがそこから進まない」

という現象が2021年から発生し、去年も今年も同じ状況が続いているような気がします。
もちろん理論派のぼらおさんは「なんとなく」な印象論で物事を語るような真似はいたしません。
理論派であればあるほど実証検分の大切さがわかるもんなんですね、ハイ。
そういう意味で

春先に湾口周辺で漁師によって水揚げされるマルスズキの時期と量を毎年チェックしている

ワタクシに死角はありません、ハイ。
去年はもうすこし状況が良く、湾口から「湾内某所」には比較的早く移った(しかしそこから湾奥には中々行き渡らなかった)のですが、今年はまだ「湾内某所」にいる気配すらなくて随分ヤな感じがしてます。
あ、ちなみにですが

「なぜ2021年から戻りが遅くなったかの理由」

についてはわかりません。
まぁおそらくは水温でしょうけどね。
もちろん湾奥のベイト事情(水温がよくないからベイト事情がよくないという相関性の問題でもある)も関係しているでしょう。
単純に今の時期の湾口付近のベイト事情が2021年から何らかの理由により良くなった可能性があり、そこから動きたくないのかもしれません。

ま、よーするにシーバスからすると湾奥にはまだ進みたくない・進む理由がないという合理的理由が存在するはずなのですが、それが何であるかは断言することができません。
複合的な理由が存在するのかもしれません。
高みに登れば登るほど知れば知るほど、確信が持てないことについて「あれはああだ、これはこうだ」と断言することが憚られるようになるわけですね。
無知の知というヤツです。

・・・と、話がズレましたが、もし今年もシーバスの戻りが遅いのならば3年連続で同じことが起きているわけで、これはもう博多湾シーバスにレジームシフトが起きているといっていいでしょう。
早ければ3月の終盤のいい潮の頃に戻ってきて4月には普通に釣りを楽しめていたのが、4月の半ばどころか末になってもスッカスカの魚影のままという事態は、まさにそういうことです。


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みたいなことをブツブツ独り喋りながらエリア10の大都会岡山カラーを投げること30分


これは駄目なヤツや


なかなか良い感じの上げの流れが出ていますが、反応は完全にナッシング。
何が最強大都会岡山カラーだよ・・・○よクソが。
まだ居残っているカモと時々飛び跳ねるボラを眺めながら下げまで待つ自分、という構図がどうしても受け入れられないので(当初はここで続ける予定だったが)下げの流れを撃つために某ポイントへ転進。


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・・・からの


腰まで浸かって下げの流れを撃ち続けること1時間半・・・フグらしきアタリが3回とドチビセイゴのミスバイトらしきアタリが1回で終了。


いや、本当に冷たかった。
ツラかった。
ベイトの姿がまるで無かったし、捕食音もまったくしなかった。
釣れない釣りに労力を費やすのは無駄とは思わないし、釣れないことを確認できたのは収穫であると思いますけど、真冬の磯ヒラスズキより辛くて冷たいデイリーシーバスってどーよと思うわけですよ。
風邪ひきかけるしマジクソ。
下げはオワコンよ、オワコン。
次回は上げ狙いやな、上げ。

使ったルアーズ




こんなタックルを使っています






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